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採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ぎんなん2019

2019-11-12 | +きのこ以外

11月4日に、ぎんなんをちょっと拾ってきました。
例年は、落ちてすぐ、くらいに拾ってた気がしますが、今年はちょっと遅め。

ぎんなん

とはいえ、地面にはまだ沢山。

 

ぎんなん

果肉はだいぶしなびていますが、銀杏の大木がご実家にあったmiyakoさんによると、果肉をつけたまま保存すればかなり長く、鮮度を保てるということなので、これくらいなら大丈夫じゃないかな?

果肉から外すのは、明るくてあたたかい日中に、ビニール手袋をして屋外で作業しています。
(ぎんなんがけっこう冷たいため、あたたかい日でないと寒いです)


で洗ったのですが、今年はなんか、浮かんでしまう粒がえらく多いです。 

ぎんなん

この写真で、左の網の上が浮いたもの。
例年ならば、浮いてくるのは数粒程度だし、ポイしてしまうのですが、今年はこんなに・・・。
ひとまず分けて干して、確認してみることにしました。

 

ぎんなん

浮いた方、割ってみると、およよ、こうなっているのか。
たまにあるカチカチの粒、というのではなく、普通のぎんなんの、やや小さ目(しなび気味)、というようなものが多かったです。

 

ぎんなん

とくにしなびているのはこんな感じ。
拾うのが遅くなって乾いてしまった、というよりは、(落花生でもよく見たパターンで)殻はまず成長したものの、実の方の成長が足りていないような感じです。

カチカチの粒と違って、これくらいなら銀杏として食べられそうなので、パックして冷凍しておきました。


今年はなんでこんなに浮いてしまう粒が多いんだろう・・・?
例の台風のせいで、完熟一歩手前で、強風により実が落ちたのかな?
7月の日照不足もあったけれど、そのあと8月~10月は普通くらいの天気だったから、回復したんじゃないかと思うんだけど。



業務連絡:お母さんへ
そちらに送った分は沈んだ粒なので大丈夫だと思うのですが、もししなびてたらすみません。

 

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クサギの実

2019-10-09 | +きのこ以外

 

9月初旬、クサギの花の記事をアップしました。 

クサギの実

こんな花。いい香りがします。
このあとも花は少しずつ咲き続ける一方で、実も出来てきました。
とっても特徴的な実です。

こんなの!
 

クサギの実

薄緑色だったガクがピンクでやや肉厚になってそっくり返り、青紫色の実が。
羽根つきの羽根のよう。

 

クサギの実

実は、ガクに包まれているうちは白っぽいようです。
そして開いたばかりは水色。
そのあと青、茄子紺となり、最後は黒っぽく変わります。



お友達のアーティストonoさんによると、この実は青い染料になるそうなのです。
ざっくり流れを教えて頂きました。

・染める布の半分~2倍くらいの実を用意
・お湯を入れて沸騰させて15分。晒しで濾す。
・染液をやや高温(50度くらいかしら)にキープして、シルクの布を20分程度浸す。
好きな色の濃さになったらあげて優しく絞って陰干しして出来上がり。
・時間をおいて再度この工程を繰り返し、また染めるとより濃くなる(翌年とかでも)。


黒っぽく熟した実を、目につく範囲で摘んでみましたが、50gにもまだ全然足りません。
染め工程の前に、必要分量収穫するのがなかなか難関かも。
まだガクが閉じている実が沢山あるので、これからコツコツ摘み集めます。
楽しみ~。
(ブルーベリー混ぜちゃだめかしら??ららら?)



 



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びわ、豊作なんだけど

2019-07-01 | +きのこ以外

びわ、今年は沢山なる年のようでした。
 

びわ

2019/06/16 びわ

あちこちの枇杷の木が、どれも鈴なり。
こんなにどっさりなっているのを見るのは久しぶりです。


 

びわ

2019/06/16 びわ

豊作の年の常として、実はかなり小さ目。
少ししかならない年は、色づいたかな?という瞬間にカラスに全部持って行かれてしまいますが、これくらい豊作だと、一気に消費はできないもよう。
1回だけ摘みに行き、いちごの箱2つ分、摘んできました。

