日曜日、母と東京に行ったあと、実家に行って、一泊してきました。
何か手伝おうかと思っていたのですが、薄曇りの日曜とは一転して、月曜日(海の日)は猛暑。
(甲府だったか館山だったかでは37度を記録したとか)
エアコンの効いたリビングから一歩も出られません。
ずっとぐだぐだ過ごしてしまいました。
夕方ごろ、ふと引き出しの話題に。
実家にはいくつか引き出しがあるのですが、どれも伝統的な構造。レールなどは使われていません。
こういう引き出し。 |
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箱を取るとこんな感じ。 |
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敷居スベリ。 |
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桟の長さ35cmにカットし、両側に貼り付けます。 |
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で、箱を戻してみると、予想以上に効果あり! |
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ついでにもうひとつ。こちらの引き出しにも。(衣類用) |
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という訳で、こんな改造(?)を。 |
業務連絡:お母さんへ
台所の引き出しにもつけてね。
あと寝室の引き出しにも如何ですか?
ちなみに、我が家には既製品の木製の引き出しはひとつもないです。
引き出しというのがそもそも苦手。私にはうまく仕舞えません。
しばらく前、何で苦手なんだろう、とよくよく考えてみて、次の理由に思い当たりました。
・ピッタリ閉まると中味が見えなくて、壁のようになってしまって、たじろいでしまう。
・掌を上に向けて指で引っ掛けるような引き手や、指先をすぼめて掴むようなツマミはいや。
ああ、あれが欲しい・・と自然に手をのばすその向きのまま、引き出しが引けるとよい。
・両手にそれぞれモノを持った状態で、片手の中指と薬指だけで引き出せるくらい軽くないと、いや。
・中身をこんもり高く入れてしまいがちなのですが、そうすると引いたり押したりする際に、ずりずりと引っかかる。これがいや。
・プラスチック製の柔らかい引き出しが、引いたときに、しにょん、としなるのもちょっといや(無印良品のポリプロピレンの引き出し、収納本では大絶賛で、何個か買ってみましたが、このしにょん、という引き心地が私はあまり好きになれませんでした。まだ使ってますけど)
これなら私でも使えるかも、という引き出しがこんなタイプ。(イケアのしばらく前のカタログ) ・中味がちょっと見えて手がかりになる ・取っ手をわざわざ握る必要がない ・木製なのでシッカリ固い ・側板の高さを目安に、それより多少高くものを詰め込んでもOK。 ・レールつき |
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で、真似して作ってみました。 段と段の間をもう少し空ければよかったという反省はありますが、これは成功でした。 90cm幅の木製の結構重たい引き出しですが、指でするりと動きます。 私でも割ともとに仕舞えています。 |