昨日22時過ぎの事である。
いつものパチ屋で遊んだ後、さて帰ろうと駐車場に止めてあった車に乗り込み、エンジンを掛けてコンソールボックスから眼鏡を取り出そうとした時だ。
コンコンとドアの窓を叩く音。
はて何事かと外を見ると、そこには制服を着た3人の警官が立っていた。
!?
「はい、何でしょう?」
「すみませんが、ちょっと降りてもらえないでしょうか。」
オイオイ、一体何なんだよ…
とりあえず車外へ出て警官の話を聞く。
「ちょっとパトロールをしてまして、ちょうど車に乗っておられたので声を掛けさせて頂きました。」
もっともらしい言い分だが、明らかにこの車を怪しんでいる。
その証拠が次の一言だった。
「よろしければ車内を見せて頂きたいのですが。」
普通、ちょっとした職質くらいであれば、わざわざ車内のチェックまではしないものだ。
パチンコ屋の駐車場の奥に止まっている黒塗りの車。
そして、その車内にいる私。
恐らく私の事を少しヤヤコシイ人間で、法に触れる物の一つや二つを車内に隠し持っているのでは、との判断だろう。
さりげなく「どちらにお住まいですか?」とか聞きながらナンバー照会までしてるし…
いや、そりゃぁ確かに真っ当な人間じゃないかも知れないけど、法を犯す様な人間でもないですよ、私ゃ。。。
もちろん白い粉を始めとする法に触れる物など積んでやしない。
何もビビル理由は無く堂々としたものである。
3人の警官は手分けして、コンソールボックスやグローブボックス、果ては足元のマットまで捲って調べていた。
テレビでよくやっている警察24時そのものである。
そしてその後はトランクだ。
トランクには三脚や脚立などの撮影機材が常載されている。
そんなモロモロの機材の中に混じる、ある道具を見て警官は私に尋ねた。
「これは何に使うんですか?」

草刈鋏である。
さすがにこれを銃刀法違反とは言わないだろう。
しかし、説明にはチョットばかし困ってしまった。
撮り鉄であればピンと来るだろうが、これは線路脇のちょっとした雑草を刈るための物である。
話がややこしくなっても困るので線路脇の雑草を刈るのに使うとは言わなかったものの、撮影に必要な機材の一つだという事で何とか納得してもらった。
車内を調べたところで何かが出てくる訳もなく、受け答えする私の人柄もあってか(?)職質は無事終了。
半分嫌味で「長い間この手の車に乗ってるけど、ここまで大げさに調べられたの初めてですよ。」って言ってやった。
まあ、それが仕事なんだって事は理解してるけどね。
でも、ただこの車の運転席に乗っていただけの私が、声を掛けなきゃならないくらい怪しい人物に見えたのだろうか。。。
いつものパチ屋で遊んだ後、さて帰ろうと駐車場に止めてあった車に乗り込み、エンジンを掛けてコンソールボックスから眼鏡を取り出そうとした時だ。
コンコンとドアの窓を叩く音。
はて何事かと外を見ると、そこには制服を着た3人の警官が立っていた。
!?

「はい、何でしょう?」
「すみませんが、ちょっと降りてもらえないでしょうか。」
オイオイ、一体何なんだよ…
とりあえず車外へ出て警官の話を聞く。
「ちょっとパトロールをしてまして、ちょうど車に乗っておられたので声を掛けさせて頂きました。」
もっともらしい言い分だが、明らかにこの車を怪しんでいる。

その証拠が次の一言だった。
「よろしければ車内を見せて頂きたいのですが。」
普通、ちょっとした職質くらいであれば、わざわざ車内のチェックまではしないものだ。
パチンコ屋の駐車場の奥に止まっている黒塗りの車。
そして、その車内にいる私。
恐らく私の事を少しヤヤコシイ人間で、法に触れる物の一つや二つを車内に隠し持っているのでは、との判断だろう。
さりげなく「どちらにお住まいですか?」とか聞きながらナンバー照会までしてるし…
いや、そりゃぁ確かに真っ当な人間じゃないかも知れないけど、法を犯す様な人間でもないですよ、私ゃ。。。

もちろん白い粉を始めとする法に触れる物など積んでやしない。
何もビビル理由は無く堂々としたものである。
3人の警官は手分けして、コンソールボックスやグローブボックス、果ては足元のマットまで捲って調べていた。
テレビでよくやっている警察24時そのものである。

そしてその後はトランクだ。
トランクには三脚や脚立などの撮影機材が常載されている。
そんなモロモロの機材の中に混じる、ある道具を見て警官は私に尋ねた。
「これは何に使うんですか?」

草刈鋏である。
さすがにこれを銃刀法違反とは言わないだろう。
しかし、説明にはチョットばかし困ってしまった。
撮り鉄であればピンと来るだろうが、これは線路脇のちょっとした雑草を刈るための物である。
話がややこしくなっても困るので線路脇の雑草を刈るのに使うとは言わなかったものの、撮影に必要な機材の一つだという事で何とか納得してもらった。

車内を調べたところで何かが出てくる訳もなく、受け答えする私の人柄もあってか(?)職質は無事終了。
半分嫌味で「長い間この手の車に乗ってるけど、ここまで大げさに調べられたの初めてですよ。」って言ってやった。
まあ、それが仕事なんだって事は理解してるけどね。

でも、ただこの車の運転席に乗っていただけの私が、声を掛けなきゃならないくらい怪しい人物に見えたのだろうか。。。
