こんにちは。リーダーです☆
今日は私の専門の外来魚「オオクチバス」についてお話ししますバサーズでは毎回駆除対象として捕獲しているオオクチバス(通称:ブラックバス)。
全国各地でバス釣りもされていますね。
今や釣り人に限らず、一般の人たちの間でも「ブラックバス」呼ばれ、馴染み深い魚になっております
また、オオクチバスは外来種としても有名ですね
日本の生態系に大きな影響を与える外来種を特に『侵略的外来種』といいます。ブラックバスやブルーギルも侵略的外来種です
琵琶湖でも在来種の食害被害がありますもんね~;
しかし、オオクチバスという魚が法律で取締が行われている魚ということはあまり知られていません
みなさん、特にバサー(バス釣りをする人のこと)の方、現在ブラックバスを飼育していませんか?
2006年に施行された『特定外来生物法』という法律では、オオクチバスはブルーギルと並んで原則飼育が禁止されています
特定外来生物法では、侵略的外来種の中の一部の生物を『特定外来生物』として、飼育/栽培・生きたままの運搬・輸入・野外に放つことなどが原則禁止しています。
オオクチバスやブルーギルを無断で飼育していた場合、
個人では懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が科せられます
間違って飼育しないように、お気をつけ下さい
↑私が飼育しているオオクチバスです
え?!法律違反!?
違います。私の場合は、学術研究目的ということで、農林水産省に正式に申請して飼育許可を得ています
私はバスを飼育し、バスが捕食する餌に対して趣向性があるのかどうか、またどれほどの量の魚を食べるのか、といったことを現在飼育実験しております。
↑飼育許可証
基本的に一般の方がペットとして飼育する目的では飼育許可を受けることはできません
「バスが可愛いから」といって無許可で飼育すれば、非常に重い罰則を受けることになりますので、バサーの皆様、オオクチバスを扱う際には法律にも気を配ってください。
《飼育問題ではありませんが、オオクチバスに関係するニュースをお知らせしておきます》
平成21年8月20日 日経新聞夕刊 より
ブラックバス運搬容疑 逮捕 大阪の男「彼女に見せたかった」
特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は20日までに、大阪市生野区生野東の電気工事士、中田盛央容疑者(42)を特定外来生物法遵反容疑で現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
逮捕容疑は、19日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。
今日は私の専門の外来魚「オオクチバス」についてお話ししますバサーズでは毎回駆除対象として捕獲しているオオクチバス(通称:ブラックバス)。
全国各地でバス釣りもされていますね。
今や釣り人に限らず、一般の人たちの間でも「ブラックバス」呼ばれ、馴染み深い魚になっております
また、オオクチバスは外来種としても有名ですね
日本の生態系に大きな影響を与える外来種を特に『侵略的外来種』といいます。ブラックバスやブルーギルも侵略的外来種です
琵琶湖でも在来種の食害被害がありますもんね~;
しかし、オオクチバスという魚が法律で取締が行われている魚ということはあまり知られていません
みなさん、特にバサー(バス釣りをする人のこと)の方、現在ブラックバスを飼育していませんか?
2006年に施行された『特定外来生物法』という法律では、オオクチバスはブルーギルと並んで原則飼育が禁止されています
特定外来生物法では、侵略的外来種の中の一部の生物を『特定外来生物』として、飼育/栽培・生きたままの運搬・輸入・野外に放つことなどが原則禁止しています。
オオクチバスやブルーギルを無断で飼育していた場合、
個人では懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金が科せられます
間違って飼育しないように、お気をつけ下さい
↑私が飼育しているオオクチバスです
え?!法律違反!?
違います。私の場合は、学術研究目的ということで、農林水産省に正式に申請して飼育許可を得ています
私はバスを飼育し、バスが捕食する餌に対して趣向性があるのかどうか、またどれほどの量の魚を食べるのか、といったことを現在飼育実験しております。
↑飼育許可証
基本的に一般の方がペットとして飼育する目的では飼育許可を受けることはできません
「バスが可愛いから」といって無許可で飼育すれば、非常に重い罰則を受けることになりますので、バサーの皆様、オオクチバスを扱う際には法律にも気を配ってください。
《飼育問題ではありませんが、オオクチバスに関係するニュースをお知らせしておきます》
平成21年8月20日 日経新聞夕刊 より
ブラックバス運搬容疑 逮捕 大阪の男「彼女に見せたかった」
特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は20日までに、大阪市生野区生野東の電気工事士、中田盛央容疑者(42)を特定外来生物法遵反容疑で現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
逮捕容疑は、19日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。