河原に下りると取水堰上の瀬に3人、その上に1人。其処から先の上流には誰一人居ません。予想外にガラガラ状態です。湯の田ドライブインの溢れた車の主は水明橋付近に固まっているのでしょうか、それとも既に更なる上流へ移動しちゃったのでしょうか。
目の前の流れで水温を計ると、4.5℃。まー、こんなもんでしょう。
6Xのリーダーに6.5Xのティペットを50cm継ぎ足し、初巻ニンフと粘土マーカーをセットして直ぐ上の大石脇の瀬をトレースすると、マーカーが止まり軽く煽ったロッドからテンションが伝わってきます。
数尾に遊んでもらったので上流へ移動します。その際、覗き込むとディープブルーの背中がかなり居ます。こりゃー、こっから上は独占状態!?。
ところがソコから先に魚を見つけることができません。400mほど上がった深瀬でやっと、ディープブルーを発見。しかも、散発ですがライズもしてくれてます。
すかさず、8Xのティペットを2ft継ぎ足しフライを#22CDCに交換です。昨年は若干のストレスだったのに今日は、アイにすらティペットが通らず‥‥、悪戦苦闘です。(笑)
コノ辺りから突風が吹き始め、流下物も多くなりチョット厄介な状況に。それでも間隙を縫って何尾か掛けると、放流君とは言えさすがにヤマメちゃん、学習能力が高く見切られちゃいます。
#22のフライチェンジはキツイので暫く頑張るもたまに出ても全く乗りません。後行のFFMが声を掛けてきたので暫し、雑談タイム。
比較的この近所の方らしく、昨シーズン崩壊した裏話など、「噂」はホントだったようです。
ドライを諦め上流に進むとやはり、暫く魚の気配がありません。怠惰な遡行を続け何気なく反対側の瀬に目を向けると、ディープブルーっぽい軍団、いや塊と言った方がイイかも。
ニンフで探るとやっぱり、ヤマメちゃんです。当に入れ食い!。
リリースはかなり下流側でやったのですが皆、元の瀬へ戻るが如く上流へ走り去ります。もう少し水温が上がり、野生を取り戻すまでは養魚池のような密集生活がココでも続きそうです。
帰り際、道路の上からドライの深瀬ポイントを覗くもFFMは1人だけ。明日も来ようかな、「グリーンフィールド名栗」へ。