バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

勝ち運…2012

2012-11-08 05:58:55 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 8日 木曜日
 
「勝ち運…2012」


勝ち負けには運が伴います。

昨日、余裕で勝った相手にも、

今日、負けることもあります。

相手チームとの相性もあるようです。

対戦が続く相手とは、勝ち負けの繰り返しです。

お互いに戦略、戦術を練ってくるからです。

ただし、初めて対戦する相手は、互いにスカウティングをして、戦略、戦術を立てますが、

実際に試合でぶつからないと…結果はわかりません。

試合が始まってしまえば、闘うしかないのです。

その闘いに対応するベンチワークが必要になります。

相手のディフェンスは、ゾーンかマンツーか、守勢かプレスか?

相手のオフェンスは、ブレイクからフリーランス…ナンバープレーのパターンは?

ベンチが見極めて、対応を指示しなければ…いつもの練習を基本にして戦術を指示しなければ、勝ち運を引き寄せることはできないでしょう。

攻めていて、人とボールが止まり…何をするべきかわからなくて、シュートするのは、選手が考えていないのか、相手ディフェンスに動きを封じられているのであって、その時はベンチはしっかり采配しなくてはならないと思います。

それを100%選手のせいにするのは、間違いでしょう。


さて、試合前は心理戦でしょうか…

この心理戦に勝つためには、自分達を信じることです。

勝ち運は、自分を信じる者に引き寄せられるのです。

チャンスやピンチのときに、もっとも強いのは…自分を信じられる選手です。

「自分はできる!」という気持ちでプレーに臨むことです。

そのシュートを入れなければ…という気持ちではなく、

そのシュートは、必ず入る!と思って打つのです。

弱気になっているときは動きが鈍り、攻めきることはできないのです。

ひとりの弱気は、チームの弱気になって現れます。

ゴールをねらわない気持ちのプレーは、シュートで終わらないのです。

攻める気持ちでディフェンスをしないと、リバウンドルーズをものにできないのです。

攻める気持ちのディフェンスであれば…不思議とボールはマイボールになるのです。


勝ち運は、自分を信じている者に…強い気持ちでプレーしている自分とチームのものになるのです。

大きな試合であればあるほど、互いに心理戦になるものです。

そこから抜け出すのは…その状態を我慢し、『絶対に自分!』と信じ続ける者に勝ち運は寄るのです。

相手のチームが勝ち続けていて、勢いがあったとしても…大一番の試合ではあがるのです。

その大一番の試合に、勝ちにこだわる気持ちで臨むことですが、

勝つことをねらってはいけないのです。

勝つことをねらうと守りに入ります。

守りに入ると気持ちは強くなりません。

負けることを怖れては、自分のすべてを出し切れません。

すべてを出しつくして天命に従うこと…その天命を勝ち運として、自分のものにすること

それは一に…熱き心のホットハートと、冷静に判断するクールヘッドで、

ボールとゴールに集中するプレーを試合終了のブザーが響くまで…断ずることなく続けることです。


それぞれのバスケチームの健闘を祈ります!