映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(大和路再訪)「東大寺指図堂」

2006-06-26 00:10:32 | 旅 おでかけ
 この日の目的はいつものように法然上人の、遺跡めぐりで「東大寺指図堂」へのお参りが目的でした。源平時代に平氏が東大寺を焼き討ちした折りに焼失しましたが、その修復工事を重源と云うお坊さんが、この場所から指図したそうです。
 その後僧重源の願いにより法然上人がこの地で、説法をされたと云う故事が伝えられています。
 
 このような法然上人の「霊跡」が、関西を中心に全部で二十五箇所もあって、私も上人の生地岡山の「誕生寺」はじめゆかりのある高松「法然寺」このブログでも触れた伊勢市の「欣浄寺」…と車で右往左往しながら、お参りだけは一旦は全部済ませた筈になっていました。
 が、家内が岡山・高松へお参りした折りに、距離の遠いそのお寺の朱印を押した「掛け軸」を作り始めたので、京都や大和路など近いお寺をもう一度お参りしていますが、それも余すところ僅かになって来ました。
 六月ぐらいには今度こそめでたく「満願」とるはずですが、さて、どんなことやら…このお寺の朱印は以前に一度お参りしてすでにで貰ってあるので、掛け軸に朱印を戴いて一応今日の目的は終了しました。
 と云う訳で今日の用件はもう済んだようなものですので、後は奈良市内の定番コースを…春日大社 興福寺へ…と云うことになります。
                  (続く)
 

(季節の便り)「アジサイ咲く!」①

2006-06-24 00:28:17 | 季節の便り
久しぶりに季節の便りです。ツアーで皆様方と、楽しい日々を過ごして帰宅しましたら、紫陽花がしっかりと咲いていました。
 実は先にもお知らせしたように近所のおシカちゃんが、新芽の一部を食って仕舞いました。
 残った部分を大事に育てていたのですが、なんとか咲いて皆様にお見せすることが出来るようになりました。
 良かったです…

〔読書室)「日本車なつかし物語」②

2006-06-22 23:59:17 | 読書
 3 トヨペット・クラウン(トヨタ自動車)
 昭和30年代は車の数も自動車教習所も少なかったし、運転を覚えるには路上で無免許練習するのが「当たり前」でした。そこで運転は出来ても免許がないので、近所廻りばかりで遠くへ行けない…勿論、高速道路走る…などは論外でした。
 こんな哀れな中途半端な世代を相手に、自動車教習所があちこちで出来ました。そこで私も教習所へ行こう…と思い立ったのは昭和40年代の初めでした。
 ここで教習に使ったのが「トヨペット・クラウン」で、教習車はこの外に「ニッサン・セドリック」がありましたが、私は「クラウン」と云うネームが好きだったので、ためらうことなくこのクルマを選びました。
 教習第一日…「無免許」経験者ばかりが集められて、とりあえずコースを指導員の指示の通り走ることを命ぜられました。ドアの開閉や乗車姿勢から始まり一回りするまで、指導員はコースの指示以外は黙ったまま、運転動作をじっと見ているだけです。コースを一周のあとから指導員から、多くの問題点を指摘されました。
 それは「安全確認不十分」「信号無視…特に黄信号」「スピード不適当」など「安全にかかわる重大なミス」と云う評価を頂戴することになりました。
 こうして私は「我流運転」を徹底的にしごかれて、結局は全然の未経験者の初心者と比べても、教習速度は殆ど変らず免許取得日も全く同じ…と云う結果になりました。
 尚、私が入所した頃から従来はなかった「路上教習」を、2時間受けることが義務付けられました。と云っても交通の頻繁でない道路を走ってみるだけで、実地試験はすべて教習所内のコースでした。
 ですから当時は免許を貰っても実際に知らない道を走って、コースでは判らなかったいろいろの場面に遭遇して、恐い思いをしたことが多々あったようです。
 
 ちなみに昭和30年代当時のトヨペット・クラウンは、最高速度はたったの100km/時だったそうですが、なんとものんびりした時代だったのですね。勿論、今と違って100km/時で走れる道路などは、高速道路が出来るまでは幹線国道の外は、あまり多くはなかったからでしょうか。 
 
 4 スズキ・ジムニー・360(スズキ自動車 写真)
 このクルマは私のでなく近所の人の持ち物です.このクルマ登場したのは昭和40年代中期ごろのことですが、それは高度成長の途中で我が国にも、空前のモーター・リゼーションが訪れて、私もローンなどで無理をしてなんとかマイ・カー族になった時期にあたります。
 その頃では珍しい四輪駆動車でしたが、ジープ・タイプの車種としては360ccの軽自動車では最初のタイプだそうです。この40年ほども昔の車がまだちゃんと、現役で働いていますが、運転しているのがなんと…七十数歳のおばちゃん…それがまた美人で…なんですから尚更驚きです。
 軽自動車も初期の360CCクラスは殆ど姿を消した現在、希少価値のある珍しいタイプの車になりつつあるようですが、近所に停めてあるのをパチリました。
 走行距離は?何故か「丸秘」だそうでした。