フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

白洲正子著「韋駄天夫人」を読みました。

2009-10-14 20:32:54 | 読書会
10月14日 水曜日 曇り時々小雨後晴れ

朝から曇っていましたが雨が降るとは思っていませんでした。
それで少しだけお洗濯をしてしまいました。
2階の洗濯乾し場に持って行かず、藤棚の下と軒の竿に干しました。

10時から読書会でした。
白洲正子さんの「韋駄天夫人」を読むことになっていました。
「1910年生まれの女性がこのような行動をしたら目立つ」と言うのがメンバーの意見でした。
確かに今のこの時代でしたら、このような女性は沢山居られると思います。

それに著者の「生活の常識」は、今の時代には考えられない常識だったことも確かでしょう。
作家名を揚げてその酷評をしています。それは大変なことです。
そのようなことを言えるのはそれなりの後ろ盾が有ったからと言う意見もでました。

白洲正子さんの事から、白洲次郎さんのことは勿論、吉田茂さんや青山二郎さん等も話題に出ました。
人と人との繋がりを面白いほど皆さん知っておられて、暫し話に華が咲きました。

白洲正子さんは主婦としての家事が出来たかどうかなども話題になりました。
家事をしているような姿は「韋駄天夫人」には書かれていません。
出来なかったのではとか、出来てもしなかったのではと言う意見が多かったです。

でもわたしは出来たのでは・・・、と思っています。
父親から「両家の奥さんは家事を何もしないようだけど、何でも出来る物なのだ」とよく聞かされました。
どこに嫁ぐか判らないと言って、厳しい父でした。

「女は2度寝は駄目」と言い、日曜日でも6時には雨戸をガラガラ開けていましたね。
朝寝坊は厳禁でした。当時でもこのような父親は珍しかったです。
友人たちが羨ましかったですね。でも今はその父に育てられて良かったと思っています。

ふと白洲正子さんの御両親はどのように思っておられたのか・・・と考えました。

夕方になって図書館に読書会の本を返却しに行くことにしました。
出掛ける前に、台風で大きな枝(蔓?)が折れてしまったノウセンカヅラと藤棚の間から空を写してみました。
淋しくなりましたが庭が広々した感じになりましたし、明るくなりました。



少し庭仕事をしないと駄目ですね。目眩がもう少し治まれば良いのですが。
それに今日は何故か久しぶりに目眩がきつかったです。
ゆっくり動くのですが、何ででしょうね・・・。
コメント
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