浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result

2006-09-10 | Result
International Fight League:Portland

<スーパーファイト>
マット・リンドランドvsジェレミー・ホーン●(2RTKO)

<タイガーシャークスvsウルフパック>
アラン・ゴエスvsデヴィン・コール●(1Rギロチン)
アーロン・スタークvsリース・アンディ●(3RTKO)
マット・ホーウィッチvsブリストル・マルンデ●(3R判定)
ブラッド・ブラックバーンvsクリス・ウィルソン●(3R判定)
ライアン・シュルツvsカム・ワード●(1RTKO)

<アナコンダズvs東京サーベルズ>
クリストフ・ソスジンスキーvsトム・ハワード●(1RTKO)
アレックス・ショナワーvs浜中和宏●(1Rギロチン)
マイク・パイルvsジョン・コール●(ギロチン)
ジェイ・ハーロンvsアモス・ソテロ●(1Rギロチン)
クリス・ホロデッキvsエド・ウェスト●(3R判定)

<ワンマッチ>
ブライアン・フォスターvsダスティン・デニス●(2RKO)
ショーン・ジョンソンvsボビー・ジョンソン●(3RKO)


日本では大盛り上がりのPRIDE GP決勝が開催されてますがアメリカでは新規格闘技団体IFLが開催されました。チーム数が増えたのはいいがその分選手が分散されてしまってる感もあるけど。日本人選手が一人しかいない日本チームなんて意味あるのかどうかもわからないが。興味あるのはコールvsゴエス、リンドランドvsホーンぐらいだし。
今回の対抗戦は前回1勝4敗で完敗したルッテン率いるアナコンダズとアントニオ猪木率いる新チーム東京サーベルズ、前回準優勝に留まったモーリス率いるタイガーシャークスとリンドランドが率いる新チームウルフパックが対戦。
まず東京サーベルですが初戦を落とすと続く2人がにギロチンであっさり秒殺負けを喫し3試合目で早くもチームの敗戦が決定。さらに日本の浜中までギロチンで秒殺負けするなど謎の連鎖反応を起こしもうボロボロ。何故か大将戦に登場した未だ総合未勝利のハワードもソスジンスキーに1Rでタコ殴りにされて猪木チーム全敗決定・・・。
ウルフパックはリンドランドのチームというより殆どがチーム・クエストの選手ばかり。戦力的には明らかにこちらのほうが強い気がするな、と思いきやタイガーシャークスが意外にも善戦。しかし内容では接線のものの4戦目で3敗目を喫しチームは敗戦。大将戦は本来ならミドル級であるゴエスがヘビー級期待の未知強コールと対戦(そういや昔コールマンとやって殺されかけたな)。体格差と期待も込めてコール勝利を願ってたんですが、打撃で前に詰めたとこにギロチンを極められてタップアウト・・・う~ん・・・。
メインイベントはウルフパックのコーチであるリンドランドとフルトンに次ぐMMAの鉄人ホーンという玄人好みの対戦。試合はスタンドで試合を組み立てたいホーンをリンドランドがランペイジばりのスラムでテイクダウンからパウンドという展開でややリンドランド有利。そして第2ラウンド、開始早々に放ったリンドランドの左フックでホーンがダウン、そこにリンドランドが追い討ちのパウンドの連打を叩き込んだとこでレフェリーが試合をストップ。地味強対決はリンドランドの凱歌に。リンドランドは36歳という年齢で頑張ってんな~。同僚のダンヘンもこれ位頑張ってくれよ。