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初鹿 史典の熟成を楽しむ!

年輪を重ねるように人も会社も着実に成長している、醸造の歩み。

【第260回】続続...光熱費の考え方

2013年09月06日 | 住宅
 先日はバレーボール^^良い汗をかきました。

 さて、過去2回の話を一度整理してみたいと思います。まず熱の伝わりには3つあるということでした。
その中で熱の移動の75%を占めるのが輻射ということでした。

 また、建物の基礎に厚手の靴下を、外壁にはフリースとダウンジャケットを着ると熱が逃げず、何処も
暖かい空間が出来るというお話をしました。

 つまり、輻射の理論と熱を逃がさない工夫があれば良いのでしょうか? いいんです!(カビラ風に 笑)

 汚い絵ですが、通常の暖め方法(対流式)と輻射式の方法を見比べてください。こんな感じです。





まず、輻射とは・・・光のスピードで暖かいところから冷たいところへ熱が移動することと定義されています。
つまり、この汚い絵でも分かりますが室内にいて体温が奪われないので快適なのです。そして、空気の対流が少ないので頭寒足熱でいられる。
空気がきれい、寒い空間が出来ないので間取りの制約を受けない(オープンなLDK・大きな吹き抜けなど・・・)
そして何といっても、光熱費が抑えられるということです。(暖める体積が少ないので使うエネルギーが少ない)


この家づくりを実践された方にお話を聞くと子供を叱らなくなった。(ドアの開閉についてなど)
真冬でも床が冷たくないので素足で歩け、朝のお弁当作りが苦では無くなった。暖房費がアパートの時の半分ほどしか掛からない。
加湿をしても結露が起こらない。などというメリットと・・・

子供が風呂上がり服を着ないでいつまでも裸でいるなどというデメリット?も良く聞く話です。皆様とてもビックリなのです。
本当に良いこと多いです。

次回はもっと具体的な話に入っていきます。ではまた。

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