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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第395回】大工さん達のスタンス

2014年01月31日 | 住宅
先日棟梁の話をしましたが、皆様大工の棟梁

って聞くと、どんなイメージをお持ちですか?


何か近寄りがたい存在だなと思ったりしてい

ないですか?


確かに昔の大工棟梁というと、口数が少なく

黙々と仕事に向かう姿勢が特徴でした...^^;


特に和室の造作などをやっている時などは

物音立てるだけで、睨まれました^^;


しかし、ある頃から大工さん達のスタンスが

大きく変わってきた事を御存じの方も多いと

思います^^


次回からはその辺りのお話をしたいと思います。

では^^

【第394回】棟梁会行いました^^

2014年01月30日 | もりぞう
先日は棟梁会^^

私が尊敬する大工さん達が

一同に会し、現場の改善、

もりぞうの考え方の共有

方向性の再確認、そして、

もりぞうならではの見学会について

の打ち合わせを行いました。


現場にお客様をお連れした

時の大工さん達の熱い思い

を体感した方ならお分かりと

思いますが....



とにかく『感動します!』

最上級の素材をとても丁寧に

扱っているという安心感と、

どこまでも、お客様視点での

アドバイス^^が超一級品

なのです。


先日は、そんなお客様対応

の自慢大会に近い^^;感じ

でとても盛り上がりました。

もりぞうの仕事はとても細かく

手間が他所の比ではありません。

それだけに、大工さん達の技量

がとても大切になるのです。


もりぞう大工の腕を是非ご覧下さい。

しびれますよ!


棟梁これからも何卒宜しくお願い

致します。





【第393回】マネージャー≠リーダー

2014年01月29日 | 価値観
先日の続きです。

人を管理するマネージャー的な人を日本では

リーダーと呼ぶ傾向にあるとお話しました。

このような人達をリーダーと呼んでしまう事

自体、おかしな組織になってしまうと思うのです。


勿論、自分を自分で管理できない人は人から

管理されてしまいますが、自分をしっかり管理

出来る人の上にこのような人がいても生産的では

無いですよね^^

つまり、マネージャーとしての役割である、

『決められた目標に向けて組織を管理し、目標を

達成させる事』のルールを造り、

大事徹底させれば良いのです。


各々がしっかりと振り返りが出来る環境を造る事。


即ち、我々は何を目指し、何処に向かっているのか

に焦点をあてることが出来たら...全員リーダーです^^


なんだか、肩の荷がおりませんか?

【第392回】誰もが発揮している能力

2014年01月28日 | 価値観
最近は「自分はリーダーになりたくない」と

いう人が増えていると言われております。

リーダーになりたくない理由の多くは、

「管理業務が増えて面白くない」

「自由になる時間が減って精神的・肉体的な

負担が増える」などがあげられます。


しかし、本当にそうでしょうか?

リーダーに求められる能力とは...


例えば、今晩家族でお寿司を食べに行くと

しましょう!まずは子供たち一人ひとりに

声を掛けていきます。

次にハードルの高い奥様に交渉します^^;

その時は「子供たちが食べたいと言っている」

「今の季節はぶりが旬のはずだ」などの

説得材料を用意します←うちでは受け入れられませんが^^;


つまり、ビジョンの構築、人心の掌握、

関係者を動機づける...事です。


これに成功したら見事にリーダーシップ

が発揮された証です。


...お気づきですか?これって多くの人が

日常的にやっていることなのです。

決して難しくないのです。


しかし、日本ではこんなに楽しいリーダシップ

をマネジメントと勘違いしている風土が

蔓延っているのです^^;

続きは次回。。







【第391回】リーダーは誰でもなれる。

2014年01月27日 | 価値観
最近うちの家族頑張っております^^

長女がクラスの副委員長を務めたり

生徒会会長の応援演説を頼まれたり、

妻がスポ少バレーボールの保護者会長

に選任されたりと喜ばしい限りです。


うちの家内と長女を知るものであれば

お分かりと思いますが、性格的には

それ程の積極性が無いだけに周りが

とても心配してくれてサポートして

くれております。

本当に感謝です^^←おまえもサポートしろっ!


私は誰でもリーダーになれると思っております。

リーダーはただの役割、偉ぶる必要

もなければ、余計なプレッシャーを

感じる必要もありません。


ましてや、人としての成熟度やその組織の

専門性を求められる事も無いと感じております。

しかし、周りを見渡すと...人の上に立つのが

嫌いな人がたくさんおります^^;

私もその一人ですが...汗


では、なぜ、これほどまでに日本では

リーダーという存在が敬遠されるのか...?

