『サンデー・ジャポン』

今日、朝から５時間くらいかけて仕上げていた文章が、一瞬にして消えてしまいました。このブログの怖いところです・・・ｗ
思わず、ギェエエエエ～！と叫んでしまいました。くぅちゃん風に言うと、ギ　ェ　エ　エ　エ　エ　エ　エ　～・・・ｗ
じっと、右手の中指の先を眺めました。私の５時間を返せぇ～！

でも、くぅちゃんの７２日間を想えば、５時間くらいのことで、くよくよなんかできないって・・・。気を取り直して、帰ってからまたやり直そうと決めました・・・。

「倖田來未」の７２日ぶりの「復帰」のライブということで、４/12のエコパアリーナは、日本中の注目を集めていました。（そして、実は、日本だけでなく、アジアやヨーロッパ（スペイン）のファンも、この日を待ち望んでいたのでした・・・）

スポーツ紙やＴＶの芸能ニュースなども、「特集」を組んだりして、精力的に取り上げました。録画した番組も、まだゆっくり目を通していません。

そんな中でも、１３日（日）の生放送番組『サンデー・ジャポン』は、ゲスト＆レギュラーコメンテイターの貴重な「賛否両論」が聞けて、有意義でした。




まず、番組の冒頭から「速報!!倖田來未　涙の謝罪」のタイトルで、特集がスタートしました。（ただし、青木裕子アナウンサーは、倖田來未さんと「さん」を付けて読みました。）

まず、花道で歌うライブの映像が少し映った後、「羊水騒動」を振り返るＶＴＲが流されました。スポーツ紙や、「批判」「活動を自粛」のコピーも・・・。

その後、開演前に謝罪の挨拶をする様子が放送されました。

左手から現れたくぅちゃんは、マイクを握り真っ直ぐ前を見据えてしっかりとした足取りで、ステージ中央まで進みました。足元から、少し青い衣装が見えていましたが、全身をすっぽりと黒いコートに包んでいました。

【オープニング挨拶】
（両手にしっかりとマイクを握り締め）今日は、本当に、皆様、来て頂いて、本当にありがとうございます。倖田來未です。（深々と一礼）皆さんに、本当に多くのご迷惑・ご心配をおかけしたこと、本当に申し訳なく思っております。心より…心よりお詫び申し上げたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。（再び、深く一礼をする。会場から、大きな拍手と“お帰り～！”とか“くぅちゃ～ん！”などの温かい声援が聞こえる。思わず涙ぐむ場面も・・・）

再び、ライブで熱唱する映像。「６５００人の前で、全２１曲を熱唱」のコピー（正しくは、メドレー含めて２２曲では？：注）

【アンコール】
なんか、こう…本当に皆さんにご心配ばかり、ご迷惑ばかりかけてしまっていたくぅなんですけれども、改めてこのね・・・時間？…ずっとお家にいた時間は、すごく、あの…いろんな事を考えさせられる時間でもありました・・・。

・・・それでは、最後の曲になってしまうんですけれども…
（会場から、“えぇ～！？”とか“やだぁ～！”の声、多数）
あ～、もぅ…そんなん言わんとってよ・・・（こらえきれない様子。左手で頭を、マイクを持った右手で目元を押さえる。そのまま横を向いて歩き出す・・・。）
もぉ～・・・（くすん）なんか・・・もぅ・・・（落ち着きなく、動き回る）

やがて、『walk』を熱唱する場面。

♪歩き続ける～　歌い続ける～　辛い現実が　そこに待ってても～♪

涙ながらに歌うくうちゃんを見つめる、ファンたちの涙、涙・・・

続いて、ライブの後のファンのインタビュー（二人）。バックに『愛のうた』

☆良かったよ～。良かった、良かった、うん。泣いた、泣いた。だって、泣くしかないじゃん。

☆やっぱ、ひとつひとつの言葉に重みがあったと思うし、それを見た人、こういう発言の後の謝罪を見た人にも気持ちは伝わると思います。

続いて、ライブ終了後のアリーナ出口のインタビュー。この時のくぅちゃんは、よく見ると細かいストライプの入ったほとんど黒に近い濃い紫？のニットのロングドレス（くるぶしのすぐ上あたりの丈）で、ボタンで前を留めるようになっていて、前後が大きくＶ字型の切れ込みがあり、下に黒を着ていました。３ｃｍくらいの細い幅の地面にとどくくらいのマフラー？を首に巻いていました。足元は、素足？に黒のハイヒールでした。

アナ：無事にツアー初日を終えられていかがですか？

くぅ：とにかく、あのぉ…皆様の前でこうやって、改めて歌えるようになって、すごく幸せな気持ちでいっぱいです。

アナ：ファンの皆様の声援は届きましたか？

くぅ：いや、もう…逆に私の気持ちが届いたか、すごく心配なんですけれども、でも精一杯歌わせて頂いたので、え～、今後も一生懸命歌っていきたいなと思ってます。

（スタッフ：じゃあ、くぅちゃん、明日がありますんで・・・）

くぅ：すいません、ありがとうございました、わざわざ。ありがとうございました。

そう言って、左、右、中と丁寧にお辞儀をすると迎えの車の方へ・・・。乗り込む直前、振り返ってまた一礼をして、車の中へ消えました・・・。

くぅ：ありがとうございました。失礼します。

再びライブで歌う映像をバックに、「全国８箇所で１７公演を行う予定」のアナウンスがあって、スタジオに切り替わりました。



以下は、それぞれのコメンテイターの言葉をまとめました。「生放送」ならではの、緊迫する？場面もありました・・・。ＭＣは、「爆笑問題」の田中さん。

【前大阪府知事：太田房江さん】
もう、私ほら50代で、くぅちゃんの母親のような世代だから、もう吹っ切れてる。けれども、やっぱり30代の人から見ると、まだね…。いろんな想いがあるかな・・・？　だけどね、やっぱり大事なことは、あの「倖田來未」さん、アーティスト…。そして、バァッと伸びていってもらうことが、もぅホントに私たちにとっての楽しみだから、これから、このことを「糧(かて)」にもっと頑張っていって欲しいなと思いますけどね・・・。

