映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(大和路再訪)「春日大社釣灯篭」

2006-06-28 00:07:55 | 旅 おでかけ
 春日大社の灯篭は前記の石灯篭と、写真の釣灯篭を合わせて約三千基あるそうですが、この灯篭のすべてに灯が入る「万灯篭」が毎年、節分とお盆に行われます。
 古都の夜に映える灯篭の灯りは独特の、幻想的な世界を描いて今でも多くの人々を惹き付けます。
 これらの灯篭は古来より一般の庶民の寄進で行われ、藤原氏などの貴族階級のみならず、一般民衆の幅広い信仰の対象だったとも云えます。
 一度はこのフアンタジーな光景を見たいものですが、お盆は自分のお寺の行事があって忙しいし、節分は寒いし…こんなことではあきませんね…
 ほんとに駄目ね、ほんとに駄目ね、いつまで立っても…駄目な私…なんですよ。

(大和路再訪)「奈良国立博物館」

2006-06-28 00:07:19 | 旅 おでかけ
 春日大社から興福寺へ向かいましたが、途中で奈良国立博物館の前を通りました。この博物館は平成7年に創立100周年を迎えるそうです。
 この古都に相応しい歴史の古い博物館には、飛鳥時代から平城京時代までに創られた、多くの文化財が保存されています。
 特に仏教に由来した芸術品…仏像 仏画 絵巻物や格遺跡から出土した考古学の参考品のほかに、これらの古代文化の源流とも言うべき、古代中国の彫刻や銅器なども展示されています。
 特別出展として今日も訪れる予定の西ノ京{唐招提寺」の、国宝{薬師如来立像」が展示されています。
 これらの作品は片手間とか、ついでではなく一日ゆったりと時間をかけて、鑑賞するだけの価値がありそうですね。
 
 ここにもおシカちゃんが数頭いて、私たちを見送ってくれました。
 ところでさっき、突然閃いた…と云うことですが、
  シカ=ベートベンが好き…と云う式が成り立つのならば…
  シカ=〇〇〇〇〇が嫌い…と云うリクツが…
我が家へシカちゃんが来たのは…「田園」は敬遠してたけど、「エリーゼ…」ならタマには聴くよ…するとあの妙なるピアノの調べに誘われて来たのか?
 それじゃ、シカが嫌いな歌手を探せば、来なくなるのでは…
 そうだ!「狩人」だ!「あずさ2号」だ!「コスモス街道」「白馬山麓」だ!
 これなら、まだまだあるぞ!「国道ささめ雪}「女にかえる秋」「みちのく夏愁」 …と、云うことで、来年はおシカちゃんが現れる頃に、「狩人」のCDを、かけまくることで凌ぐことになりました。
  でも、結果はあまり期待をしないでおきましょう… 

(大和路再訪)「東大寺南大門」

2006-06-27 00:03:15 | 旅 おでかけ
 5月の連休にお参りした談山神社で鎌倉時代の名匠「運慶」作と云う狛犬が展示されていましたが、この東大寺南大門の仁王様も運慶の作品として有名です。
 以前にブログで紹介したように夏目漱石の「夢十夜」で、東京の街中に運慶が突然現れて仁王様を刻んでいる様子を、ユーモラスにな筆致で描いていました。
 
 一説では運慶は源平の争い当時は下級僧侶だったようで、平家の東大寺焼き討ちで建築物や仏像が、灰になっていくのに心を痛めて彫刻師になることを決意したそうです。
 平家の滅亡により将軍になった源頼朝は東大寺の再建を積極的に進めましたが、東国武士との結びつきを強めていた運慶が、この仁王像を幕府の命により彫ったことも容易に想像されます。
 恐ろしいような形相で参拝客を見下ろす仁王様は、東大寺に悪鬼や魔物を一切寄せつけないぞ!と云う、力強い意思と気迫に溢れているようでなにか安心感を受けます。

(大和路再訪)「東大寺お水取り」

2006-06-27 00:02:40 | 旅 おでかけ
冬の夜空やお寺の大伽藍を赤く染めて、東大寺二月堂のお水取りが例年行われますが、この行事に義兄…家内の実家…とその仲間が、深いかかわりを持っているのですよ。
 この行事に使われる松明(たいまつ)を縛るのには野生の、藤のつるが使われていますが、この「つる」を有志の人たちと、近くの山で採取してきて奉納しているのだそうです。
 東大寺と周辺地域あるいは住民との結びつきを示すものとして興味のあることです。それで協力者としてこの{お水取り}には、特別席や接待をして頂けるそうで、それがまた励みとなって毎年続けているそうです。
 最近はゴルフ場開発などでこのような、野生植物が減少していることや、後継者の育成などが今後の課題のようです。
 

