バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

バスケが繋ぐ想い…2012

2012-11-01 05:58:24 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 1日 木曜日
 
「バスケが繋ぐ想い…2012」


今年も、9月の末から始まった関東大学バスケの男女リーグ戦が終わりました。

息子の大学は、11勝7敗の戦績で、10チーム中 3位に入賞しました。

同じ大学の女子は、二年ぶりに一戦必勝の入れ替え戦に臨み、一部残留を決めました。


二年前の、あるバスケ日記を思い出しました。

二年前にリーグ戦14連敗で臨んだ入れ替え戦…そして一部残留を決めた試合でした。

『昨日、二ヶ月に渡る長いリーグが終わりました。

振り返って一言で言えば、とにかく辛かった。

リーグが始まる前にあった体重が、8kgも減る脅威。

何も出来ない自分に不甲斐なさを感じて…

また色々あって、リーグ戦前からみんなが弱気になって、チーム一丸になれなくて、正直チーム力なんて微塵もなかった気がする。


そんな最悪のチーム状態で臨んだリーグ戦…それが14連敗っていう結果に繋がったわけだけど。

初め応援してくれてた人達も、だんだん来なくなった。

当たり前だよね。見てて疲れる試合だったと思う。

だけどそれでも、たったひとり、14試合の全てを最初から最後まで、応援席で見守ってくれてた人がいました…母です。


今日勝った後も、母の顔を見た瞬間、涙が滲みました。

15試合中のたったの1試合しか勝てなくてごめんね。

二ヶ月間本当にありがとう。

試合に来れなくても、ひたすら励ましのメールを送ってくれて、声を枯らして叫んでくれた親父…

その必死の叫びが体育館中に響いて、プレー中の仲間に邪魔になったかもしれないけれど…

私は、それを心から睨んだつもりはなかった…本当にありがとう。


そういうわけで、沢山の人に支えられて、その人達のためにも良い結果を残せて本当に良かった!

次はインカレ。 バスケ死ぬ気でがんばる。

応援お願いします。』


この日記を、当時ミニバスの試合会場で読んで涙したことを、昨日のことように覚えています。


バスケを通じて感じた、沢山の悲喜こもごもの思いを胸に秘め、

多くの人達に支えられていることへの感謝を忘れることがないようにしたいと、改めて肝銘しました。