平成24年11月27日 火曜日
「ミスをするから成長する…2012」
日曜日のミニバス市内大会決勝トーナメント初日…2試合行い2勝ちしましたが、1試合目と2試合目のチームはまったく別のチームでした。
相変わらずのミスの連鎖…パスのミス、パサーとレシーバーの関係で、ブレイクの時のパスの出しどころ、パスの受けどころのズレからターンオーバーを繰り返し、
リバウンドルーズをマイボールに出来ない。
いずれも原因はわかっています。
それを課題にして練習メニューを作り、こなし、練習試合で練り上げて、公式戦に臨むと、
また、同じ繰り返し…、ベンチの指示はメンタルが中心です。
さて…とにかく、ここまでチームが仕上がってくると、ひとりのミスの連続がチーム力を削いでいきます。
中学、高校以上の試合なら…同じミスを繰り返す選手は、すぐにベンチに下げられるでしょう。
ミニバスではルール上、そしてミニバスの精神からは、そういう子供をベンチに下げることはできません。
しかし思うに…仲間のために!と言うならば、 また、いくらコーチが語り、プレーをさせても出来ないならば…その起用の仕方を考えざる得ません。
確かにいいプレーをするのです。しかし、それ以上にミスを繰り返すのです。
そのあと…ミニバスの子供達のミスについて考えてみました。
そこで思い至ったのは…子供達はミスをするところから始まるのです。
生まれて初めてバスケと出会い…真っ白なところから技術やチームプレーを学んでいくのですから、
最初から出来るはずがないのです。
それはミニバスの最上級生になった6年生も、成長したといっても子供としては… まだまだ成長している途上にあります。
成長する途上にあるということは、ミスをすることで成長するのです。
チームプレーの基本である…仲間のために!と心に刻んだ最上級生の6年生です。
試合中に同じミスを繰り返し…仲間のためにプレーが出来ていないと自覚しているのは本人です。
どうしてもトラベリングを繰り返す、どうしてもゴールを焦ってパスをミスる、イージーシュートを外し、カウンターブレイクで得点される。
…と思ったら見違えるような速攻で、かつパワフルなバスケで魅了する。
一体、どっち?….と思い、どちらも本当の姿なのでしょう。
子供達、本人自身もわからないのです。
そもそもミスをするつもりでプレーをしているのではないですから、
それを公式戦で目に余るほどするから…、コーチは呆れるように叱るのですが、
公式戦だからこそ、子供達の頭は真っ白になってしまう…のでしょう。
ミスを繰り返す子を落ち着かせたいのですが、
ミニバスでは4Qでしか選手の交代はできないので いかんともし難いのです…
そして、チーム力の気持ちの弱さが、全力を出せずに終わった試合に悔やむのです。
チーム力としての心の強さを育てるのはコーチの責任です。
一方で、その公式戦のミスが本人を成長させていくものだと思いました。
リバウンドルーズは、まだボールを見ていることもありますが…
前よりもボールを自分のものにしようとする強い気持ちのプレーを見ることができました。
子供達は仲間のために懸命にプレーしているのです。
子供達は何らかのミスをします。
しかし、それを単なるミスで終わらせることなく、あきらめない心でチームの仲間みんなが果敢に攻めていきます。
まさに、ひとりの仲間のミスをチームでカバーするようにプレーするのです。
ある審判の方で、教育者としても素晴らしい方が話してくださいました。
『コーチは忍耐強く、子供達のプレーを見続け指導していくことです。
コーチがあきらめたら、子供自身もダメだと思うのです。
いくら失敗をしても…その子の持ち味を活かすプレーを続けさせることが大事です。
ミニバスで、それが開花しなくても必ず近い将来に開花します。』
このお話しを聞き、自分のコーチとしての未熟さを思い知りました。
私自身ミニバスは…、バスケは楽しいぞー!と子供達に思ってもらい、
そのバスケが好きだという気持ちを心に刻んで、次に進んでいくためのものだと思っていたことを忘れていたようです。
今の子供達の能力の高さに、勝つことにこだわり続けるようになっていました。
まさに反省です。
今は、子供達自身が勝つ喜びを知り…負ける悔しさを知りました。
コーチが思う以上に子供達の気持ちは強くなっていると思います。
ミスをすることで、明らかに子供達は成長しています。
願わくば、公式戦でその結果を出して欲しいと思います。
コーチのためではなく、親のためでもなく、自分のために…そして、仲間のために、
あきらめない強い気持ちで全力でプレーしてくれることを望み…子供達の指導に努めたいと思います。
ミニバスのコーチの初心に立ち返ることが、今の私の課題です。