久々のびわコンポート作り。
で、思い出したのですが、びわって、摘むのはまあまあ簡単だけれど、その後の作業が大変なのでした。
梅、桑の実、などなど、いろいろ採集物件はありますが、一番処理スピードが遅い類のものかもしれません。
一晩ごはんを食べる以外はなにもせず、みっちり作業して、イチゴの箱軽く1杯=梅ザル1枚弱=鍋1つ分しか加工できません。
(ダンナサマが出張だから出来た)

結局、2晩分=2鍋分は作ってこんな感じ。 

びわ

2019/06/22 びわコンポート

家じゅうの全ての瓶が尽きるか、または目にクマができてげっそりしてくるまで作業したいし、気力・体力もないことはないですが、そんなに作ってもその先が困ります。
(消費のあてが・・・)
ひとまずめぼしい瓶は使い尽くしたけど・・。


横を通ると、日に日に枇杷の木はスカスカになっていきます。
樹の上のほうからどんどんカラスが持って行っている模様。
下の方、4分の1くらいのエリアには少し残っていて、「明日か明後日あたり、もう一度摘もうかなあ」、と近くまで行って眺めていたら、その様子をカラスに目撃されたようで、翌朝見てみたら一個たりとも残っていませんでした。
「アイツ(=私)にやるくらいなら今日中に食べてやろうぜ」とカラスの群れが襲来した模様。

くやしいよう。
カラスのばかー。

 


でも今年は、ニンニクもあるし、ダンナサマの出張もないし、びわをやっている時間はあまりないのでした。
作りすぎない分別がついたってことで、よしとしよう、ね!


(ほんとは一週間くらい、「う~あのとき摘んでおけば。いやいや、もう作る必要はないでしょ。でもカラスにやるくらいなら私がもうちょっと摘んだって。いやでも今年はえっらい小さくて品質イマイチだし、そもそも結構な量つくったし、去年のもまだあるし。」と堂々巡りしながら引きずっていました)

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梅は不作

2019-06-27 | +きのこ以外

ニンニクばかり記事にしていますが、ウメ、びわ、ブルーベリーなど、果実系採集も少しずつやっています。

今年の梅は、絶不作。
木を見上げても、梅の実がみあたりません。

ところどころにぽたぽた落ちているので、1個もなっていない訳ではないのですが、それにしても少ない。
確か、昨年と一昨年、豊作が2年続いてしまったのではなかったかな。
さすがの梅の木もお休みしているようです。
(日当たりも悪いし)

不作ではありますが、梅シロップを少し作りたいです。
これがあると、リンゴ酢と混ぜてピクルスビネガーを作るときに丁度いいのです。
ドレッシングや酢の物、すし酢などにも使います。


昨年作ったものがほぼ底をついてきて、ピクルスを作る季節なのでぜひ欲しいところ。
(でも昨年、確か大量に作ったはずなのになぜ使い切ったんだろう。消費スピードはかなりゆっくりのはずが・・?
あまりに大量にあって、弟にドリンクとして分けてあげたのだったか?)
 

梅の実

2019/06/20 梅の実

地面から拾ったり、脚立にのぼって摘んだりして、ひとまずこのくらい。木の上にほんとにまばらなので、脚立ひとのぼりあたり3、4個という効率の悪さ。


大半が黄色でやや青み残っている程度のものが好みなのですが(ドライフルーツにしたときに綺麗)、多少青くても摘んでしまいました。
あと、地面から拾ったものは、もっと柔らかいです。
青いものは2日ほどザルにおいて追熟させてから漬け込みました。


 

梅の実

2019/06/20 梅の実

不作の年の常として、それぞれの実はとっても大きいです。
このヒトなんて、桃くらいありそうでは?

 


梅シロップの漬け込みは、今年は袋詰め方式。
梅と果糖を真空袋に入れ、空気を抜いて冷蔵庫へ。しばらくして空気が出てきたら、空気を抜いてもう一度シール。
時間短縮を狙って常温でしばらくおいておいたら、発酵して袋がふくらんできたので、多少遅くても最初から冷蔵庫に入れたほうがいいようでした。

大量に収穫できた年は、梅酒の瓶にガンガン詰めて、シロップがあがってきたらそれを汲み出して更に梅を詰める、という方法でやっていました。


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ヒョウタン型の赤い実

2019-06-17 | +きのこ以外

とある団地の植え込みで、綺麗な赤い実をみつけました。
ぷるぷるとしたゼリー状。

「あっ、ユスラウメかも」
 
「かも」のところではもう口に入っていました。
味見というよりは、思いっきり食べるモードになっていましたが、口の中に次第にいやな味が広がります。
「ぺっぺっぺ」
あわてて吐き出しました。


よく見るとユスラウメではありません。

キンギンボク

ふたつの実がくっついていて、ダルマというか雪だるまというか・・・。

ユスラウメがどんなだったかよく覚えていませんが、この形の実は絶対違う!

