Fis-dur日記帳

博士課程院生Fis-durの日常

2005年02月01日 | Weblog
どーも先週の終わりごろはプチ鬱状態だったようです。
まあ月曜日に39度近い熱を出し、火曜日に当直し、水曜から金曜まで10時間以上働いてれば
疲れなんか取れるわけありませんな。胃腸炎も続いてたし。
かなりイライラしてましたが、イライラは鬱の第1段階だとかいう話もあります。

土日もご飯はそれなりに食べられたのですが、水様下痢が続きました。
ふだん自らが下痢の患者に指導している通り、電解質を含んだスポーツドリンクを飲んで、
だいぶ下痢した割りには脱水にもならずに済みました。
月曜日の朝まで水様下痢が出てましたが、ようやく収まってくれたかも。

今日は朝から18時前まで麻酔科の研修として、手術に入っていました。
明日からは消化器内科なのですが、明日入院してくる患者をさっそく割り当てられたので、
僕は今日中に、さしあたっての検査や頓服薬や点滴のメニューを組まなきゃいけません。
とっくに誰もいなくなっている消化器外来の鍵を開けて、
18時過ぎからコンピューターで検査や薬のオーダーをしている僕って、
どう考えたって時間外労働をしてるんじゃないでしょうか??

同期の研修医とも話し合ったのですが、僕たちは1日12時間程度なら余裕で、
14時間ならまぁ何とか、状況によってはそれ以上でも働くことを厭いません。
しかしながら、何でそれに対して時間外手当を出してくれないのか??
というのが僕たちの一番納得いかないところです。
時間外手当を申請して、部長がそれを認めてくれれば手当は出るわけです。
ところがいくら時間外に働いていたところで、部長は「それは研修である」と言うばかり。
部長のところを申請が通過しないのをいいことに、病院の経営陣は知らぬ顔、と。
若い医者を可能な限り安く使おうという、見え透いたダブルスタンダードがあるわけです。
身分も我々~卒後数年目の医師に至るまで非常勤だしねぇ。
平日は毎日出勤し、患者の状態が悪けりゃ土日も来て、夜中でも電話がかかるのに非常勤。

そんな扱いされててさぁ・・・社会のために尽くそうなんて、思うわけないじゃないの。