口内炎にまつわる話、第二弾です。
今回は胃熱タイプの舌瘡を紹介します。
このタイプは、飲酒や辛いもの・脂っこいものの食べ過ぎで胃腸に熱が溜まり、胃の機能が低下することが原因で口内炎が出来ます。
症状としては、口臭、便秘、胸焼け、舌質紅、舌の苔は黄色で厚くなります。
治す時には
「清胃瀉火・瀉熱通便」などの方法をとります。
意味としては
「胃の熱を取る・熱を取って便の通りを良くする」。
こんな時には、石膏、知母、黄連、升麻などの中薬を使って治します。
黄連(このまま飲むと物凄く苦いです)
胃熱がある人には、菊花、百合、緑豆、苦瓜、セロリ、きゅうりなどの野菜がオススメです。
さすが、中医学を勉強してると対処の仕方が違いますね!
便秘にも色々なタイプがあるので、ご自分に合った食材を選んで食べるのは大切なことですよね。
私もあまり口内炎ができるタイプではないのですが、
体調があまり良くない時に脂っぽい物を
食べると、
胃熱が発生して便秘になることがあります。
そんな時は、ゴーヤやレンコンを
よく食べま~す。
体がきちんと危険信号を出してる証拠ですよね。