 

キンギンボク

たまたま、じゃなくて、すべての実がこんな形です。

調べてみると、キンギンボクという名前の植物でした。
春に、白い花を咲かせ、その花は次第に黄色に変わって、白と黄色の花が混ざって咲くことから「金銀」木というようです。
このひょうたん型の果実から、ヒョウタンボクとも。


 

キンギンボク

葉っぱは対生。


 


でね、「果実は有毒とされる」ですって! きゃん。

花を楽しむための木、みたいですね。

子供も住んでいるような団地に、一見おいしそうな実がなるようなものを植えない方がいいと思うんだけどなあ・・・。
そこらの実をとりあえず食べてみるのは、私だけ?



■メモ
○キンギンボク
スイカズラ科スイカズラ属
葉は対生。
実は毒。
(スイカズラ属で食べられるのは、ハスカップのみ)

○ユスラウメ
バラ科サクラ属
実はさくらんぼに似て加食。

○ドクウツギ(全部位が致死的な猛毒)
ドクウツギ科ドクウツギ族
葉は対生。
赤~黒に熟する実がつくが猛毒。


ドクウツギは以前覚えたので分かるはず。
対生の葉っぱの実には、手を出さないようにしよう・・・。

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山椒の花の佃煮

2019-05-16 | +きのこ以外

連休最終日、那須の帰りに、いつと違う道を通って、道の駅に寄ってみました。
「道の駅 湯の香しおばら アグリパル塩原」というところ。
お昼すぎだったため、農産物直売所の棚は、スカスカになっていましたが、少しは残っていて、タラノメ、行者にんにくなどをゲット。
そしてダンナサマが冷蔵庫から、パックを持ってきました。
「ねえねえFujikaちゃん、この佃煮、どうかなあ」
「え、その、ものとしてはいいけど、千円!? 佃煮にしては高級で・・・。
 いや、値段はまあともかく、もし食べきれなくて残っちゃったら勿体ないし。
 もっと小さいのないかな?」

探したら小さいパックもありました。
山椒の花の佃煮50g、500円です。 

山椒の花の佃煮

これくらいの分量ならば、おいしいうちに食べきることが出来そうです。

それにしても、花山椒の佃煮って見るのも食べるのも初めて。
こんな感じのものです。
 

山椒の花の佃煮

葉っぱと、つぶつぶしたこまかい花などが混ざっていて、柔らかい佃煮です。

食べてみると、すごく美味しい!
山椒の実の佃煮は食べたことがありますが、花は初めて。
実とはだいぶ印象が違います。
食感もやわらかく、風味もやさしいです。
実の方は、噛むと突然強い刺激が出てきますが、これは最初からほんわり香っていて、噛んでも刺激爆発、という感じではないです。
(沢山食べると舌がじーんとしびれる感じはあります)

タケノコおこわにトッピングしたのですが、私の作るおこわはとても薄味なので、これを添えると醤油味も加わり、また山椒のいい風味も添えらて、ぴったり。
その日だけで、佃煮を半分くらい消費してしまいました。
タケノコ姫皮をこれで和えても美味しかったです。
(1000円の、大きい方のパックを買っておいても全然困らなかったかも)

 


この花山椒の佃煮、是非作ってみたいです。
あのMy山椒の木、今年はもう遅くて実になってしまっているだろうけれど(実を摘むなら今頃!)、来年の春先、摘みに行ってみようかな☆☆☆
と思っていたら、

なんと。

山椒って、オスとメスがあるのですって。

知らなかった・・。
で、花山椒の佃煮に使うのは、オスの方。

そんな・・・。

実がなるあのMy山椒の木は、メスです。
違う木(オス)を探さなきゃいけないみたい。

私は実山椒より花山椒が気に入ってしまいましたが、通常は実山椒の方が価値が高いはず。
折角実がなるメスの木の花を摘むのは勿体ないので、雄花を摘むのだと思います。

実山椒を収穫する気がないのであれば、雌花を摘んでもいいような気もしますが、食感や風味がやや違ってくるでしょうね・・。

オスの木、探さなくては。
この先、実がついていない山椒をみつけたら、それがオスの木ってことでいいのよね・・?