田中：以前は、西川さんは、この発言の時に激怒されてましたけど・・・。

【医師：西川史子さん】
別に、今さら謝って欲しいとか、謝罪はいらないんじゃないかと思いますね。ただ、前回の謝罪も不十分な会見だったと思うんですよ。で、今回も、まぁ…自分の、ご自分のファンの前で言うって事は、誰に向けて、何を謝っているのかなとは、ちょっと思っちゃいますね。私は、もう彼女の歌が、あまり心に響かなくなってしまいましたね。

田中：かなり厳しい意見もありますが、ヘリョンさんはどうですか？

【韓国No.1コメディアン：ヘリョンさん】
本当に厳しいかもしれませんけれど、まだ早いんじゃないですか、活動するのが？はい…。ほんとに、こう…、愛を歌う人だから、愛に関するその歌が心にも響かないし、あのぉ…ほんとに…なんて言うんですか…許せないというか…30代の女性として許せないですね。私の周りの人も、許せないという気持ちは同じですよ。たった２ヶ月は、急なんですよ・・・。

（さっきから、何か言っていた「デーブ」が割り込んでくる）

【ＴＶプロデューサー：デーブ・スペクター】
でも、さぁ…。でも、悪いけど…、さかのぼるとね、騒動の「はってん」(？「発端(ほったん)」か？：注）というのはですね　もちろん、言っていけないこと言ったんですけど、無知で言ったんです、無知で。悪気があって言った訳じゃないんですよ…。勉強不足は、もう分かってるです。ただ、あのネット上のその扇動的な抗議というものが、拡大の上に拡大しちゃったんですよ。「魔女狩り」みたいになったんですよ。もぅ少し冷静に見てあげないといけないと思うんですよ。これぐらいのこと言って、それでも許せないないんだったら、もぅ・・・

【西川さん】
これぐらいのこと、っていうデーブも違うじゃない？それは・・・

【デーブさん】
あなた、「迎合主義」に走らないで下さいよ。もぅ、冷静に…。無知で言っただけって意味が分からないの・・・？

【西川さん】
でも、無知だから言っていいか、悪いかって・・・。それは、「いけない」でしょ？！

【デーブさん】
そうだけど、むこうも悪いのが分かったじゃないですか？！本人が・・・。

【西川さん】
う～ん・・・。

【デーブさん】
何してほしいの・・・？なんか、毎日「土下座」でもして欲しいの・・・？

【西川さん】
そんなこと、言ってないですよ・・・。

【ＴＶプロデューサー：テリー伊藤さん】
この２ヶ月でね、彼女も成長していると思うんですよ。で、これから彼女の「詞」が変わってくると思うんですね。そういうの、僕はプラスになった思うんですね、「倖田來未」というアーティストに・・・

田中：ジョージさん、アーティストとして、例えばファンの前でああやってね、まぁ謝罪して、当然ファンはは応えてくれる・・・。気持ちは、分かりますよね・・・

【ミュージシャン：高橋ジョージさん】
あのぉ…やっぱり、でも、確かにいろんな人を傷つけたんだろうなってことは、本人も自覚していると思うし、やっぱ、自分の「家訓」としてね・・・、うちは反省した者を、それ以上責めちゃいけないという、うちの教えがあるんで・・・。反省している人をこれ以上やってもどうしようもない・・・。それでね、まぁ…傷つけた人も多いかもしれないけども、「來未」ちゃんの歌で救われている人も多いってことも事実だから・・・。だから、やっぱり、歌って救っていくことが、この人の「償い」だと思うのね。・・・だから、俺らは、アーティストとして、今テリーさんが言ったように、あのぅ…どれだけ、今度は、ひと皮剥けた「倖田來未」って言うね・・・

（途中、ジョージさんの言葉にうなずく西川さんのカットも、ありました。）

【テリーさん】
変わってくるよねぇ・・・

【ジョージさん】
そういう風な、もぅ…「大きさ」を見せつけてって欲しいな、今度は・・・。

【テリーさん】
昔さぁ・・・。例えば「井上陽水」さんだってね、例えば「大麻」とか吸ったじゃない？大麻吸って捕まったけど、その後の「詞」って、すごくよくなるんですよ…。やっぱ、あるよね！なんか、こう・・・。

【国際弁護士：八代英輝さん】
でも、思ったんですけど、ごめんなさい…僕。その30代とかね「不妊治療」に悩む人って特定のターゲットの人を傷つけた訳じゃないですか？！　だから、このファンの前で謝るとかねそういうんじゃなくて、具体的に傷つけた層に向けて、何かメッセージを発信するような具体的な行動をとってね、謝るとかね、そういうような謝罪の意思を示すということも出来たんじゃないかと・・・

（ここで、「爆笑問題」の太田さんの次のボケ言葉と田中さんのツッコミで、白熱のコメントも幕となりました。）

太田さん：謝罪とかしたことないから、どうして・・・

田中さん：・・・んなこと、ねーだろ・・・ｗｗｗ


以上が、１３日放送の『サンンデー・ジャポン』のくぅちゃん「復帰」の特集からでした。