採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

米粉のクッキー(イランのレシピ)

2011-10-25 | +お菓子(各国)

ヒヨコマメ粉クッキーにつづいてもうひとつ、イランのレシピでクッキーを作ってみました。
今度は米粉クッキー。
こちらも、ちょっと変わった作り方です。

■■イランの米粉クッキー
■材料(アメリカの1カップなので250ccだと思います)
○シロップ
砂糖 1.5カップ (375cc)
水 0.5カップ(125cc)
ローズウォーター 1/4カップ(60cc)
ライムジュース 小さじ1/2
○生地
卵黄  4個
キャノーラ油もしくは澄ましバター 1カップ(250cc)
カルダモンパウダー 小さじ2
塩 小さじ1/4
米粉 3カップ (750cc)

■作り方
(1)砂糖と水を火にかけ、2分ほど煮立たせて砂糖を溶かす。(煮詰めすぎない)
火からおろしてローズウォーターとライムジュースを加え、室温に冷ましておく。
(2)卵黄をクリーミーになるまで泡立て、ここに(1)のシロップを加え、更に1分ほどあわ立てる。
(3)別のボウルに、オイル、カルダモン、塩、米粉を入れ、クリーミーな生地になるように混ぜる。
(4)卵黄を米粉の生地の方に加え、ゴムべらで混ぜて「柔らかで雪のように白い」生地にする。
冷蔵庫に入れておく。
(5)アイスクリーム掬いでクルミほどの大きさに生地を掬って、天板に載せていく。
間隔は6cmくらいあける。
それぞれの生地のてっぺんんを少し平らにし、フォークで格子に模様をつけてポピーシード、バラの花びら(ドライ)、ピスタチオの粉で飾る。
(今回はケシの実のみ使用)
(6)180度に予熱しておいたオーブンで15分ほど、色づかないように調節して焼く。


変わったレシピだなーと思うのは次のポイント。
・米粉を使うところ
・西洋菓子のクッキーには水を使わない場合が多いが、これはシロップを使うのが面白い
・卵黄を4個も使っているのに、本当に白いクッキーになるのかしら?
・焼くと広がるクッキーのようだが、油脂で広がるのか、水で広がるのか・・。

2011/イラン料理の本『フード・オブ・ライフ』


またもや『Food of Life (new edition)』。

片手で持てないほどの厚さと重さですが、美しい写真が多数あって、見ているだけで面白い本です。

 

2011/10/07作米粉クッキー


生地が出来上がったところ。
えーと、「柔らかで雪のように白い」生地になるはずなんだけど、「ぽてっとして黄色い」んですけど・・・。

 

2011/10/07作米粉クッキー


広がるらしいので、ずいぶんと間隔を空けて並べてみましたが・・・。

2011/10/07作米粉クッキー

焼きあがっても、ころりと丸いまま!
(真ん中の丸いクッキーがこれです)

本による米粉クッキー

本当はこんな風に白くて平べったいクッキーになるはずなのですが・・・。

 

久々に、出来上がり写真とぜんぜん違うお菓子を作ってしまいました。
予想外かというとそうでもなかったかも。
(卵黄を使っているのに白く焼きあがるというのは、最初から疑問だったし・・・。)

それにしても、平たく広がらない焼き上がりといい、黄色さといい、何か大幅に間違えた可能性があります。
グラムではなくカップ表示のレシピはどうも苦手なのだけれど、その分気をつけて計量したはずなのだけどなあ・・・。

★どこに問題があったのか
・手持ちの国産米粉を使ったのだが、イランレシピということは、パサパサした長粒米の米粉を使うべきだったのだろうか。日本のお米と長粒米では米粉の性質もずいぶん違うかもしれない。
・計量の際には2カップ計れるガラス容器を使ったのだが、目盛りを読み間違えた可能性もある。


■参考情報
(1)同じ本を参考にした米粉クッキー(ブログ記事) 本よりはふっくらしているとはいえ、やはり白いです。
この方は本通りの分量だとパンケーキ生地くらいの柔らかさになってしまったそうで、米粉を足したそうです。

(2)ちょっと違うレシピのPersian Rice Cookies 英語のサイトには珍しく、工程写真も多数あり、グラム表示の分量があります。今度はこちらを試してみます。
(当面の問題から逃げているという気もするが)

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