採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

豆ごはん

2015-04-14 | +ふたりの日

この時期、豆ご飯というと、青々したえんどう豆ごはんだと思いますが乾物の豆を使った豆ごはんです。

 

blackbeanrice

使ったのは鳥取で買ってきたこちらの豆。
「雑豆」としか書いておらず名前は不明ですが、以前北海道で買った「くり豆」と同じものではないかと思います。
欧米ではブラックビーンといって、割とポピュラーな豆のようですが、日本では殆ど見かけません。

blackbeanrice

水で戻すと、戻した水は濃い青インクの色になります。
(この写真は水を替えた後なので透明になっています)
豆は色素を失って、黒から灰青色に。
このままの状態で、ご飯と一緒に炊き込んでしまいました。 

blackbeanrice


煮えると薄茶に・・・。
ちょっと地味ですが、青くならなくてよかった。 


前にくり豆を買ったときも思いましたが、とても美味しい豆です。
ホクホクして、ほんとうに栗のよう。
お赤飯の小豆が好きな人なら、小豆よりさらにホクホクと豆感が楽しめるので、きっと気に入ると思います。
私としては、皮が目立たず、ホクホク感が味わえるので、小豆のお赤飯より好きかも。

お餅に茹でた豆を混ぜ込んで、豆大福にしても美味しそう。
(京都出町の「ふたば」の豆大福は北海道産赤えんどう豆を使っているそうです。)

ゆでこぼしもせずそのまま炊き込んだので、かすかな豆のアクがあり、あと、皮付近にごく僅かなとろみ感(ねばり感)があります。(気になるほどではない)
この辺りはムカゴにも似ているかもしれません。
(茹でこぼして使うと、アクやとろみ感は殆どなくなります)

美味しい豆なので、数粒残してポットに播いてみました。
うまく育つかな・・。
(豆の栽培は成功したためしなし)


■参考情報
1)以前は甘く煮ました。渋皮煮みたいでとても美味。

2)我が家にあった豆いろいろ 北海道産くり豆と長野産ブラックビーン(?)を並べて写真を撮りました。よく似ていますが、北海道産くり豆はかなり大粒。(今回の鳥取産は長野産に近いけれど、やや丸っこい気がします)

3)Black bean 画像検索  黒くて白いヘソの豆はブラックビーンといっていいようです。

4)ブラックビーンを使ったチョコレートケーキ 例1 例2 例3
甘い煮豆を作ったとき、チョコレートの風味がする気がしたのでした。
やっぱチョコと合うのだわ☆
アメリカでは缶詰ブラックビーンが売られているようです。 

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ウコギ摘み

2015-04-13 | +きのこ以外

これだけ湿っぽい日が続いているのだから、そろそろアミガサタケが出ているはずだよね、と、4/11、ダンナサマとキノコ狩り散歩に出かけました。
ところが。
天気が悪けりゃいいってもんじゃないようで、全然出ていません。
あれれ~?

仕方がないのでターゲット変更。
山菜摘み! 

ウコギ摘み

狙うのはウコギ。
丁度いいタイミングで、みずみずしい新芽が出ていました。
(昨シーズンに下草刈りをされたエリアなので、地面から生えています) 

ウコギ摘み

ウコギを探し歩いていると、ダンナサマがもうひとつ見付けてくれました。
アマドコロです。
(目がウコギモードになっているとアマドコロは見付けにくいです) 

ウコギ摘み

タラの芽もありましたが、やや伸びすぎ。
(捜せば丁度いいのもあるかもしれないけれど)
ウコギの方が美味しいので、今回はタラの芽はパス。 

ウコギ摘み

何の鳥だろう?
警戒心が薄く、かつあまり動かない鳥で、のろまな私でも写真を撮ることが出来ました。

ウコギ摘み

本日の収穫。
ウコギはかなりの収穫で、こんもり盛り上がっています。
さっと茹でてウコギ飯にしました。

アマドコロは以前やったように、サヤ、茎、先端と3つに分け、それぞれ茹でて晒します(アクの強さや茹だり方が違うため分けてます)。マヨネーズをつけて頂きました。

わらびは、極太なのでつい手折ってしまいましたが、1本やそこらではアク抜きするのも面倒で・・・。
 

ウコギ摘み

ちんまり。

本来のターゲット、アミガサタケは、この1個のみ。 
おかしいなあ。 
何で出てこないのかなあ。寒いのかな。 


翌日、4/12は暖かく晴れました。
アミガサタケも、地面があたたまったことだし、出てくるかな?と探しに行きましたが、昨日の今日では、やはりダメ。
仕方がないので畑に。
春の植え付け準備が遅れているのです。

