Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

年末

2007年12月25日 | Weblog
論文を投稿し、年賀状もなんとか書き、
大掃除はしていませんが12月の末になりました。

休日もあれこれ結婚式の準備などしていたら、
彼女が今日職場で低血圧にて倒れたそうです。
若い女性が倒れても99%以上心配ないと承知してるので
別に驚きませんが。

31日までに、夜診バイト、研修医との食事会、
彼女と人気レストランでランチ、実家に帰る、
友人との飲み会、彼女と弟との食事会があります。
何もないのは金曜日だけです。。。

飲み

2007年12月18日 | Weblog
同僚と晩御飯に向かっていたら、年の近い上司を1人ゲット。
一緒に博多もつ鍋を食べました。
キャベツとニラが主体で、あと脂肪の落ちたモツが少しだけ。
追加はキャベツ、モヤシ、エノキ、厚揚げ、ラーメン。
大変ヘルシーな晩御飯でした。

その後、上司行きつけのワインバーで飲み、
家に帰ったら午前1時半でした。

800円程度で満足でき、野菜も大量摂取できる博多もつ鍋、
思わぬヒットでした。

転生

2007年12月14日 | Weblog
最近よく物を忘れるなあ・・と思いました。
ひょっとして、次々と新しいことを勉強するから
それで些細なことを忘れていくのかも知れません。

養老孟司も書いていたと思いますが、
人は決して「同じ」でありつづけはしないのです。
何かを学んだ自分と、それ以前の自分は別物だと。

「変わらない」ということにはよく価値が置かれ、
結婚式では生涯変わらぬ愛なんて誓いますが、
いっそのこと、お互い変わり続けても
仲良くしていようなんてのもアリかも。
転生してもまた結ばれて・・・という感じで
東洋的かつ幻想的な雰囲気も漂います。


話は変わりますが「もつ鍋」に惹かれます。
内臓肉が食べたいなんて、人前では言いづらいですが
平滑筋のコリコリサッパリしたヘルシー感にはまりました。
野菜たっぷりで、肉は少量で満足できるのも◎。
元々は博多の料理なんですね。
水炊き、もつ鍋、豚骨ラーメン、チャンポン、皿うどん、
カステラ、地鶏、豚汁・・・九州料理好きだなあ。

雨でも晴れでも

2007年12月09日 | Weblog
株式投資において、素人は株価が上がると喜び、
下がると損を出すのだそうです。
一方、通になると株価が上がっても下がっても
儲けることができるのだそうです。
どっちに転んでも利益を上げられるという点は
面白いと思います

私も昨日の保険加入事件で、不利な状況を利用しました。
自分が7万円弱余計な負担をさせられそうになり、
その条件でなければ契約できなさそうな雰囲気でしたが
逆にそれを家賃減額交渉に結びつけました。
保険料<家賃低下額ならば、結局は
保険料を家主が負担したのと同じことになります。
自分に課せられそうだった金銭的負担を、
家主と不動産屋のせめぎあいに変えたわけです。

今の勤務先は時間外手当を一切払いませんが、
本当に払わない旨を一度人事に確認済なので、
こちらも17時以降は心おきなくバイトに行けます。
病院からもらう時間外手当は2000円/h程度ですから、
実はアルバイトで1~1.4万円/h稼ぐほうが良いのです。
患者の手当をして時間外になっても給料不払いというのは
許されることではありませんし、立派な違法行為です。
しかし違法行為をあえて逆手に取ることで、
自分で納得できる年収を確保できています。
人事にとっては人件費削減に成功し、かつ
違法行為という弱点をさらけ出してくれており
私は年収が増えました。双方に利益があるわけです。

いろんな手法がまだまだあると思いますが、
不当な条件を飲まされた場合は別の手で刺し返すこと、
これも大切だと思います。

交渉

2007年12月08日 | Weblog
『人はカネで9割動く』という本を買いました。
車内で読んでいるところを見られたら
エロ本並に恥ずかしいようなタイトルです。。。

まあでもタイトルは真実。
生活費を稼ぐために言いたいことを押し殺す大人は
掃いて捨てるほどいますから。
読みやすそうだったのと、本屋で急いでいたので
とりあえず買ってしまいました。

著者はどこかのCEOでもファンドマネージャーでもなく
ジャーナリスト。つまりは売文屋です。
彼らは書くばかりで実績がないですから信用はしませんが
一通り読んでみました。

内容はお金の使い方です。
要はお金のやりとりの際に、いかに相手に恩義を感じさせたり
こちらの立場を有利にしたりするかという趣旨でした。


で今日は新居を見に行ったのですが、
いきなり金銭を仲介した交渉を実践してしまいました。
(本来必要のない)ある保険に加入必須と言われたのですが、
そのこと自体は断らず、どうしてもというなら保険に入るから
その代りに家賃を下げるよう交渉しました。
不要な保険の掛け金よりも家賃低下額が大きくなるように。
賃貸契約をするためにその保険が必須と言われたのは
大家の都合か、保険会社と不動産屋が結託してるのか分かりませんが
結局はその保険に入らなくてよくなりました。

1500円くらいの本を読んで、7万円弱のお金が浮いたので
この本を読んで得をしたというべきでしょうか。
今回は特別な利益が上がったわけではないですが、
金銭交渉もちょっと面白いかも。

のんびり

2007年12月04日 | Weblog
のんびり生きたいなあ・・と思います。
大病院の部長や超一流大学の教授になっても激務です。
他人から急かされず、自分のアイデアを試せる人生を生きたい。


ネームバリューはあるけれど給料激安のうちの病院、
月末にベテラン医師が何人か辞めていきました。
時間外手当がゼロだったりして、頑張っても報われないから
多忙な科の医師が辞めて何の不思議もありません。
ベテランが辞めた科の残りの医師たちは、
昨日も夜中0時過ぎまで病院で働いていました。
仕事の量はさほど減らず人員は減ったので、
残された医師が辞めるのも時間の問題かも知れません。

時間外手当を払ってくれないので(←違法行為だが)、
私は17時過ぎたらさっさと帰るようにしています。
夜にアルバイトをすれば、まだ何とかマシな賃金になるので。
余った時間は自分に報いてくれない職場に費やさず、
金融やら法律やら、社会勉強をすることにしました。


病院でおこった死亡につき、刑事事件として扱えるよう
厚生省が試案を出しています。
本当にミスならともかく、病院で患者が死んだら
家族が訴えるだけで取り調べを受けるわけですから、
これが法制化されたら、また医師不足が加速します。
故なく訴えられて刑事罰を受ける可能性の高い診療科に
誰が好んで進むものかということです。
私もそうなったら、リスクの少ない病院で働くつもり。

若手医師を地方に強制派遣する案も出ていました。
居住の自由を奪うわけですから、憲法違反です。
こんなのが制度化されても、私は決して行かない。


無能な為政者、不信を煽るマスコミ、幼稚な国民と
3者そろって自ら医療をダメにしていきます。
私は医者を続けられるかすら不安です。
早くお金を貯めて、いつでも医者を辞められるようにしよう。