「ミスをするから成長する…2012」
日曜日のミニバス市内大会決勝トーナメント初日…2試合行い2勝ちしましたが、1試合目と2試合目のチームはまったく別のチームでした。
相変わらずのミスの連鎖…パスのミス、パサーとレシーバーの関係で、ブレイクの時のパスの出しどころ、パスの受けどころのズレからターンオーバーを繰り返し、
リバウンドルーズをマイボールに出来ない。
いずれも原因はわかっています。
それを課題にして練習メニューを作り、こなし、練習試合で練り上げて、公式戦に臨むと、
また、同じ繰り返し…、ベンチの指示はメンタルが中心です。
さて…とにかく、ここまでチームが仕上がってくると、ひとりのミスの連続がチーム力を削いでいきます。
中学、高校以上の試合なら…同じミスを繰り返す選手は、すぐにベンチに下げられるでしょう。
ミニバスではルール上、そしてミニバスの精神からは、そういう子供をベンチに下げることはできません。
しかし思うに…仲間のために!と言うならば、 また、いくらコーチが語り、プレーをさせても出来ないならば…その起用の仕方を考えざる得ません。
確かにいいプレーをするのです。しかし、それ以上にミスを繰り返すのです。
そのあと…ミニバスの子供達のミスについて考えてみました。
そこで思い至ったのは…子供達はミスをするところから始まるのです。
生まれて初めてバスケと出会い…真っ白なところから技術やチームプレーを学んでいくのですから、
最初から出来るはずがないのです。
それはミニバスの最上級生になった6年生も、成長したといっても子供としては… まだまだ成長している途上にあります。
成長する途上にあるということは、ミスをすることで成長するのです。
チームプレーの基本である…仲間のために!と心に刻んだ最上級生の6年生です。
試合中に同じミスを繰り返し…仲間のためにプレーが出来ていないと自覚しているのは本人です。
どうしてもトラベリングを繰り返す、どうしてもゴールを焦ってパスをミスる、イージーシュートを外し、カウンターブレイクで得点される。
…と思ったら見違えるような速攻で、かつパワフルなバスケで魅了する。
一体、どっち?….と思い、どちらも本当の姿なのでしょう。
子供達、本人自身もわからないのです。
そもそもミスをするつもりでプレーをしているのではないですから、
それを公式戦で目に余るほどするから…、コーチは呆れるように叱るのですが、
公式戦だからこそ、子供達の頭は真っ白になってしまう…のでしょう。
ミスを繰り返す子を落ち着かせたいのですが、
ミニバスでは4Qでしか選手の交代はできないので いかんともし難いのです…
そして、チーム力の気持ちの弱さが、全力を出せずに終わった試合に悔やむのです。
チーム力としての心の強さを育てるのはコーチの責任です。
一方で、その公式戦のミスが本人を成長させていくものだと思いました。
リバウンドルーズは、まだボールを見ていることもありますが…
前よりもボールを自分のものにしようとする強い気持ちのプレーを見ることができました。
子供達は仲間のために懸命にプレーしているのです。
子供達は何らかのミスをします。
しかし、それを単なるミスで終わらせることなく、あきらめない心でチームの仲間みんなが果敢に攻めていきます。
まさに、ひとりの仲間のミスをチームでカバーするようにプレーするのです。
ある審判の方で、教育者としても素晴らしい方が話してくださいました。
『コーチは忍耐強く、子供達のプレーを見続け指導していくことです。
コーチがあきらめたら、子供自身もダメだと思うのです。
いくら失敗をしても…その子の持ち味を活かすプレーを続けさせることが大事です。
ミニバスで、それが開花しなくても必ず近い将来に開花します。』
このお話しを聞き、自分のコーチとしての未熟さを思い知りました。
私自身ミニバスは…、バスケは楽しいぞー!と子供達に思ってもらい、
そのバスケが好きだという気持ちを心に刻んで、次に進んでいくためのものだと思っていたことを忘れていたようです。
今の子供達の能力の高さに、勝つことにこだわり続けるようになっていました。
まさに反省です。
今は、子供達自身が勝つ喜びを知り…負ける悔しさを知りました。
コーチが思う以上に子供達の気持ちは強くなっていると思います。
ミスをすることで、明らかに子供達は成長しています。
願わくば、公式戦でその結果を出して欲しいと思います。
コーチのためではなく、親のためでもなく、自分のために…そして、仲間のために、
あきらめない強い気持ちで全力でプレーしてくれることを望み…子供達の指導に努めたいと思います。
ミニバスのコーチの初心に立ち返ることが、今の私の課題です。