ところが。
耕したり、マルチを張ったり、やることはいっぱいあるはずなのに、つい熱中してしまったのが、スギナ退治

冬に寒おこしをしたので雑草は少なめなのですが、スギナがつんつん芽を出してきたのが目立ちます。
スギナは地下かなり深いところ(30cm)くらいに地下茎を伸ばしています。
耕耘機ではほとんど届かなかったのかもしれません。

このスギナ連中の地下は一体どうなっているの? にくし!
と畑のあちこちのスギナをスコップでほっくり・ほっくり。
スコップで掘り上げた土を地面に置いてほぐし、土をかきわけてスギナの地下茎をひろいあげる、という感じです。
太くて長い根っこをがとれると、結構嬉しいものです。
つい霧中になってコンビニ袋一杯分くらいの根は掘り上げました。
むふふ。

はっ。 
・・と気が付くと、巨大モグラでもいるかのように、脈絡なく畑のあちこちが掘り返されているだけで、植え付けのための耕耘にはなってません。
だめじゃん。

趣味:家庭菜園 ・・・じゃなくて、スギナ掘り、に転向しようかなあ。


なおスギナはマルチに穴をあけるのが困りものですが(先端から特殊な物質を出しているのでは??)、他にどの程度の害があるのかは不明です。
(ざっと検索する限り、害について検証しているサイトはみつかりませんでした)

耕せば耕すほど深いところに地下茎を張り巡らせ、分断されるとそれぞれから芽をだして、逆に増える、というエイリアンのようなおそろしい存在ですが、害があまりないのであれば、目くじらたてることはないのかな。
見て見ぬふりをして、共存するしかないのかなあ。
(ほっくり返して遊ぶのは別として)

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2012台湾:陽明山 栄秀山荘

2015-04-09 | +海外


2012年に台湾に行ったとき、台湾のお友達の案内で、陽明山山麓のとても素敵なB&Bに泊まったので、ご紹介します。
台北郊外の陽明山付近は、高級避暑地になるだそうです。
 

陽明山榮秀山荘

榮秀山荘、というのがそのB&B。
リタイアされたご夫妻が、自宅の2階の子ども達の部屋を改装して、3室程度の宿を開業したのだそうです。

陽明山榮秀山荘

とても細い道沿いに門があり、入ると短いドライブウェイ(写真は玄関付近から振り返って撮ったもの)。
門の外に看板などはなく、運転して下さった友人(台湾人)も携帯で電話をかけて確認しなければいけない、というマニアックなお宿です。 

陽明山榮秀山荘

こちらが宿の玄関。
左側から見えている枝は椿。
お庭には椿の木が何本もあり、丁度椿の花が綺麗な時期で、宿のあちこちに飾ってありました。 

陽明山榮秀山荘

お部屋は確か3つ。
こちらは一番小さな部屋。
一段高くなったところに布団が敷いてあります。
小机の上には赤い椿の花。

陽明山榮秀山荘

こちらはベッドの部屋。
写真がヘタで余り伝わらないのですが、品のいい家具と、清潔で真っ白なリネン、そして控えめに飾ってある花が、なんとも素敵でうっとりです。

陽明山榮秀山荘

ツインベッドの部屋。
ご主人は元建築関係だそうです。
壁の色や家具の色など、 考え抜かれているのだと思います。

陽明山榮秀山荘

椿の花がところどころに飾ってあり、ほっとする美しさ。
花より団子の私ですが、この宿ではインテリアや花などの色々な気配りに感嘆しました。
(よく見るとプレイボーイのマグカップ) 

陽明山榮秀山荘

バスルーム。
非常に清潔です。
(改装したてというのもあるかも)
よくあるユニットバスではなく、磁器のバスタブでタイル仕上げ。
 

陽明山榮秀山荘

1階は食堂兼共有スペースで、大きな窓からの眺めが素晴らしいです。
(ベランダに出ると更に) 

陽明山榮秀山荘

陽明山。 
台湾は暖かいので、樹木がとりわけモコモコと盛り上がって見えます。(台南に行くと更にモコモコ)
左の方に見える建物は、陽明山中山楼という有名な建物。
台湾のお札にも描かれています。 

陽明山榮秀山荘

国父である孫文の誕生100周年を記念し、1966年に建設されたもので、かつては国民大会(国会)や、国賓をおもてなしする場として活躍してきたそうです。
隅々にまでこだわりが見られる歴史的に重要な建築物で、2006年からは一般公開もされているとか。

