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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第2729回】輻射理論

2021年12月18日 | 住宅

さて、過去2回の話を一度整理してみたいと思います。

まず熱の伝わりには3つあるということでした。


その中で熱の移動の75%を占めるのが輻射ということでした。

 また、建物の基礎に厚手の靴下を、外壁には

フリースとダウンジャケットを着ると熱が逃げず、

何処も暖かい空間が出来るというお話をしました。

つまり、輻射の理論と熱を逃がさない工夫が

あれば良いのでしょうか? 

汚い絵ですが、通常の暖め方法(対流式)

と輻射式の方法を見比べてください。こんな感じです。

 

まず、輻射とは・・・光のスピードで暖かい

ところから冷たいところへ熱が移動する

ことと定義されています。


つまり、この汚い絵でも分かりますが室内に

いて体温が奪われないので快適なのです。

そして、空気の対流が少ないので頭寒足熱でいられる。


空気がきれい、寒い空間が出来ないので

間取りの制約を受けない(オープンなLDK・大きな吹き抜けなど・・・)


そして何といっても、光熱費が抑えられるということです。

(暖める体積が少ないので使うエネルギーが少ない)


この家づくりを実践された方にお話を聞くと

子供を叱らなくなった。(ドアの開閉についてなど)


真冬でも床が冷たくないので素足で歩け、

朝のお弁当作りが苦では無くなった。

暖房費がアパートの時の半分ほどしか掛からない。


加湿をしても結露が起こらない。などというメリットと・・・

子供が風呂上がり服を着ないでいつまでも

裸でいるなどというデメリット?

も良く聞く話です。皆様とてもビックリなのです。

本当に良いこと多いです。



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