急がば回るな

ワイフとハイタッチをした！！

16番ホールで遼クンが深いラフからのアプローチをピンに当ててカップイン。
イーグルを獲った瞬間だ。
ワイフは見ていて鳥肌がたったそうだ。

ネット速報で11番を終わって15アンダーで、2位に5打差をつけていたので、
優勝間違いなしと話していた。3時からのテレビ放送が待ち遠しかった。

放送が始まった瞬間、順位が映し出されたが10アンダーで1位タイ。
「？何があったの？」
12番ホールでOB2発で5オーバーだったそうだ。

ボク達は遼くんに全英オープンに出場してほしいと思っていたので、放送が
始まってからというもの、ドキドキしっぱなし。
13番池越えのショートホールでは、1位タイの金選手が池に入れたので、安全に
ピンオーバーを狙えばいいのにと思っていたが、遼君の凄いところはショートを
恐れるという考えは無いみたいで池越えのフェードを打ってきた。

14、15、16番はOBの不安を全く感じさせないドライバーショット。
5オーバーを1ホールで叩いてしまうと不安がスイングを壊してしまい、アプロー
チ、パットまで影響して崩れるプロの姿を何度も見ているので、何とかだましだ
ましで4位以内に入ってくれればいいと小心者の気持とは裏腹のプレイ。

イーグルをとった後も、せめる気持は衰えない。
最終18番も固く優勝を狙うなら2オンは狙わなくて刻むけれど、そんな考えは何処にも
ない。それでダメだったら自分が未熟だからもっと練習すればいいという割り切りが
とても清々しい。

それが遼君の魅力なんだろうなと思う。

「急がば回るな」がモットーだそうだ。