次回より、超独善的なスタンスで語っていきます^^


お楽しみに^^;

【第390回】朝活

2014年01月26日 | 日記
今年の目標に上げた朝活^^

まだまだ、本調子では

ありませんが、朝早く起きての

活動は心身にゆとりを与えて

くれますね^^


小さいころ、早起きは三文のとく

と教わりましたが、何となく

分かる気がします。


定着出来るよう自分に何か

面白いルールを作りたいと思います。

では。

【第389回】提案の深堀

2014年01月25日 | 日記
先日の休みに初めて一人で映画を見に行きました^^

ゆっくりと自分のペースで集中出来るのでとても

感動的に見れました^^


さて、本日オーナー様宅で、貴重なご意見を戴きました。

そのお宅は、御主人の仕事柄、日中も熟睡出来る

ようにと、寝室のカーテンは遮光型に防音ドアを設け、

壁には防音シートを設えました。


音などは大分軽減され、良かったのですが.....一つ問題が ...

それは、寝室が防音仕様故、エアスリットが無く基準法上、

全館の24時間換気経路から外れ、個別ロスナイ換気となり、

その換気の音が気になるのです。


又、音がしないようにと換気を止め、この時期必須の加湿器

を置くと....汗


寒冷地という事もあり、樹脂サッシですが結露が起こるのです。

寝室にここまで配慮されたお客様です、どうして気付いて

あげる事が出来なかったか...大変申し訳なく思います。



”相手の立場に立ち、物事を見、提案の深堀をする”

今一度見直していきます。


【第388回】会社のビジョンを心に添える

2014年01月24日 | 価値観
次のレンガ積みの話を聞いたことがある方は

多いかもしれません。

ある老人が散歩をしていると、道の途中で

レンガ積みをしている青年に会いました。

その老人は青年に「何をしているのですか?」

と尋ねると、青年は無愛想に

「レンガを積んでいるのです」と答えました。



しばらく歩くと、レンガを積んでいる別の

青年がいました。そこでまた老人が同じ

質問をすると、楽しそうに

「壁をつくっているんです」と答えました。



さらに老人が歩きました、するとまた新たに

レンガ積みをしている青年に会いました。

同じ質問をすると、笑顔でイキイキした目で

「教会を造っているんです」と答えたというのです。



これは同じ仕事でも、先に見据えているものが

違えば、全く違うものになるというたとえです。

前回のお話での心構えですが、まさにこれでは

ないでしょうか?

メンバー一人一人が使命感をもつことで、互いに

刺激し合い、「今この仕事は我々のビジョンの

○○を達成するものだ」とビジョンに結び付けて

会話が出来ます。

このような強いチームのメンバーはどこに行っても

リーダーとして活躍出来、その集合体は常に変化

のある、イキイキしたものであります。

皆様は、会社のビジョンを常に心に添えておりますか?


【第387回】マイナスの意味での阿吽の呼吸

2014年01月23日 | 価値観
長く同じ人とチームを組むと、そのメンバー同士

ではやりやすい一方、仕事のマンネリ化、馴合い、

マイナスの意味での阿吽の呼吸が生まれるリスク

が発生します。

新しい刺激が無く、狭い範囲で部分最適を追求し

第三者からは分らない仕事のやり方を続けると

新しい発想が生まれる機会が減る気がします。

また、新たな競合の出現などの変化に耐えられない

どころか、その変化にさえ気付けず後手にまわります。


ではどうすれば良いか?


それはメンバーの適宜シャッフルに尽きると思います。

チームというのは、常に新しいメンバーを迎える事

により意図的に組織に刺激を与える事が出来ます。


メンバーが入れ替わった直後は新しい刺激があると

同時に一時的にやりにくさや不便な事も発生します。

しかし、これは前進する為の摩擦なのです。


では、適宜シャッフルが出来ない場合、どのような

心構えでいる事が望ましいか?

続きは次回。。

【第386回】ダイバーシティ(多様性を意識する)

2014年01月22日 | 価値観
「性別」「ライフステージ」

「キャリア」「専門性」「趣味」「出身地」

などの違いがあると、壁をつくりたくなるのが

日本人です。

自分と同じが居心地がよく、あえて混ざろうと

しません。

しかし、そこに成長はありますか?

自分と同じという事は確かに居心地は良いかも

しれませんが、違う角度からの見方が出来ません。

ことなる者の見方や能力が混ざり合って、組織の

付加価値が向上します。


例えば、スポーツ経験者は、仕事をスポーツに

たとえて分り易く解説します。

また、子育て世代や介護世代などのタイムリーな

話は、未経験者にとっては自分がいずれ経験する時

の予備知識にもなります。


新しい刺激はメンバーの視野を広げ、プロとしての

成長をもたらすと思います。


新たな出会いがある時は、それを積極的に

受け入れましょう^^

必ず自分の財産になります。

自分に似た人を周りに置く事、これは自分にとって

むしろ『弱み』だと考える方が良いかもしれません^^

勝手な事を良い申し訳御座いませんが....

エールです^^


【第385回】棟梁会

2014年01月21日 | もりぞう
本日は、工程会議と大工ローテーション会議^^

我が社では、大工さんのローテーションに合わせ

工程を組みます。

お客様には多少、ご不便をお掛けしますが、最高

の材料を使用するにあたり、職人の腕と適正な工期

は必要不可欠です!