■参考情報
花山椒の佃煮の作り方

山椒の雌株と雄株について
 この方は山椒の実が本命。

サンショウとイヌザンショウ
サンショウはトゲが対生、イヌザンショウはトゲが互生。
どちらも雌雄異株。

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スイバ(スカンポ)の茎ジャム

2019-04-23 | +きのこ以外

採集の新ネタですよ☆

 
先日ダンナサマと待ち合わせて、ランチピクニックをしました。
私が先について、ベンチに座っていたところ、周囲に見覚えのある野草が。

スイバのジャム

スイバかギシギシだと思うんだけどどっちだろう?
たまたまタブレットを持っていたので検索出来て、これはスイバだということが分かりました。
葉の付け根部分が矢じり状にとがっています。

スイバは、食べられる系です。(ギシギシは食べないそう)
酸っぱい葉っぱを、フランスではスープにするそうですが、それは興味ないかな・・。

確かジャムにも出来るはず。
この赤い茎が、ルバーブみたいですよね。
試に切ってかじってみたら、りんご+ベリーのようなとてもさわやかな風味。美味しい!!!

この美味しさならば、結構いいジャムになりそうです。
試に少しだけ摘んでみました。

 

スイバのジャム

スイバの茎の、赤くて太いところだけ、10本くらいでしょうか。
ナイフでしっかり皮を剥きます。
(フキみたいに、ぺろーっと剥くのはあまりうまくいかないため、全周ナイフでこそげました)
 

スイバのジャム

皮が緑っぽいのに芯は赤いものもあれば・・

 

スイバのジャム

皮は赤っぽいのに芯は緑色のものも・・・。

いろいろ摘んでみた結果、
・成長しすぎだと赤色が薄れるかも。
・でも、成長度合いや生育場所(日影・日向)にかかわらず、芯が緑色のものがある
・茎の付け根が完全に緑色の場合は、中も緑
・中空になっているものは使わない方がいい(皮を剥くと使うところがほとんどないので)
・収穫時、カッターで簡単にスパッと切れる程度の成長度合いがよさそう
 (ゴリっと固いのは繊維がゴワゴワ)

赤いのとそうでないのは、品種が違うのではないかと思うのですが、どうなんでしょう。
ルバーブにも、とっても赤いタイプと、表面だけ少し赤くなる程度のものがありますし・・・。

 

スイバのジャム

今回は贅沢に赤いものだけ使うことにします。

 

スイバのジャム

短く刻んで、お砂糖と水少々を入れ、電子レンジへ。


 

スイバのジャム

様子をみながらかきまぜつつ加熱すると、ピュレ状になりますが、皮は剥いたにもかかわらず、ごわごわの繊維があります。
さすが野草。
(ルバーブは皮も何もかもクタクタになるのに・・)

 

スイバのジャム

茶こしで裏ごししました。なんという繊維!

 

スイバのジャム

軽くひと握り分のスイバの茎は、匙一杯分ほどのジャムになりました。
(この写真は、夜に撮ったせいか色が変です)

 

スイバのジャム

ほんとうは、こんな感じのものすごく綺麗な色。
ヨーグルトに載せると、赤い色の綺麗さが際立ちます。

味は、とっても美味!
酸っぱめのリンゴに赤いベリーの風味を足したようなさわやかな味で、青臭さ、草っぽさは一切なし。
(ルバーブの方がむしろ野菜っぽいくらい)
こういう味のジャムが市販されていても全く違和感がないと思います。


すごく美味しいのだけれど、量がぽっちりしか出来ないのがもどかしい。
スイバの群生地がみつかればあるいは・・?

