地底人100物語

相手にとって不足なし

江戸川54「鶴の湯」

2015年08月30日 | 東京銭湯
猛暑の続いた夏の日々。
こんな時に行きたいのが冷たい温泉!
「冷たい」と「温泉」ってなんか矛盾しているようですが、探せばあるんです。
冷鉱泉の源泉そのままの水風呂。
これが気持ちいぃ~んだな。

ということで野暮用で上京した7月某日、空き時間を利用し、東京のいわゆる黒湯の温泉銭湯の源泉水風呂を攻略してきた。

まずは都営新宿線に乗って船堀駅へ。
この駅の近くには3軒の銭湯があり、いずれもが温泉付きとはビックリだ。
そのうちの2軒に行ってきた。

江戸川54「鶴の湯」
駅から徒歩5分くらい。(乙女湯温泉とは反対方向)
せっかく乙女湯でさっぱりしたのに、徒歩移動で汗だくになってしまった。

こちらは改装はされているものの昔ながらの湯屋建築様式。
幅3間・奥行5間のやや大き目の浴室。その外に露天風呂もある。
黒湯と聞いていたが、実際はジャワティをポカリスエットで割ったような色合いだ。
浴室内には電気風呂が併設された加温温泉浴槽と源泉水風呂、そして露天風呂には加温の温泉が利用されている。
露天風呂は少ないながらも常時溢れ出しもあり、公式HPでは掛け流しとある。
見た目は弱っちい感じの「黒湯」だが、入ってビックリ!
スベスベの肌触り。
乙女湯のツルツルとは別の感触だ。
おまけにクラゲ状というかゼラチン状の浮遊物も漂っている。
源泉水風呂ではガンガン投入!ドカドカ全開状態だ。
湯口には湯花キャッチャーまで設置されていた。
お決まりの温冷交互浴がタマランチ会長絶好調。
いやいやいや源泉水風呂だけでも充分満足。
こちらももう1時間くらいは… と、後ろ髪を引かれる思いで野暮用の待つ夕暮れに消えていったのでありました。

ちなみに屋根のうしろに見えるのはスカイツリーではありません。
銭湯の煙突です。一応念のため。

源泉名 船堀つるの湯黒湯温泉
メタけい酸(H2SiO3) 3)の項で温泉法の温泉に適合
18.2℃ pH 8.0 利用量14t/day(掘さく・動力揚湯)
成分総計 0.564g/Kg
調査及び試験年月日 平成21年2月12日

2015年7月の入浴メモより

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