抹茶コーチのFOOTBALLあそびLIFE

サッカー・メンタルコーチとして「教えない指導」を実践中!毎日の試行錯誤をお届けします。

巧くなるための経験

2012年10月30日 18時03分20秒 | 試合
先日の日曜日。
U-12ポカリスエットリーグ後期第2節が行われた。
前日、その日の天気予報が午後から崩れるということで、急遽予定を変更して午前中に開催。
運営側の素晴らしい判断で大して濡れることもなく全ての試合が出来たことは感謝です。

しかし、この急な変更に対応できない選手もいて、(それぞれに事情もあるので仕方のないことです)
集まったのは7人!?

でも、サッカーではこんなこともある。
一人試合前にレッドカードもらったと思えば良い。(そんな事はありえないが・・・)

ってなことで7人で試合開始。
最初の試合では主審から、
「7対8でいいですか?相手も7人にしてもらいます?」
って聞かれたから、そんなルールありましたっけ??
「いいですよ!そのままやってくれれば。」
といってキックオフ。

さすがに苦戦するだろうと思っていたが、いきなりの先制点!!

やるな~!

と思ったら、次第にカウンターの餌食となり失点。
ボールは支配したものの2-4で敗戦。

選手達には試合前に
「人数が少ないことを言い訳にしない!」
という今日のテーマを伝えて試合にのぞんだ。
それぞれに苦しい場面はあったが、言い訳せず、悔しさをにじませていた。

次の試合は1試合目で活躍したGKはFPに元々GKが休みなので・・・、ここが一番みんなの苦労したところだな。
話し合いでは2試合目のGKが決まらず、じゃんけんで。
前後半で交代する2人のGK。

前半は0-2で折り返し。
こちらもなかなか難しい戦い。
後半の選手は自他共に認める怖がり。
ベンチのの私も心配していたが、試合が始まると開き直り、後ろから”神の声”まで飛び出した。
DFを動かすコーチング。
大人がこどもの限界を勝手に決めちゃいけないね。

そして何より、試合前にFPが
「大丈夫!シュート打たせなきゃいいんだから!!」
ときっぱり言い放ち、それを実行。

その言い放った選手がゴールして、3-2と逆転した後、
失点し3-3となったが、終了間際に勝越しゴールを叩き込んで4-3で勝利!!

いや~、ホントにいい経験したね。
観ているこっちも熱くなったよ。

数的不利な状態からどう戦うか?
なんて難しいことまでは分からなくても、肌で感じた1人少ない状況での本気ゲーム。
練習だけでは味わえない貴重な経験。

これでまた少しみんな成長したね。

もっともっと巧くなるためにいろんな経験つんでいこう!!


では、また。
コメント
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