バスケ青春の詩

平成25年12月22日をもって33年9か月ほど勤務した仕事を定年退職をしました。これを機会にまた想いを綴ります。

誰のために…2012

2012-11-16 07:28:59 | やっぱりミニバス!
平成24年11月 16日 金曜日
 
「誰のために…2012」


自分が悔やまないためにどうするべきか?

仲間のために…何をしてはいけないのか!?

仲間のために…何をするべきなのか?

考えなくてはいけないのは…、コーチに怒鳴られないためにバスケをするのではない。

コーチにほめてもらうためにバスケをするのではない。

親に叱られない…、親にほめてもらう…、そんなためにバスケをするのではない。

自分がやりたいバスケをして、バスケの楽しさを味わうためにバスケをするのです。

自分ひとりでは、その楽しさを味わうことはできないのです。

チームがひとつになって、同じゴールをねらうことで…バスケをする喜びを仲間と共有し、仲間をひとつにするのでしょう。

ゴールを共にする仲間がいて、苦しく辛い練習も越えていけるのです。

今、子供達に語っているのは…『勝つことを狙うな!、しかし勝つことをあきらめるな!

そして、負けることを怖れるな!

自分を活かし…、自分を活かすことで、仲間を活かせ!

全力! 集中! 仲間のために!』

今は、6年生男子は10人です。

彼らに残された、ミニバスの時間は、あと4ヵ月余りになりました。

チーム力はほぼ出来上がりました。

あとは、上位の相手と練習試合をして、さらに練り上げていくだけです。

ディフェンス力をベースにして…、スピード&ノーミスとシュート一本の大切さを徹底してオフェンス力を上げていきます。

今の子供達が身に付けなければならないのは、強靭で…しなやかなメンタル力です。

まだ相手に合わせたゲームします。

自分達のスタイルのバスケにこだわり…そのために、何をするべきか考えて、それをチーム全員が共有して行うことです。

自分達で考え…自分達が行うこと

それが、私が彼らに目標として示した…『自立と自律』のバスケであり、

これからも忘れて欲しくない、生き方なのです…

いよいよ、公式戦です。

練り上げたチーム力が試されるときです。

子供達のメンタル力が試されるときです。

コーチは試合が始まれば、声援を送るだけです。

子供達のミスや外したイージーシュートを大声で叱っても仕方ないのです。

公式戦のオンコートに入ったら…子供達自身がどうにかするしかないないのです。

どのようなバスケをするべきなのか、子供達自身が考えて、行うこと

コーチの私は、彼らを応援する者として…彼らの試合ぶりを観戦させてもらいます。

試合をするのは子供達であり、自分達が悔いなくプレーして…結果を得るために試合をするのですから、

『コーチの顔色をうかがいながらプレーをするな!自分達のゲームなんだから…、自分達が満足できるゲームをすることだ!』

私が子供達に掛ける言葉として準備しているものです。