陽明山榮秀山荘

朝ごはんは野菜中心のヘルシーな自然食。葱卵焼き、キャベツ炒め、フルーツ、五穀米、饅頭など。
(ここにも飾りの椿が☆)
マグカップにあるのは豆乳です。
 


2年経ちますが、まだB&Bをやっているかどうかは不明です。
(検索しても最近の情報があまり出てきません。ウェブサイトもリンク切れだし・・。お元気だといいのですが)
やっていたとしても、台北市街からはやや遠く、またご夫妻とも英語はあまり得意ではないようで、外国人が泊まるのは難易度高めかもしれません。
でも、とても素敵なB&Bなのでお勧めです。
私もまた泊まりたいと思っています。
(そして、片付けやインテリアのコツをじっくり吸収したい・・)
もしもう営業していないのだったら、もっと本気で沢山写真を撮っておけばよかった。それくらい素敵なところでした。

■参考情報
榮秀山荘滞在記ブログ(中国語) 2012年時点。 写真多数。
 

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干し柿アイス試作

2015-04-08 | +お菓子(各国)

今朝、何て冷たい雨が降っているんだろう、と思ったら、次第にみぞれになり、その後雪に!
散りかけの桜に雪が降りしきる、という不思議な光景でした。

その後また雨に。
地面にたっぷり水が染みこんだので、このあとのアミガサタケ発生に期待したいところです。

============
 

いもぼた

しばらく前、こんなポスターを台湾で見かけました。
干し柿の中に何かを詰めてあるお菓子です。 


中味は何だろう?アイスかな?作ってみようかな、と以前書きましたが、ようやく、試しに作ってみることにしました。

 

アイスクリーム詰め冷凍干し柿

こんな感じになりました。

今回、中味はバニラアイス。
(詰めてから再度冷凍してあります)

いもぼた

断面はこんな感じ。
(手ぶれしててすみません。後日差し替えます・・) 

いもぼた

詰め方は2タイプ試してみました。
横腹から横に半分ほどカットするものと、底辺の対角線に切り目を入れるもの。
切った後、手袋をした指で中に空洞を作り一旦冷やします。
よく冷えたところでスプーンで丸めたアイスを詰め、ラップで包んで形を整えて冷凍。

このやり方だと横腹に切り目を入れる方が作りやすかったです。 

いもぼた

使ったアイスはこちら。
「爽」はシャリシャリ感はあるのですが、甘さが強くて好みではありませんでした。
「牧場しぼり」はバニラアイスとしてはオーソドックスな味。こってりしすぎていなくて美味しいアイスです。 


が。

干し柿との相性は・・・。
バニラアイスと干し柿は、いまひとつかもしれません。
合わない訳ではないのですが、組み合わさったときに、「まあ!?これはこれは☆」 というインパクトに欠けます。
干し柿もしっかり甘く、バニラアイスは濃厚で、合わさると濃すぎる感じ。
メリハリがないんだな・・。

本当は中味に、卵のようなコクが全然ない、あっさりしたミルク味のジェラートのようなものを捜したのですが、 普段アイスを余り買わないので、どれがそうなのかよく分かりませんでした。
(ソフトクリーム系のアイスを選べばよかったのかしら)

生クリームにブランデーとほんの少しのお砂糖を入れて泡だてて、それを干し柿に注入した方がいいかも?
または、意外性ということで、レモンジェラートを入れてみるとか?
干し柿に栗ペーストを詰めた和菓子があるので、栗+生クリーム、という手もあるかな?
干し柿はまだ冷凍庫にあるので、もうちょっと色々試してみようかと思います。

みなさんは何が合うと思いますか? 


===

ひとまずここにて。コメントで色々アイデアありがとうございます☆
クリームチーズとか、カマンベールとか、買って来なきゃ☆と思っています。 

コメント (4)
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赤黒パスタ

2015-04-07 | +ふたりの日

「どうしておなかがへるのかな♪」という歌があります。
最近この歌がよく思い起こされます。
もともとは、いつもお腹を減らしている子供の歌ですが、ちょっと違う意味合い。

「コレが食べたい!/作ってみたい!」 という気力があまりない時でも、お腹が減って不便だなあ、という意味での、どうして、です。。
とはいえ、体は食べたものから作られる訳ですし、おざなりなものばかりという訳にもね・・。

ダンナサマも、「今日のごはんはなあに☆」と聞いてくれます。
気楽でいいにゃあ・・・じゃなくて、えーと、作る張り合いがある・・・・ということで、がんばらないとね。

====

この前の休日の昼ごはんはこちら。
色のコントラストがくっきりしていて、珍しく写真を撮ろうかという気分になりました。 

二色パスタ

赤・黒パスタ。

黒はイカの黒作り(塩辛)です。
冷凍してあった菊花を乗せたので、パスタにしては妙な?いろどりになりました。 
(パセリとかバジルの緑を散らすのが普通だと思う) 


