プリンストンに暮らす

ドイツ&アメリカでの駐妻生活を終えて帰国しました!!

子供のペットロス症候群(前篇)

2011年07月01日 | ペットロス
子供もペットを亡くしてからは心の変化に気をつけ、十分にケアをして
あげなければいけないと聞き、いろいろな本にも書いてありました。

しかし、具体的なイメージが沸かないまま、深く考えることもなく
マックスの急逝後、自分自身がしっかりすることで精一杯だったわけですが
心配されていたように、我が家の長男にもしっかりとペットロス症候群と
思われる症状が出ていることにようやく気付きました。

それまでは、アメリカの学校でもいたずら&ふざけてばかりで、
校長先生やカウンセラーの先生にまで呼び出されることが多く、
もちろん帰国後も、勉強&生活面において課題(問題?)満載で
毎週学校へ面談に行くという状態が続いていました……。

それも少しずつ減ってきた年明けの3学期後半、担任の先生から

「これまでのように授業に積極性がみられない」
「宿題忘れや課題をやり残すなどやる気が感じられない」
「授業中もボーっとして集中していない」  

など、これまでとまた違う問題点を指摘されるようになりました。

宿題忘れなどは、私が以前のように一緒にやったり確認することが
ほぼできなくなっていたためですが、彼が自主的にやる方向で様子を
見ることとし、私はその度に気持ちが落ち込んでしまっていました。

しかし、4年生になっても

「事態は一向に改善されていない」
「成績が落ちている」
「授業での発言がない」

と事態の悪化状況を、頻繁に報告されるようになりました。

彼の性格や成長段階によるものが大きいのではないかと、不安定な生活
の原因について答えが出せずにいたのですが、もしかして、マックスの死
が影響しているのではないか??と思うようになり、そう考えると彼の行動
にも納得がいく部分がでてきたのです。

担任の先生は、黒ラブを飼っている愛犬家、思いきって話してみたところ
マックスの話ではまだ泣いてしまう私を、担任の先生や校長先生までもが
力になって下さり、いろいろなケアに取り組みました……。(続く)









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2 コメント

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Unknown (emma)
2011-07-01 19:01:17
なるほど…
ご長男のことは私も気がかりでした。
ブログを拝見していると、感受性の豊かな繊細な人間性を感じていました。
私も子供達や自分自身のことで悩んでいた時期も長く、答えを探して読み漁った本は100冊を下らないと思います。それだけ深い迷宮でした。
でも…ご自身のコトならともかく、お子さんのコトをお書きになるのは勇気のいったことでしょう。前編だけでもドキドキしながら拝見させていただきましたもの。。。
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子育て (frauyamada★emmaさま)
2011-07-04 10:57:17
私が元気な時ならともかく、どうして辛い時に次々と問題を起こしてくるんだろうか??
と思うばかりでしたが、絶対に何かあると一緒に考えて下さった先生方のおかげで
ひとつの要因を見つけることができました。
まだまだ問題はありますが、前向きに取り組む気持ちが自分自身持てるようになり
書くことで気持ちの整理もついたように思います。


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