フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

パッチワークの先生の手帳カバーとわたしの刺繍の頭蛇袋です。

2009-10-02 21:11:18 | 日記
10月2日 金曜日 雨

一日中雨が降っていて鬱陶しい一日でした。
9時に鍼治療の予約がしてありました。そのままサントリー美術館に行くことにしていました。
サントリー美術館のメンバーズ・クラブの会費を納入しながら展示を見てこようと思っていました。

長女もメンバーズ・クラブに入っていますから、彼女も行くと言ってくれました。楽しみが増えました。
わたしの治療が終わる前に、長女は出掛けたようです。
会場の中でも携帯メールで連絡が取れる世の中ですから、気が楽です。

雨の事もあったからでしょうか、空いていました。
和紙で作られた花や提灯、お皿まで作られていたのですね。
紙は貴重品でしたから、手紙を漉きなおして使ったと言う物も陳列していました。

漉き直しても墨が落ちきれず紙全体の色もですが、所々墨で書かれた文字が残っています。
その紙にまた経文を書いているのです。手紙にも使ったようです。
江戸時代の版本や大福帳が襖や屏風などの下地に使われていたようです。

わたしも古い屏風の下地に大福帳を貼っている物を持っています。
汚いので捨てるべきと言うのが娘たち、それでも捨てきれないのがわたしです。(笑い)
まだガレージにしまい込んであります。いずれはゴミになるのでしょうか・・・。

紙で作った着物や半纏、帯も出ていました。
お水取りの時に、東大寺のお坊さんは和紙の着物を着たようです。展示されていました。
わたしもずっと以前、京都の嵯峨野で紙で作った帯を持っています。締め良かったです。
派手になってきてもう使えないかもしれない・・・。ふとそう思いました。


帰宅してホッと一息ついた時、この手帳カバーの事を想い出したのです。
先日お会いした方が持って居られ、とても素敵なので写真を撮らせて戴きました。
パッチワークを教えて居られる方ですから、布の柄を上手に使って、更にパッチワークを施しています。

手帳カバー

磁石のスナップを使っていました。それがわたしには新鮮でした。
扱っているお店も教えて戴きました。買ってこようと思っています。

わたしもフランス刺繍を習っていました。それで頭蛇袋を作って今も使っています。
先日オカリナの時持っていきましたら、殊の外評判が良かったので、ちょっと嬉しかったです。

袋の持ち手も、気に入った物が無くて布を切って細く縫い、三つ編みにして手提げの手にしました。
裏布には不用の布を使って作りました。わたしの苦心作です。でも気に入っています。

 わたしの頭蛇袋
刺繍は塗り絵のように、絵を描いているように一針一針刺していきます。
その行程が好きです。
あるじがサラリーマンの頃、帰りを待ちながらずっと刺していました。

どんなに酔っていても「随分出来たじゃない」とか「良いじゃない」など、
必ず何か一言、コメントを言ってくれた物です。嬉しかったですね。
懐かしい、良い想い出です。

あるじのその言葉が聞けないので元気が出ないのでしょうか・・・。
あるじのその言葉が聞けないので生きる楽しみが出てこないのでしょうか・・・。

絶対もう聞くことが出来ないと判っているのですが、しょうがないですね。情け無いです。
コメント
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