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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2240回】木と真剣に向き合う

2019年09月01日 | 住宅

鉄は耐火被覆するのに、木材は耐火被覆

をしないわけ。。


火災時に、時間とともに加熱されていゆく

温度を標準加熱曲線として定め、その温度

に耐えられるか否かがポイントとなります。


この標準加熱曲線の5分後の温度である

500度に注目します。





この温度では木材は発火点に到達する温度。


一方、鉄は発火することはありませんが、

なんと、500度に達すると鉄の強度は本来

の50%程になることに驚きを隠せません。。


10分程で強度がなくなる代物

となってしまいます。


こうした事実を受け止め、最近では

幼稚園や小学校、そして介護施設など、

本来木造の癒し効果を存分に教授される

べき施設に、その効果を現すべく

建物が建てられております。


日本は、いや日本だかこそ、もっともっと

木と向き合うことが必要だと感じる

データだと思いませんか?


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