腕の良い大工が、長年この会社に留まっていてくれる

理由は2つ。

1つは、木曽ひのきの材料に惚れてしまっているから^^

2つ目は、棟梁制という責任施工により充実した仕事が

出来るからです。


世間では、どれだけ工期が短縮出来るか、大工手間を

なくすため、どれだけ合理化工法が出来るかが、脚光

を浴びており、ローコスト住宅のみならず、木造住宅

大手のハウスメーカーでさえ、建物の質を自ら落として

おります。


お客様からみて、価格は勿論重要ですが、余りに囚われ

過ぎて、本質を見落としている感があります。

良い素材でしっかりした大工に、じっくりつくってもらう

建物は年と共に熟成を楽しめます。


そんな大工さん達と来週は棟梁会です。我が支店のスタッフ

と大工さんで、もりぞうならではの『現場で発信出来る事』

を考えてまいります。

かなり充実した会となると思いますので、内容はまた次回

記事にしたいと思います。

お楽しみに^^


【第384回】メラビアンの法則^^

2014年01月20日 | 日記
先日のお打ち合わせで、久しぶりに

先輩の商談をまじかで拝見する事が

出来ました^^


トーク・シナリオは勿論、話す内容、スピード

抑揚の付け方など、とても勉強になりました。


アルバート・メラビアンの法則では

人の行動が他人にどのように影響を

及ぼすかという定義をしております、


それは、話の内容などの言語情報が7%、

口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、

見た目などの視覚情報が55%の割合と


低い言語情報ですが、話の内容の質によっては

この法則は当てはまらないな~と妙に

感動してしまいました。


如何にお客様の立場に立ち、話す内容

を組み立てるかの重要性としっかりと

向き合っていきたいと思います。



【第383回】お見積り表現の工夫

2014年01月19日 | 住宅
本日お打合せが2件、その中でお題の

お話が出てまいりました。

私どものお見積りはお客様から見て

如何にわかりやすくするか?

をテーマに各セクションが横串になり

ディスカッションを行い書式を

つくっています。


つまり、お客様がそれを見たときに、

この部分をこう削ればこれだけ安くなる

という発想を促せる構造になっております。


しかし、このお見積り、まだまだ業者目線

で作っているものが世を席巻しております。

例えば基礎工事の項目で鉄筋何本、

コンクリート何m3なんて書かれても

”ピン”ときませんよね....^^;


ただ、何も考えていない会社だと

これ良くあるんですよ...^^;

分かりやすいという観点ではなく、

いかに発注しやすい段取りをとっておくか

という会社都合...です^^;

プランがしっかり固まらないと詳細の

見積もりが出せずとりあえず、一式計算の、

『坪いくら』体質になるのですね。



お客様が知りたいのは、

如何に自分たちが無理なく返済できる家を

外観・間取り・設備・温熱環境・諸経費の面

でどう調整していくかなのです。



又、ひどい所ですとパックプランをそのまま

持ってきて、唯一無二の家の見積もりを

”レンジでチン”とばかりに提出してくる

会社もあります。


論外ですよね^^;


その方が、『一生住む家』です、家づくりを

勧めていく上でひざとひざを付け合せて

お互いの理解のもとお見積りの

共有が出来ることを心より望みます。


全ては相手の為に...^^ ですよね!


【第382回】伝統

2014年01月18日 | 住宅
欧米では、日本の和室にあたる部分は多分

ガレージなんでしょうね^^


ガレージは目的や生活シーンが

明確になりますが、日本人が求める和室

には残念ながら明確なシーンは見えません。


様々な使い方という曖昧さと、とりあえず

客間を用意しておこうというなんとも日本的

な考えが表れております。


最近、和室空間が減り、ガレージへの需要が

増えているという事は、いよいよもって

家づくりの概念が生活シーンの明確化に

繋がっているという事を表していいるかも

しれません。


大変良い事だと思う反面、何だか寂しさも

感じます。

欧米人が求めるガレージもゆとりの象徴

であり、日本人が求める和室も似たものです。

たとえ、曖昧でも家にゆとりを求めることは

大切な事だと思います。

この答えをおしえてくれるのも、和室の伝統

なのかもしれませんね^^


【第381回】お・も・て・な・し  

2014年01月17日 | 住宅
一方、来客目的が6割近くある事は

実は特別な事です。貴族の城や

迎賓館ではなく^^; 庶民が

日常に住む家の中に来客を想定

した部屋を持つ国は日本の他には

無いと言われております。


古民家として残されている農家

でも客間があります。

さらには茶室は究極の客間と考える

ことができます。

客間としての和室はまさに日本の

心、『お・も・て・な・し』

おもてなしなのです...^^;

このような文化だからこそ残されている

日本の住まい方、なんだかほっこり

しますよね^^

続きは次回