家族3人で初の登山

　久々に山登りの話題である。

　台風19号の爪痕は、まだ藤野にも残っており、未だ通行止めの道もあるが、10月28日には中央本線がようやく通常運行となる。大分日常感覚が戻ってきた感がある。
　勿論私達よりももっと大変な人がいるわけなのだが、この間、被害のことで家族共々疲弊しており、10月27日、思い切って頭を空っぽにしようと、3人で登山に出掛けることにした。
　低山ならば藤野界隈でちょこちょこ行っているが、今後へ向けてのステップとして、山梨県大月市の雁ヶ腹摺山（1874m）に狙いを定めた。よく考えると、家族3人での山登りは初めてである。恐らく紅葉が始まっている。どんな展開になるか。

　出発は大峠（1560m）より。所々紅葉が見られる。



　鎖場もある。



　子どもは「隊長だから先に行く!」とどんどん進むかと思えば、道草をしたり、時々休んだり。



　この曲がり方は半端ない。



　山頂に近づくと、色づきも強くなる。
　


　山頂直下の茅戸。



　早速焼き肉をする。焼いて塩をかけただけだが「美味い!!」。



　木登りもして。



　隠れん坊もした。



　下りでは、荷物を駕籠かきのようにして運んでいる。



　コースタイムの1.5倍くらいの時間はかかったが、登り切ることができ、自信となった。5歳の子どもにとっては、山のどこが楽しいのかも分かった。台風のことも頭の中から一旦追い出すことができ、リフレッシュした。「山よ、ありがとう」と言いたい。