車を降りた途端、くしゃみの連発。今日も鼻水ズルズルとの戦いが始まりました。オマケに目指す”とってもイイ沢”、通称T沢(タ行の沢ではありません)は、杉林の山々を従えているんですから覚悟してたけど、いきなりくしゃみとは参りました。
林道をヘエヘエ言いながら上っていくと目的エリアの入り口にあたる大堰堤が現れます。
一気に巻くのはキツイので一息入れてから再始動です。歳はとりたくないですねぇ。
2日前の雨は、恵みの雨にはなったようですがゴミまでは押し流すほどの量ではなかったみたいですね、気をつけないとリーダートラブルで2度目のキャストができない状況です。
水温が7℃に届かない状況で果たして純血イワナはドライに出てくれるのか若干不安でしたが、一投目からお腹をオレンジに、鰭は赤を纏った、秩父イワナを彷彿させる純血君が出てくれました。
サイズは小さいものの、そこそこ#18CDCダンに反応してくれます。
ただ、流れの真ん中ではなく障害物脇のレーンでしか反応しないのは、まだまだ活性が低いか、それともココのイワナのDNAなのかは定かではありません。
人工物以外で唯一のトヲラズ。
ココを巻くのは難儀なのでT沢自体、あまり来ないのですが今日は久々に巻いて見ますか。
ズルズル滑る急斜面をゼイゼイ言いながら大巻きし、再び流れに降り立つと大粒の汗が滴り落ち、更にヘタリ込んでしまいました。以前はこんなこと無かったのに‥‥。
沢が二手に分かれるとココも終焉です。
久々に訪れたT沢。昨年の台風9号の影響で魚が心配でしたが、人間が思うほど太古の昔から生き延びてきたイワナ達はヤワではないんですね、見事に健在です。
明日は終日、自由の身。ストレス無く思いっきりキャストできる川へ行ってみます。