タチツボスミレ以外のスミレは出会う頻度がぐっと少ない。マルバスミレとツボスミレは林の下に咲く。マルバスミレは平地にはあまりない。名前の通り葉が丸みを帯びており、純白の花は花びらが大きく、実に美しい。ツボスミレは平地でもよくあり、やや湿った場所を好む。花は小さく目立たないが、よく見ると白地に紫の筋があり、なかなか美しい。
スミレとノジスミレは直射日光が当たる明るい場所に生え、林の下にはないため玉川上水には多くない。むしろ玉川上水を離れた空き地などで見かけるほうが多い。どちらも濃い紫色の花をつけ、葉は細長くて、他のスミレ類とは全く違う。花の側弁にスミレでは毛があるが、ノジスミレにはない。ノジスミレは市街地の道路にもある。
「すみれの花咲く頃~♪」いよいよ春本番、心がウキウキしてきます。スミレにも多くの種類がある事を知りました。松尾芭蕉の句に「山路来て何やらゆかし菫草」とありますが、玉川上水沿いや、注意してみると石垣の隙間など街中でもスミレ類を見ることができました。さて芭蕉のみたスミレは?
小島基男

マルバスミレ

マルバスミレ花側面

マルバスミレの葉

マルバスミレ

ツボスミレ

ツボスミレ花側面

ツボスミレ葉

ツボスミレ

スミレ

スミレの花

側面

スミレ

ノジスミレ
「これがノジスミレです」
観察会の時に高槻先生が指さしたのは集合場所である一橋学園駅から南に少し行ったところの電柱の根元。ツメクサなどと一緒に咲いていた。日当たりの良い乾いた土が好きで、100種類以上あるというスミレのなかではたくましい印象を受ける。
辻 京子

ノジスミレ
スミレとノジスミレは直射日光が当たる明るい場所に生え、林の下にはないため玉川上水には多くない。むしろ玉川上水を離れた空き地などで見かけるほうが多い。どちらも濃い紫色の花をつけ、葉は細長くて、他のスミレ類とは全く違う。花の側弁にスミレでは毛があるが、ノジスミレにはない。ノジスミレは市街地の道路にもある。
「すみれの花咲く頃~♪」いよいよ春本番、心がウキウキしてきます。スミレにも多くの種類がある事を知りました。松尾芭蕉の句に「山路来て何やらゆかし菫草」とありますが、玉川上水沿いや、注意してみると石垣の隙間など街中でもスミレ類を見ることができました。さて芭蕉のみたスミレは?
小島基男

マルバスミレ

マルバスミレ花側面

マルバスミレの葉

マルバスミレ

ツボスミレ

ツボスミレ花側面

ツボスミレ葉

ツボスミレ

スミレ

スミレの花

側面

スミレ

ノジスミレ
「これがノジスミレです」
観察会の時に高槻先生が指さしたのは集合場所である一橋学園駅から南に少し行ったところの電柱の根元。ツメクサなどと一緒に咲いていた。日当たりの良い乾いた土が好きで、100種類以上あるというスミレのなかではたくましい印象を受ける。
辻 京子

ノジスミレ