(大和路再訪)「若草山遠望」

2006-06-27 00:02:38 | 旅 おでかけ
 あまりよく写っていませんが、東大寺境内の庭園から若草山方面を望みました。 毎年「成人の日」の前日に山焼きが行われますが、今年は1月8日(日)に行われて無事終了したそうです。
 山開きは今年は3月18日でしたが、去る6月18日に一旦閉山したそうですが、また初秋の風がそよぐ頃に、再び山開きが行われます。
 標高は342mで頂上からは奈良市内から大和盆地、そして遠くに生駒・信貴連山を望むことが出来ます。
 若草山は十代末期頃は映画や、音楽好きな仲間達とたびたび訪れました。
 青空天井を仰ぎながら芝生で寝転んで、音楽ばかり聴いてたあのオキラクな日々は…ずい分遠い昔のこと…ちょっぴり郷愁を感じました。


 

(大和路再訪)「おシカちゃんと出会う!」

2006-06-27 00:01:38 | 旅 おでかけ
 奈良を訪問すればやはり奈良を象徴する動物…おシカちゃんに一言挨拶せねばなりません。東大寺のシカの一番強そうなのに、「うちの近所のシかが我が家の草花や野菜の新芽を食っちゃったんだけど…」とチクッて見ました。
 すると「ボスは春日さんにいるし、そっちへ云うてんか…」と云うので、近くだし春日大社へもお参りするし、その時にしよう…と云うことになりました。

 

(大和路再訪)「鹿せんべい」

2006-06-27 00:00:05 | 旅 おでかけ
 教えてくれたお礼にやっぱり「シカせんべい」を上げなくてはね…金150円也…
 
  以下は私の架空インタビューです。事実ではありません。
  
  前からの疑問をシカせんべいを売っているおばちゃんに直撃して見ました。
 「お客さんがセンベイばかり食わして、食い過ぎるのと違う?」
 「食事は別にやってもろてるし、こんなんはオヤツみたいなもんやから、心配要らんし、よーけぇ(沢山)やってや…」
 「人間が食べたら、どーなるねん?」
 「さーあ…大方ヌカやから、人間が食べてもまずいのとちゃうか?」
 と云うことでした。
 で、私がオヤツの代わりに食するのは、やっぱり止めました。
  でも、いい香りだったし、こんがりと色も良かったんですが… 

  流石に尋ねる勇気がなかったので、こんな質問したらどんな答えが返って来るか、独断と偏見で「模範解答」を想定して見ました。
  今度奈良へ行ったらほんまに、尋ねてみようかと思いますが、果たしてどんな答えが返って来るのでしょうね。
  
  

(大和路再訪)「今日の奈良は…」

2006-06-26 00:11:46 | 旅 おでかけ
 5月のG・Wに奈良を訪れましたが物凄いクルマと人で、奈良市内では一度も降りずに郊外のお寺や神社に、お参りしたことは前回のブログでお伝えした通りです。
 「信州ツアー」の為に報告が後回しになりましたが、5月の末の日曜日…またまた懲りずに大和路を再び訪れました。この日の奈良は人も車も少なく、あれほど混んでいた人も車もどこへ消えたかと思う程、市街もこの通りゆったりしていました。
 新聞記事によれば5月の連休の人出は、奈良公園が30万人と最高だったそうです。こりゃー、混んで当たり前やわなぁー 
 
 私が住んでいる町は少し歴史に興味をお持ちの方なら、関西人でなくともご存知の方が多いのですが、天平の昔…聖武天皇の御代に平城京と並んで、短期間ではありましたが離宮が置かれた時代がありました。
 また我が町から奈良までの間のR163沿いで木津川の畔にも,やはり聖武天皇の時代の離宮と云われる恭仁(くに)京の宮跡があります。
 このように飛鳥時代の旧都跡から平城京…恭仁京そしてわがS宮祉まで、近畿南部の大和から北東方向の南山城そして近江方面へと、旧宮跡と並んでいるのも不思議なことです。
 
 …と、云う訳で古来から交流があったと思われる奈良市ですが、我が町からは距離的には京都と同じぐらいであまり遠くないのに、何故か単なる通過地として立ち寄ることはきわめて稀な中途半端なお付き合いでした。
 大阪や大和路はバイバスで奈良市内をパスするし、市内へ入ること自体を敬遠して来ました。
 が、今日は気分を改めてもう一度、多少は時間をかけて市内を散策して見たいな…と思い立ちました。

(大和路再訪)「東大寺へ」

2006-06-26 00:11:24 | 旅 おでかけ
 「大和路再発見」…なにかが見付かればいいのですが…
 先ず訪れたのは前回に駐車場がなかったので、お参り出来なかった東大寺でした。東大寺が建立されたのは聖武天皇の時代です。
 悠久の歴史を秘めた東大寺には「世界遺産 古都奈良の文化財 東大寺」と刻まれた巨大な石像が置かれてあります。

 …と、こんな絵葉書みたいな写真と観光案内になりそうです。
 でも、今日はバーチャルではありません。
 しばらくはリアルな状態がが続きます。 

(大和路再訪)「大仏殿」

2006-06-26 00:11:02 | 旅 おでかけ
 東大寺の象徴とも云うべき大仏殿も戦火により、2度も消失して現在の建築物は江戸時代に再建されたものだそうです。それでも現存する木造建築物としては世界最大のものです。
 高さ15mの巨大な大仏様も火災のたびに修復を重ねて、原型を止めているのは蓮の台座のみといわれています。