抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

負けることを学ぶ

2021年11月22日 21時53分00秒 | 遊びがモノをいう
どうも抹茶コーチこと遊びの伝道師、永田です。

秋も深まり、どのカテゴリの子ども達もなかなかの成長を見せてくれて、とても楽しいですね。

秋は成長が見られる季節

小さな子ども達もどんどん成長しています。

入ってきた当初はサッカーなんて大して興味もなく、
「鬼ごっこやろうよ!」
しか言わなかった子達も
「試合やろう!」
来るなりそんな言葉が聞かれるようになりました。

でもまだまだ小さな子ども達なんです。
先日もこんなことがありました。

試合が好きになってきた子ども達、
アップの鬼ごっこを終え、
ジャンケンで2チーム分け。

青チームと赤チーム
ビブスで色分け

ある子がジャンケンで負け、
さらに
「青が良かった〜」
と泣き出した。

純粋に悔しいんですよね。
負けると

小さな子ほど
負けを受け入れられない

だから泣く

そんな時、
私は、
「青が嫌か〜、仕方ないな。
それじゃベンチに座ってみんなを応援するか!」
と言うと

泣きながら青ビブス着て
コートに入ってきました。

自分で何かを受け入れたようです。


負けから学ぶ

なんてことも言いますが、

「負ける」ことそのものを学ぶのが大事だなって感じています。

負けを受け入れるというか
負けを認めるというか

小さな子ども達には
この負けることを学ぶのはとても重要

自分の中で負けて悔しいという感情に折り合いをつけて納得する。

将棋の世界では、投了といって自分が勝てないと判断した時点で
「負けました」「参りました」など
負けを認めて終了となります。


子どものサッカーの試合現場では
負けを認めない大人が多いことに
驚きます。

負けた試合後に長々と反省会
ここがダメだ
誰が悪いだ
終いには、気合が足りないからだ
とか
聞くに耐えない言葉を多く聞きます。

間違えないで欲しいのは、
諦めるというのとは違います。

試合時間が決まっているので
その間は懸命に戦います。
でも、点差があまりにも開いたら
試合に勝つことは難しい
と考える必要があります。

例えば前半で0-5とリードされているとします。
これをひっくり返すのはなかなか難しいですね。

ここでこの後の試合結果はどうなるかわからないけど、相手は強い、いろいろと負けてる、と認めた上で

じゃぁどうしようか?
を考える。

試合が終わる前に
相手が強いことを認める

さらに時間が無くなってくるので
最後は、試合の負けを受け止め、残り時間で出来ることに全力を尽くす。

結果、負けてしまったら、
相手が強いから負けた。
だからまたトレーニングしよう!ってね。

この負けを認めることも練習が必要では無いでしょうか?
簡単に負けを認められない人は多いでしょう。

そんなこと考えていたら、
見つけました。




相田みつをさんの「受身」

柔道の基本は受身
受身とは
ころぶ練習
まける練習
人の前にぶざまに恥をさらす稽古
受身が身につけば達人
まけることの尊さがわかるから

3年生が先日の試合で
負けたんですが、手応えを感じたらしく
「この戦い方が良かった!
これを練習してけば次はもっと良いよ!」
終わったそばから次の試合の相談してました。

その日はその試合で終わりなのに…笑笑

勝ったり、負けたり、いろいろ繰り返しながら、たくさん成長しよう!!

負けを受け止めることから
子どもが成長することも楽しむ

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