Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

損切り

2009年04月30日 | Weblog
ここ2週間は投資でピンチでした。
評価損を耐えしのび、おいしい変動を眺めつつ
ようやく今日になって回復の兆しがあり
数万円のマイナスで損切りしました。

私の取引額なんてそんなに大きくはないので
今まで一番大きかった確定損が50万円程度ですが、
負けを取り戻して穴埋めするのが大変なので
あんまり大きな負けはしたくないものです。


さて、来週は新型インフルエンザが世界経済に
どういった影響を及ぼすのでしょうか。
成田にもインフルエンザ陽性が1人出たという話ですが
私はアメリカ圏のほうで感染者が増えると予想します。
アメリカ人もエリートは優れた戦略を立てますが、
日本人は大衆レベルが生真面目で細々とした気質ですし
インターネットなどの情報も充実していますから
意外に我が国の感染者は少なくすむのではと考えます。
特別根拠のない推測ですが。

放置されていた研修医

2009年04月28日 | Weblog
講義用の資料を作って、何度かに分けて
研修医にレクチャーをすることにしました。

もっぱら私より何年も上の先生と一緒に
4月から入院患者を受け持ってきた研修医ですが、
初めて一緒に患者を受け持つことになり話をしたところ
1ヶ月近く研修しているわりに理解が進んでいない感じで、
改めて教育状況について研修医自身に尋ねてみると
特に資料をもらったり教育されてはいなかったようです。

患者を診るのも勿論大事な研修医教育ですが
きちんと体系だった知識を同時に教えないようでは
教育病院とは呼べません。
内科もさらにその中で専門分野別に分かれていますが、
うちのグループではまともに教育しないということだと
病院の中でも恥ずかしいことです。

意欲のない上級医には困ったものです。
問題があっても自ら動こうとしない姿勢に感心しません。
勉強しようと思ってうちのグループで研修している人に
効率的な教育を施さないというのも申し訳ない話です。
自分たちも他人に物を教わってきたわけですから、
下の立場の医師に教育を行うのは半ば義務です。
仕方がないので私が教えることにします。

豚インフルエンザ

2009年04月26日 | Weblog
鳥に引き続き豚だそうです。
メキシコで81人死亡、うち20人が豚インフル確定。
1300人以上がインフルエンザ様の症状で
病院に入院した(あるいは収容されたのか)だそうです。

アメリカでは11人の感染者が確認されたと。
うちカリフォルニア州に9人。

日本に飛び火する可能性がゼロではないですから
備蓄食料を確認し、衛生用品を買い足しておきました。
それが役に立つような事態になったら困りますが。。。

"pandemic potential"とWHOが言っております。
パンデミックを起こしうる「可能性」というところです。

邁進

2009年04月25日 | Weblog
食欲が出ないという訴えで来たリウマチ患者が
間質性肺炎の急性増悪でした。
研修医時代の経験が活きて簡単に診断できました。
見逃すと相当悪くなる可能性がある病気ですが
きっちり診断して、今日も良い仕事をしました。

自分の人生が、最近はまあまあ面白いので
周りにも良いことをできたらいいですね。
患者の体調異常の原因をきちんと見つけて
適切な治療や説明ができた時は、医者冥利につきます。


今後一層、経済的に余裕を持てるようにし、
仕事の面でも何か特徴を出せるようにして
方々から必要とされるようになりたいものです。
そうなるためには日々の仕事を誠実に行うこと、
成長努力を怠らないことが第一かと思います。
果実は真摯な努力をした者の手にしか落ちません。

努力したくなくなったら外国を見るべきです。
最低限の人権を護るために闘っている人、
国へ戻れないため必死で勉強する留学生、
永住権を得るために前線へ赴く兵士。
海外のニュースサイトを見れば、
生きるために必死な人たちがいくらでも見つかります。


先日久しぶりにモーツァルトを聞きました。
Youtubeで「フィガロの結婚」序曲に行き当たりました。
自分の結婚式のBGMの一つに、モーツァルトの
ディベルティメントを使いましたが、
この序曲もディベルティメントも
ワクワクする気持ちが心の内から起こるような
そんな音楽だと思います。

遊星の運動を定式化できた人もすごいし、
人の心をほがらかにする音楽を書いた人も
やすらぎを感じさせてくれる絵画を描いた人も
戦時下に平和と人道を唱え続けた人も、
世の中には偉い人がだいぶいたものです。
そういった人たちが生きていたことを思い、
恥ずかしくないように生きたいものです。


来月は親を連れて割烹に行く予定です。
元々魚に対しては舌が肥えているくせに
新鮮な魚が食べたいと無茶を言うので、
とうとう高い値段で有名な繁華街にある割烹を
自腹で予約しました。電話の感じは大変良かった。
料理人がどういった良い仕事を見せてくれるか
それが楽しみです。経験を買うというつもりで
お金を払うことにしました。

イタリアの港町で入ったミシュラン1つ星の店で
世界に認められるためには何か一つ
筋の通った特徴と経験が必要なことを学び、
リッツカールトンはじめ高級ホテルでは
親愛の情を持ってもてなされることの良さを学びました。

私は患者に「様」はつけないことにしていますが
診察する時の基本姿勢としては、ホスピタリティと
プロフェッショナリズムを意識しています。
専門知識があるからといって高圧的になる必要はないし
医者から患者へ一方通行で療養指示というのも
いつもそれだけで良いとは思いません。
腕の良いプロが患者と同じ平面に立って話し、
最良の選択枝を提供するというのが一番だと思います。

