ANDテクニカルツアー2008も無事終了。
今回私はサービスとしての参加でしたが、チームエンケイは3台総て完走。
Bクラス優勝(総合2位)、Bクラス4位、Bクラス7位。
出走前に大庭先生の激励を受ければ、結果を出さない訳にはいかない。
各個人とすれば不満もあろうが、チームとしては良い結果であったと思う。
特筆はクラス優勝した塩谷選手、1ステ最後のSSでオーバースピードによるコースオフ。
無事コースに戻りサービスに辿り着いたが足が逝ってる・・・、トーアウト50ミリ程だ。
普通はぶつけた側のタイロッド調整で済むのだが、とても調整仕切れない。
左右のタイロッド調整でトーを修正すると、ステアリングは90度ズレた。
ステアリングを90度ズラして付け替えて、何とか送り出すことに成功。
”真っ直ぐです”と言う彼を見て、彼の逆転を確信した。
勝つ時は、流れが勝手に出来上がる。
私がANDで勝った時も、オド前にラリコンのトリップセンサーがダウン!
1チェックで30秒以上の減点を喰らい、最下位からのスタートだった。
開き直りもあったが、終わってみれば優勝。
勝ちの流れが出来てしまえば、何があっても勝ててしまうのだ。
反対に、絶対勝てない流れが存在するのも厳しい現実。
ちょっと失礼だが、今日はB2位の選手と、Cクラスの或る選手がそうだった。
SS勝負のラリーでさえ、速さだけでは勝てないところがラリーの難しいところ。
それが面白いところでもある・・・。