採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

鹿肉のロースト

2010-07-21 | +ふたりの日
ここしばらく冷蔵庫&冷凍庫片付け大キャンペーン中のため、なるべく買い物に行かないようにしています。
冷蔵庫と冷凍庫だったら、やはり優先度が高いのは冷蔵庫。
という訳で、しばらく野菜ばかりの日々でした。

野菜室の底が少し見えて来たし、身体がタンパク質を欲していたため、今日こそお肉を食べよう!
冷凍庫で鹿肉が待機しているのです。

鹿肉は、牛ヒレ肉くらいの太さ、長さは35cmくらいの大きさで、ガチガチに凍っています。
これを、ノコギリ刃の包丁で15cm分ほどカット。
(これがまた、20分くらいかかります。食べない側は、タオルを巻いて、なるべく温度が上がらないようにしておきます。)
ようやく分割出来ましたが、とてもすぐには溶けないし、カットするだけで力尽きてしまったので、調理は翌日ということに。

さて翌日、溶けたお肉を見てみると、どうやら二つ折りになっていた模様。
牛ヒレ肉くらいの断面積で15cm長さかと思っていたら、豚ヒレ肉くらいの断面積で、長さ30cmだったことが分かりました。
(ということは、冷凍庫に戻した方は、長さ20cmの細いお肉が二本になっている訳ですね。覚えておかなきゃ。)

断面積は小さくても、とてもよい感じのヒレ肉だったので、ローストにしてみることにしました。

■■鹿ヒレ肉のロースト
■材料
鹿ヒレ肉
生ハムの脂身(薄切り)
☆つけあわせとして
ウツロイイグチ(ソテーしてあった)
赤ワイン
生クリーム

■作り方
(1)ヒレ肉に塩コショウし、薄切り生ハムの脂肪の部分を適当に巻く。
生ハムの脂から塩気が出るので、お肉にまぶす塩はやや薄めがよい。
この上からタコ糸でぐるぐる巻く。
(2)オーブンに入れられるフライパンを熱し、表面をこんがり焼く。
(3)160度弱くらいのオーブンに入れ、20分くらい焼く。途中一度上下を返す。
(4)焼き上がったらアルミホイルに包んで別皿で冷ます。
(5)お肉を焼いたフライパンを傾けて、余分な脂を捨てる。
(6)このフライパンに、アルミ箔の中に溜まった肉汁を入れて煮立たせる。
赤ワインも入れて煮立たせ、アルコールを飛ばす。
更に生クリームも入れる。
(7)ポルチーニソテーを電子レンジで温かくし、フライパンに入れてさきほどのソースで和える。
汁気が足りないようならここで生クリームを足してもいいかもしれない。
(8)ロースト肉が余ったら、塊のまま冷蔵庫で保存可。翌日は冷製で食べてもOK。


断面積が小さいお肉だったので、長さはありましたが比較的短時間で焼き上がりました。
細長いローストの、半分を温かいうちにその日に、残りを冷製で翌日に頂きました。


2010/07/14鹿肉のロースト

こちらが1日目。
温かい鹿肉ローストのポルチーニ(ウツロイイグチ)添え。
レストランのような濃い色合いのソースになってちょっと感動。(塩気もレストラン並みの濃さでした)

ソースに生クリームをもっと加えればよかったのかもしれないな・・・。

2010/07/15鹿肉のロースト冷製

こちらは2日目。
鹿肉の冷製に、以前作ったタンカンのビネガー漬けを添えました。
お肉1枚にタンカン一切れを乗せ、同時に口に入れると、相性がぴったりで大感激!!!

柑橘のビネガー漬け、是非とも来シーズンも作りたいものです。さすが肉食民族が考えたレシピだけあります。

冷製鹿肉の上にある色とりどりのものは全て人参です(わらびさんふみえさんありがとうございます!)。
このニンジンは、蒸してから、(ストッキングを脱ぐようにして)皮を剥き、切ってタンカンを漬けてあったビネガーとレモン汁を混ぜたドレッシングをかけました。
それぞれの色で微妙に味が違ってとても面白かったです。意外にも黄色より白の方がニンジン味が濃いのです。

真ん中は、本当はベビーリーフのサラダとかがサッパリするし見た目も高さがあってよかったのですが手許になし。畑のズッキーニ+ベランダバジルのソースを無理矢理積み上げてみました。

コメント (2)
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