これまで何年もスイバはスルーしてきましたが、がぜん気になるようになりました。
目をぎらぎらさせてスイバサーチをしていますが、意外と生えていません。
たまたま見つけたあの待ち合わせベンチの周りが、一番沢山生えていたみたい。

どこか他にもないかなあ・・・。 



■参考情報
長野県富士見町の真っ赤なルバーブ販売サイト
地方発送は2キロ以上のようですが、冷凍もできます。
刻んでお砂糖と混ぜてチンするだけで簡単に綺麗な赤いジャムができます。
刻んで砂糖をまぶしたものを冷凍し、絞って使うと、煮崩れにくくなるのでケーキなどに焼き込むことが出来ます。

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山菜摘み

2019-04-18 | +きのこ以外

アミガサタケ、出ていないかなあとちょっと歩いてみましたが、地面はすっかり乾いていて、気配もありません。
念のため、と、巡回ルートをひとまわり。

キノコはないのですが、山菜方面が、ちょうどいい時期でした。
 

山菜摘み

特にウルイ(ギボウシ)!
この林床、あちこちにびっしりと群生地があります。
あっさり系の味で、例年はスルーしているのですが、あまりに見事に生えそろっているので、思わず摘んでしまいました。


あと本命のこちら。 

山菜摘み

ウコギ。
いつものウコギスポットは、どうやら昨シーズン下草狩りがめぐってきたようで、地面際まで短く刈り取られています。
それでも、なんとか生えてきている若葉を、(容赦なく)採集。
あと数年は下草狩りがまわってこないはずなので、来年にはもっと大きく育ってくれると思います。

 

山菜摘み

ウルイ、ウコギ、そしてアマドコロ。
アマドコロもちょうどいい成長度合いでした。

この日の晩御飯は、塩サバ、ウコギごはん、トマトとアマドコロの茎のサラダ(マヨネーズかけ)、アマドコロのサヤの甘酢漬け、ウルイとエリンギのお浸し。
アマドコロの先端部分は一番苦みが強いため、2日ほど冷蔵庫で水にさらしてから使います。
苦みが薄れると、普通の野菜として何にでも使えます。
昨年は確かベーコン炒めにしました。今回は・・・卵とじにでもしようかな。


山菜摘みのときに見かけた花もご紹介します。
今頃まだ、サザンカが咲いています(ツバキでしょうか!?)。
 

山菜摘み

この花、中央がとっても立体的に豪華になっていて、不思議な構造です。
1輪だけれど、コサージュみたい。

 

山菜摘み

中央部に花(顔)がいくつか背中合わせに寄り集まっているようで、阿修羅像をふと思い起しました。

 

山菜摘み

規則的な形状と、淡いピンク色が綺麗・・・。

 

山菜摘み

さきほどのピンクの花が、蕊部分がまったく見えなかったのに比べ、このヒトはすごいです。
太くてみずみずしい雄蕊がびっしりうにょうにょ。
植物というよりも動物のような・・・。イソギンチャクみたいだ・・・。

 



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ふきのとう大漁

2019-03-05 | +きのこ以外

もう冬ではないけれど、春というほどでもない感じ・・・。
でも、採集シーズン、始まりました☆

ふきのとう!!
今年は大漁でした☆☆ 

ふきのとう

こんな感じのセイタカアワダチソウのやぶの奥に、かつてのMyフキノトウスポットが。
だめだろうなあ、と思いつつも、ほかにあてもなくて、行ってみたのです。

一歩進むごとに、頭上から綿毛が降り注ぎ、枯葉が服にくっつきます。
「そ、草本のくせに~! こんなに背が高くなるなんてー。えーん。」
にっくきセイタカアワダチソウの根元をふみしめて、ケモノ道を作ります。

かつてのフキノトウスポットに近づいてみると・・・

 

ふきのとう

あら☆
ぽつぽつと、出てるじゃない?

 

ふきのとう

お~。一年ぶりのふきのとう。
サイズは小さ目ですが、頃合いがちょうどいいです。
せっせと摘み集めました。
 

ふきのとう

初フキノトウ。

それにしても、フキノトウは、セイタカアワダチソウの根元でも構わず出ていました。
セイタカアワダチソウって、他の植物を撃退する物質を出しているというけれど(アレロパシー)、フキはそれに負けないっていうことでしょうか。
負けるのはススキなどのイネ科だけ?他の植物はアレロパシーもしくは日照不足に負けて消えたせいか、日影に強いフキはむしろ以前より生息域を拡大しているような・・・?