菊花は、きゅうきゅうとした食感と少しほろ苦い味が割とイカの味とあいます。
そういえばお刺身に菊花を添えたりするし、シーフードと合うのかな。

トマトソースは、生トマトの袋ごと落としたらしく、何個も潰れてしまったので、傷む前にと前夜、半割にしてオーブンで乾燥焼きにしておいたもの。
トマトソースとして冷凍しておこうかと思ったら、翌日の昼、早速出番となりました。
(味付けは、ニンニク、オリーブ、塩漬けケッパー)
この時期に、生トマト100%のトマトソースなんて贅沢でした。


■メモ
・ニンニクとオリーブオイル、タネをとったオリーブを加熱する。
・イカ黒作りを丼に入れ、ニンニクオイルを半量入れる。
・鍋の方にトマトを投入、塩漬けケイパーも刻んで入れる。
・パスタが茹だったら、半量をトマトの鍋に、半量を黒作りの丼に。
・電子レンジで解凍した菊花をイカスミパスタの方にトッピング。又はパセリ。

・ディ・チェコのパスタがなんだか美味しくなかった。
これまでも買ったことがあるはずなのに、今回は格別にまずい気がする。イタリア産だし、セモリナ粉100%のはずなのに何故・・? 次は違うパスタにしてみること。 

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ルンガ・ズッカ種まき

2015-04-06 | +その他

土曜日、ポット苗に種まきをしました。
(いつものことながら、出遅れ気味)

ルンガ・ズッカ(シチリアヘビウリserpente di Sicilia)も播かなきゃ☆
ユウガオの一種で、あっさりした味で、冬瓜より美味しい野菜なのです。
ツル先も食べられるのです。(テネルミ/テネルーミtenerumiといって野菜として売られている)

これまでの残りが一粒ありますが、更にお友達から頂いた新しい種もあるので、いっぱい播いちゃおうかな☆
(Aさん、ありがとうございます!)

勇んで種の袋をあけてみると・・・。
 

ルンガズッカ種

え!?
形が違う!!?

ルンガズッカ種

袋に写っている写真は確かに同じ野菜。
でも入っているタネが違ってます。 

ルンガズッカ種

左が昨年まで植えていたユウガオ系。灰色っぽくて角張っています。
右が新しい方。
右はズッキーニ、カボチャ系の野菜のようです。 


鶴首カボチャもルンガズッカ、として売られていることもあるようなので、鶴首カボチャ(トランペットズッキーニ/トロンボーンズッキーニ)の種かもしれません。
イタリア産の種なのですが、イタリア人、アバウトだわ・・・。

トランペットズッキーニも美味しくて好きですが、ユウガオ系のシチリアヘビウリとは全く味が異なります。
相互に代用出来る、というものではないと思うのだけどなあ・・。
プロの生産農家さんは、買った種に頼らず、自家採種するのかな。
そういえば、12月頃、うちの畑の片隅で、育ちすぎたユウガオが腐っていました。
少しでいいから種をとっておけばよかった・・・。
(新しいタネあるもんね☆と油断してた)

ユウガオ系ヘビウリは、たった一粒、ということになります。
ちゃんと育たなかったらショック。
今からでも、ネットで種を捜そうかしらん。 

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2014台湾:台北、東門市場

2015-04-02 | +海外

また旅行記ですみません。
畑を耕したり、ぼつぼつがんばってはいますが、写真を撮るほどの気力はなく・・・。
アミガサタケが出るのを首を長くして待っているところです。

==========

2014年3月に台湾に行ったときのことです。
台北の東門市場に母を案内しました。活気があって、お気に入りの市場です。

小さいお店が沢山並んでいます。
よくみると、それぞれ専門があり、面白いです。
 

台北東門市場

八百屋さん。
台湾でレモンを捜すときは、黄色ではなく、緑色のものを捜さないといけません。
基本国内産で、とても安価です。羨ましい。 

台北東門市場

見事なレンコン!
このお店の商品は、レンコン、栗、山芋。
体によい根菜類ってことかな。 

台北東門市場

この長芋は紫色。
日本だと長芋は食材の一種、という感じですが、台湾だと山薬と呼んで、「体にすごくいいもの」というイメージが強いようです。 

台北東門市場

レンコンとは別のお店に、蓮の実が。
漢方薬材店が、シーズンだけ生の蓮の実を扱っているのかもしれません。
右の緑色の笊にある白い粉は、レンコン澱粉です。喉にいいのだとか。

