Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

ハイボール

2009年10月01日 | Weblog
ちょっと気詰まりなことが1つ終わったので、
ハイボールを飲みに行きました。
少し前に流行っていましたがまだ飲んでいなかったので。

さっぱりした飲み口で良いと思いましたが、
それを飲んだ近所のチェーン居酒屋はガラ空きでした。
従業員が数人もいるのに、客は2組ほど。
その1組の私はお通しを断り、1200円で退店。
平日19時なのに店内にサラリーマンの姿もなく、
あんなに空いていて大丈夫なのだろうか。

預金金利

2009年10月01日 | Weblog
他人にお任せするとお金がかかるものですが、
食事などの目に見えやすいサービスと違って
金融では特にそれが顕著です。

家賃振込みのついでに某メガバンクの金利をチェックしたら
相変わらず信じられないくらいの低金利でした。
1000万円以上を10年間定期預金して金利が0.5%です。

ネット取引で一番良い利率を謳っている外貨預金でも
ドル預金4%とかNZD9%とか一見華々しい利率ですが、
まず税金がかかるために4%の金利が実質3.2%になります。
さらにドル購入時と売却時に2円程度の差額があるため、
構造的に実質1%少々の運用利率しか得られません。
満期解約日に契約時より1円ほど円高になっているだけで、
1000万円の資金と何年もかけた運用益がゼロになります。
もっと悪ければマイナスになってしまいます。

銀行としては「ドルに替えてあなたのお金を預かってあげるから
為替リスクは顧客が引き受けてね」という仕組みです。
銀行には手数料がもれなく入り、
預かっている間に運用して利益を上げられます。
プロですから年1.2%を大きく超える運用は難しくないでしょう。

運用を完全に他人任せにする以上、顧客の取り分が少ないのは
ある程度仕方のないことかと思いますが、
途中解約するとおそらく違約金が発生するはずなので、
顧客が為替リスクを回避する自由が少ないのは欠点です。

           + + +

10月第1日の今日はとりあえず15,000円儲かりました。
こんな小さな利益でも、メガバンクの普通預金や
半年定期預金の名目金利を超えてしまいます。

(最大税引後の手取金額)/(今年度初めの金融資産総額)という
一番厳しい評価をしてさえ、私の今日の稼ぎが勝っているわけです。

もちろん私も普通預金はしています。
自由に使える当座のお金が必要ですし、
1000万円まで保証してくれる点は魅力ですので。
でも今の銀行はある程度の大きさをもった金庫みたいなもので、
積極的にお金を増やすところではありません。

残業代

2009年10月01日 | Weblog
ニュースサイトに以下のような記事がありました。

> 神戸大学付属病院の研修医ら延べ788人に総額約1億6000万円の残業代を
> 支払っていないとして、神戸東労働基準監督署が同大に是正勧告を
> していたことが30日、分かった。4月までに全額を支払ったという。
>  神戸大によると、労基署が指摘した不払いの期間は2007年2月~08年9月。
> 是正勧告を2回、立ち入り調査を3回受けた。

1人あたり20万円の踏み倒しですね。
私の研修医時代の経験からすると、
これは言い逃れできなかった分が1人20万円で、
本当はもっと多いんじゃないだろうかと思ってしまいます。
是正勧告を1度受けただけでは支払いに至らなかったところにも注目。

> 同病院は、研修医らに対し、医療行為に従事する時間や指導を受けている
> 時間について、労働時間として自主申告するよう指示していた。
> しかし、労基署は自主的な学習などで院内にいた時間すべてを
> 労働時間とすべきだとしたという。

自主申告・・というところもポイント。
神戸大学にいるような研修医たちの学力では申し訳ないけれど
「周りが申告していなければ自分も申告しない」くらいは普通、
中には「研修医は時間外手当なんて申告するもんじゃない!」と
過剰適応するような人までいたのではないかと思う。
(もちろん中にはしっかりした若者もいるでしょうが。いてほしいものです)

自主学習でも労働時間として申告すべきだという労基署の勧告が素敵です。
・・・ていうか私、昔からそうしてきましたが。。。
夜遅くに医学の勉強をすることが私の趣味かというとそうではない。
患者に良い医療を提供するために、勤務時間後も励んでいるだけです。
実際それで上級医の見逃しや誤診をカバーしたケースが
数年で何十件もあり、患者にメリットがあったわけですし。

また、勉強中に院内で心配停止でもあれば駆けつけるわけですから
若い者が夜中まで自発的に病院に詰めてくれるというのは、
実は上級医にとっても有難いわけです。
夜中の病棟で医師1~2人で蘇生を行うのと、何人も人がいるのでは
その場の責任者の気持ちとしてもだいぶ違います。