映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(大和路再訪)「興福寺五重塔」

2006-06-29 00:02:42 | 旅 おでかけ
 興福寺へお参りして真っ先に目に映るのは五重塔です。この塔はGWに近辺を通った時に車中から写してブログに載せました。しかしやはり}そばで写してみたいのでまた訪れました。
 五重塔は高さ50.8mと京都のの東寺に次いで二番目の高い塔です。730年に光明皇后により創建され今までに5回も焼失して、現在の塔は応永33年(1426年)に再建されたものだそうです。
 天にも届きそうな雄大な建築物を仰ぎながら、幾たびも戦火に遭いながらもその都度、修復に当たってきた人々の、苦労や熱意が伝わって来るようでした。

(大和路再訪「塔めぐり」

2006-06-29 00:02:15 | 旅 おでかけ
 少し道草です。
興福寺をはじめ「塔」と云うものは、なにかそのお寺を象徴するような感じで、特別な魅力を持って迫ってくるのですが、実は遠くから眺めるばかりで、まだ近くまで行ったこともない塔が案外と数多くあります。
 若い頃には京都の姉の家の二階からは「東寺」の塔が良く見えました。梅小路操車場に近かったので、貨車の入れ替え中の蒸気機関車の短い汽笛が何度も聞こえました。
 それと京情緒豊かな「八坂の塔」…若い頃は勿論、今でもあまり近くへ行ったこともなく、遠くから眺めるばかりです。この「八坂の塔」(法観寺)が祇園さん(八坂神社)と何故、全然違う場所にあるのかも不思議ですね。最近にも近所を歩いて通ったのですが、写真だけ撮りましたが…やっぱり眺めただけでしたね。(写真はいずれ…)でもこの数十年…眺めるばかりで…いずれ一度はお参りしなくてはね…
 戦時中…子供の頃に住んでいた大阪と、今住んでいる田舎の間を往復する度に、関西線の汽車の窓から眺めていた「法隆寺」の五重塔等々…心の中を郷愁みたいなものがふと横切ります。

 知人から「塔めぐり」とか云うパンフレットを貰いました。関西を中心に「塔」のあるお寺…「仏塔古寺十八寺めぐり」…ちょっと心を惹かれました。
 近いところは先月に『門前払い』でお参り出来なかった、南山城加茂町の「浄瑠璃寺」それに「岩船寺」「海住山寺」の三個寺です。天平の昔…「恭仁京」華やかなりし頃…貴人達が木津川の畔のこのあたりを、散策した時代の名残とも云えます。
 台風で壊れて近年に再建され「女人高野」でも知られる「室生寺」
 それに一度お参りしたこともある、寒ボタンでも有名な「当麻寺」
 子供の頃に遠足で行った記憶もある、楠正成ゆかりの河内「観心寺」など…
 一番遠いところと云えば高野山…冬季以外なら行けそうだし…パンフを見ながらなにか気分がワクワクして来ました。
 早速、カーナビに数箇所インプットしました。
 いつ行けるか…よく判りませんが…
 と、云う訳で当面は「お寺参り三昧」の、行き先には不自由しないようですね。

 

(大和路再訪)「興福寺南円堂」

2006-06-29 00:01:18 | 旅 おでかけ
 興福寺の諸堂ではこのお堂が五重塔に次いで親しまれていると思います。それはすでによく知られるように、西国三十三箇所めぐり第九番の札所だからです。
  春の日は南円堂にかがやきて 三笠の山に晴るるうす雲
の御詠歌で知られるお堂です。
 弘仁4年(813年)藤原冬嗣により創建されました。その後も戦火により焼失して現在の建物は徳川時代の寛保元年(1741年)の再建だそうです。
 西国三十三箇所めぐりは私も数年前に始めて、殆どお参りを済ませて残るはあと一個寺だけになりました。
 その残っているお寺とは…なんと本来は最初にお参りすべきはずの、第一番札所の紀州は那智山青岸渡寺なんです。
 殆どが日帰り圏であるのにここだけは、やっぱり泊まりでないと無理だし…と云うことと、マイ・カーで五条経由十津川あたり行って見たいな…などと、欲張ったことを考えて仕舞うので、いつまで立ってもお参り出来ないみたいです。
 それと今まで観光目的で何度も参っているし、余計に腰が重い…と云うこともあって、「熊野古道」がらみののツアーでもあれば丁度いいがな…と思ったりしています。