台北東門市場

紫色のモチトウモロコシ。
台湾ではモチトウモロコシの方が主流のように感じます。
スイートコーンもありますが、鮮度(甘み)劣化が早いので、気温が高い台湾では流通しにくいのかな。

台北東門市場

蕾菜というのでしたっけ。
 

台北東門市場

枇杷。
おおかたのフルーツがどっさり山積みになりがちな台湾ですが枇杷は高級品。涼しい山地でしか育たないためだとか。
綺麗に箱詰めされています。 

台北東門市場

蓮霧。
3月だとそろそろシーズン終わりかもしれません。 

台北東門市場

バナナ。
右のぷくっと太った小さなバナナは、芭蕉と呼ばれているもの。
モチモチして少し酸味があります。
台湾に行ったら是非試してほしいおすすめです。 

台北東門市場

市場の両脇が固定店で、間の通路にこういったリヤカーのお店がいくつか出て、それぞれほんの1,2品目を販売しています。 

台北東門市場

こちらのリヤカー店は炊き込みおこわ(”油飯”)

自分が得意な品物を、自分が運べるだけ売って、その日はオシマイ、という小さな商売っていいなあ。あこがれます。 
(という訳で年に数回、ニンニク屋さんをやってます) 

台北東門市場

鮮魚屋さん。
お魚屋さんも、海水の魚、淡水魚(コイやフナ系)、エビ、などと専門が分かれています。 

台北東門市場

エビ専門店。
魚介類は氷の上に置いてあります。 

台北東門市場

海産物といっても、乾物系かな。
手前の黒いのは干しナマコ、その左は、ゼラチン質の魚の皮を干して戻したもの。どちらも日本では普通みない食材ですよね。 

台北東門市場

豚肉店。
肉屋さんには基本的に保冷設備はありません。でも全く匂いはなし。
中国の料理の本をみると、調理の際は必ず「肉をさっと湯通しする」、とあります。常温で置いてあるからだ、と腑に落ちました。 

台北東門市場

お総菜屋さん。
こちらはロースト・揚げ系でしょうか。
例えば餃子屋さんはまた別の専門店があります。 

台北東門市場

こちらは煮込み系のお総菜屋さんかな。 

台北東門市場

鶏のあんよ部分。
日本でもモミジといって食べたりするようです(ダンナサマが結構好きなのですが、我が家では一度も調理したことはありません・・)。
 

台北東門市場

お寿司系のお総菜屋さん。
さすがに生魚ではなく、練り物、ゆでエビなどです。 

 

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紫芋の色の

2015-04-01 | +お菓子(各国)

いちご、りんご、みかんの缶詰、ぶどう、オレンジ、などを使ってフルーツポンチを作りました。
 

フルーツポンチ

出来上がってみたら、こんな色に。

うぁぁ。

(ワインを混ぜた訳ではありません) 

フルーツポンチ

元凶はこのヒト。

ブラッドオレンジ。

赤系のものが大半でしたが、中に濃い紫のブラッドオレンジが。
これを混ぜた瞬間、全体が絵の具のような紫色に・・。 


この紫色は、ブラックベリーの赤紫でもなく、ブルーベリーの青紫でもないです。
強いて言えば、紫芋の紫。
フルーツっぽくないです。 

ひどい色がなんとかなるかと、鮮やかな赤のザクロ果汁を混ぜたりしてみましたが、やっぱり芋紫色のまま。
どうせなら、と酸味と香りをよくするために冷凍しておいたパッションフルーツ果肉(黄色)も入れました。 

美味しいフルーツばかりの組み合わせで、甘酸っぱさもくっきりして美味しいはずなのですが、食べてみると脳がなんだか拒否反応。
「コレハ フルーツポンチ デハ アリマセン」

甘酸っぱい混合物だということは確かなのだけれど、紫色にまみれた状態ではイチゴやぶどう、りんごなど、個別の味が認識できないです。
オレンジジュース入りの黄色系、または桑の実入りのうっすら赤系のフルーツポンチは全然違和感なく美味しく頂けましたが、紫色は、ビミョー・・・・。
見た目によって、本来の美味しさがやや減ってしまうような気がしました。

デイリーポータルという読み物サイトで、お料理を青くする実験(その1その2)をやっていましたが、脳がビックリして食が進まない傾向があるとか。
実験者の気持ちがよく分かります・・・。

紫色のブラッドオレンジには、要注意。


 

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