という訳で、数日後、またチェックに。
 

ふきのとう

おおおっ。いっぱい出てる!
明るいグリーンの点々がみんなフキノトウです。
摘み集めるのはもはや収穫作業、という感じ。

 

ふきのとう

紙袋ぱんぱんに採れました。
こんな大収穫は久しぶりというか初めてかも。

 

ふきのとう

フキノトウといえばまずは天ぷら。
フキノトウがあったらダンナサマが出張でいなくても天ぷら揚げてしまうくらい好きです。
今年は2回揚げました。(2回目は自分用に)

 
とても天ぷらでは食べきれないので、保存。
蕗味噌が一般的ですが、私のおススメはだしびたし。
茹でて水にさらしたふきのとうを、濃いめのだし(だし、塩が濃いめ、醤油は控えめ)に浸すというものです。

こんな感じで小分けして冷凍保存しました。

ふきのとう



使い道は
・具を刻んでニンニクと炒め、そこにダシ汁も加えてパスタソースに。
・炊き込み/まぜごはん・おこわに(タケノコと合いそう)。まぜごはんの際は、だし汁を炊く水に混ぜる。
・ひたし豆に混ぜる。
・うどん、そばに
・だし汁からあげて、具のみ使って蕗味噌
・たけのこ、きのこなどと一緒にたまごとじ
などなど。

特にニンニクで炒めるパスタソースが美味しいです。 


実は今回、一度に大量に茹ですぎて、うまく再沸騰せずに苦みが結構残っています。
炒めるなど再加熱すると、苦みも丁度よくなるはず。

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ボケの実

2018-11-27 | +きのこ以外

 11月16日、秋のパトロールに出かけてみました。
お目当ては、あれ。
カメラとコンビニ袋を携えて、出発です。

秋のおさんぽ

銀杏落ち葉

黄色いじゅうたんみたい。すごく綺麗です。

 

秋のおさんぽ

キツブナラタケ!

あわわわわ。きのこが出てました!
これは以前、あたり一面に発生していて、大収穫しちゃって、夜なべで加工・冷凍したキツブナラタケ。
今年はいつの間に出ていたんだろう。
ちょっと古くなっているので、1週間くらい前に出たのかしら。
これは予想外のものだったのだけれど、一応よさそうなのだけ摘んで、袋に入れました。

 

秋のおさんぽ

ムラサキシキブ

綺麗な色です。採集対象じゃないので、落ち着いて鑑賞できます。

 

秋のおさんぽ

紅葉

あれ? あの木だけ、真っ赤に紅葉してます。

 

秋のおさんぽ

柿?

この葉っぱは、柿じゃないかしら?
今年は実をつけている様子はありませんでした。木の下に熟柿が落ちた形跡もなし。
来年は実をつけるかもしれないから、また見にこなくては!

 

秋のおさんぽ

キク

これは、えーと、産直で見る黄色や紫の食用菊とは違う菊です。
菊って、食べようと思えばどの花でも食べられるのかな。いつか味見を・・。
ま、今日は、見るだけにしておこう。

 

秋のおさんぽ

クヌギのどんぐり

わお。くぬぎのドングリ。
子供の頃はドングリのないところに住んでいて、『小学×年生』でこのクヌギのドングリの絵をみて、いったいこのもじゃもじゃは何だろう、と不思議に思っていました
(今でも不思議だけど)。
新鮮なうちはどうなっているのかと、辺りを見回してみましたが、このドングリを枝につけているような木は見当たりませんでした。もうみんな落ちていたのか、木がとても大きくて見えなかったのか。
まるっこい実は、ほかのどんぐりより大きくて、立派だな~。
子供だったらいっぱい拾い集めてしまうと思いますが、もう大人だから、見るだけ。
(木の実のリースを作るような人は、こういうのを使うのかな)


本命は、こっち ↓ です。
 

秋のおさんぽ

ボケの実

昨年みつけたボケスポット。
今年は丁度よい時期に来られました! きゃっほー。

 

秋のおさんぽ

ボケの実

結構大きなサイズのものがついてますよ!

 

秋のおさんぽ

ボケの実ごろごろ

大小とりまぜて、ずいぶん沢山採れました。昨年は、片手でつかめる程度だったので、4、5倍はありそうです。
ずっしり重たい程でした。

 

秋のおさんぽ

やられた・・

夢中で摘み集めていたら、ひっつき虫にやられちゃいました。
これは、アメリカセンダングサ?
んもー。

むしり取りながら帰途につきました。
ひっつき虫の繁殖に加担するのはくやしいので、なるべくアスファルトの上に。
ここで種が枯れ果ててしまいますように。
(風で転がって、近くの土に着地してるかもしれないけど)

 



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