当直

2009年04月22日 | Weblog
エサをもらいつつ32時間連続労働でした。

まず火曜日の9時~17時まで平常勤務。
製薬会社の営業が薬の説明をしがてら
晩御飯に寿司を一折持って来ました。

病院が用意する当直メシは患者用の病院食なので
そんなもの食べて働く気にもなれません。
寿司一折で精神エネルギーをチャージして頑張れたら
患者にとっても利益になるわけですから、
こういう点では里見先生よりも財前先生派です。

患者の薬代→製薬会社の営業費→寿司折
→当直中の私の活力→患者への良い医療×夜16時間
というふうに形を変えて利益が回っているわけですから
特に問題はないと考えています。

また製薬会社のMRが行うのはほとんどの場合
真摯な議論に耐えうる学術情報の提供ではなく、
自社製品の営業活動に過ぎないのが実情ですから
タダで自分の時間を提供するのは愚かです。
同じように無償で時間を使うのであれば、
まともな論文の一本でも読んだほうが余程診療に活かせます。

夜中は救急外来の患者を診て、病棟のほうでも
後輩医師がおそらく誤診した患者の治療をしておきました。
まだ私の考えが正しかったと確定したわけではありませんが
結果は数日後に判明します。
後輩の昔からの欠点が思い起こされるケースだったので、
やれやれと思いつつカバーしておきました。

当直明けの朝御飯は病院食です。
おかずには手をつけず、食パンと果物だけ食べました。
パンもス-パーで売っている量販品のほうが旨いくらい。
患者に不味いものを食べさせなくてもな・・と思いつつ、
眠たいせいか食欲もあまり出ませんでした。

朝のカンファレンスの後に風呂に入ろうと思ったら、
病院見学の学生の相手を部長に命じられました。
まず風呂に行ってヒゲも剃りたかったのですが、
仕方がないので色々と教え、その後は回診でした。

昼は製薬会社が科全体に持ってきた弁当を食べ、
昼御飯のあとにようやく風呂に行けました。
急いで風呂に入り、上がってから研修医に指導して、
事務員が動いてくれない転院の手配をしたり、
急な病状の患者の治療をしたりして、
ようやく2日目の17時になりました。

今日は疲れたので定刻退勤しました。
帰りの電車で座れたのがラッキーでした。

FX

2009年04月15日 | Weblog
投資を初めてから2ヶ月が経ちました。
勝ったり負けたりですが、今のところ
合計すると幸いまあまあ勝っています。

わずか数秒で何千円か儲けることができます。
20分程度で数万円儲かることもあります。
帰宅したら数十万円儲かっていることもあります。
・・・・が、逆もまた然り。
そこをどううまく解決するかが投資家全員の課題でしょう。

投資自体で大儲けしようということではなく、
プラスの複利を使えるようになることが目標です。
複利を使えるようになれば、給与はそこそこでいい。
当直や外来のアルバイトなんか行かなくたっていい。
病院の給料がショボくても不満に思わなくていい。
つまり人生にいくらか余裕を持てるようになるので、
プラスで運用できるよう頑張りたいと思います。

学会

2009年04月12日 | Weblog
内科学会総会に行ってきました。

ベットラ・ダ・オチアイにて友人と晩御飯を食べました。
1時間くらい電話し続けて予約を取った店です。
なかなか美味しかったです。

翌日のお昼は菊亭という天ぷら屋で食べました。
しかし天ぷらコースで海老天が1本しか出てこず、
帰宅してからメニューを調べたら3本出るようです。
忘れられてたんでしょうか。。。

嫁さんへの土産に銀座三越のラデュレでマカロンを買い、
丸の内のサダハルアオキでケーキを2つ買いました。
マカロン1個230円、ケーキ1つ700円と、イイお値段ですが
値段相当の味覚のエクスペリエンスがありました。
日本のケーキ屋さんで滅多にない味なので、
たまには贅沢もいいでしょう。

NHK

2009年04月10日 | Weblog
夜にオートロックの呼び鈴が鳴り、
怪しげなオッサンが画面に映っていました。
本人曰くNHKの集金だそうで。
いまどき詐欺でないかどうかは分かりませんが
仮に訪問者が委託の社員だったとしても、
NHKと受信契約はしないことにしています。

うちではテレビを見ないので、
テレビ自体も5年前に買った粗末な代物です。
ビジネスホテルに置いてあるテレビのほうが
よほど立派だと思います。
木賃宿だったらうちくらいのTVがあるかも。

見ないものに年間2万円以上は払えません。
受信契約をしなければ受信料を払う義務はなく、
受信契約をしないことに対する罰則はありません。
道義的にも払う義務がないと考えています。
NHKのテレビ放送がなくても私は困りません。

「うちはテレビ使いませんので」の一言で
いつもお帰り頂いています。

お花見

2009年04月05日 | Weblog
嫁さんサービスとして、近所にお花見に行きました。
旨そうなパン屋でサンドイッチなど買い込み、
レジャーシートを持ってお出かけです。

天気も良く桜も満開でした。
のどかな一日です。

異動

2009年04月01日 | Weblog
今日から職場が変わりました。
新しい同僚の先生たちは良さそうな感じでした。
落ち着いて楽しく仕事ができたらと思います。

明日からまた集中力が必要なので、早く寝ます。