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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2785回】建物性能に応じた除湿管理

2022年05月05日 | 住宅

経験上ですが、UA値0.48クラスですと

関東圏で真夏、窓を閉めている

状態で14時頃から室内

温度が上昇し始めます。

 

UA値0.37クラスとなると、15時頃~

UA値0,27辺りとなると16時頃~

と感じております。

 

つまり、断熱性が優れていると外気からの

熱が室内に届く時間に差が生まれるのですが、

室内が暖まりすぎると暖まった熱は中々逃げにくく

快適さとはほど遠い空間となります。

 

 

そこで熱が室内に届く2時間程前に

除湿をする事が、性能の高い住宅ですと

求められます。なぜ2時間程度前か?それは

室内の建築用材の温度を下げておく事が

出来るからです。

 

又、午後から窓などを開け換気をすると、地獄の

暑さが待っておりますのでお気をつけ下さい。

ポイントは窓を開けての換気は11時頃まで、

それ以降は窓を閉めて、各建物性能に応じた時間

除湿をかけて下さい。

 

知り合いの工務店ではUA値0.1クラスを有す建物

もあります。そうなると除湿タイムはは17時頃なのかな?

 

そもそも長野では無冷房でもよい気がしますね。。


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