地底人100物語

相手にとって不足なし

川崎温泉「住吉温泉(旧松の湯)」(神奈川)

2010年10月31日 | さらば愛しき地底人
新たな地底人による地球侵略が頻発する一方、静かに地底に消え行く地底人もまた少なからず。
そんな消え行く地底人たちのかつての雄姿に乾杯!

川崎温泉「住吉温泉(旧松の湯)」(神奈川)

東横線元住吉駅から徒歩約5分の「住吉温泉(旧松の湯)」、銭湯にカモフラージュした秘密基地で液状兵器はナトリウムー炭酸水素塩冷鉱泉とある。となると、すべすべの浴感で湯上がり爽快であろうか・・・

またもカジュアルディに銭湯に立寄れるラフなカッコで出勤し会社帰りに出撃した。入口・下駄箱はまさに銭湯であるが、番台の代わりにタバコ屋みたいなカウンターがあり、そこで料金400円を払う。脱衣所に入り地底人の暗号表を探る。眼光鋭く見回しては防衛軍隊員、もしくは不審者と疑われかねない。あくまでも民間人がロッカーを捜す振りをとおさねば。ほほ~、マッサージ室の入口の上に暗号表があり、内訳は記載されていないが「重曹泉」と宣言している。なかなか手強そうな予感を胸にいだきつつ、いざ浴場へ・・・

おぉーっ、まさに銭湯という洗い場の右奥に大量液状兵器の格納槽がっ!スカッ!と爽やかコーラ色の兵器で満たされ、透明度6フィンガーズ。ドンドコ投入されるコーラ色の湯。浴槽脇の温度計は43℃。1ラウンド3分の攻防を繰り返すこと4ラウンド。ラウンドが進むにつれすべすべ感が強まる。ラウンドの合間はカランから冷たい源泉を浴び、気を取り直しファイティングポーズ。

そして最終ラウンド終了。判定は・・・・・ん?引き分けっ?あぁ~。

勝利は逸したものの、なんとも言えぬ爽快感と充実感が全身を覆う。
爽快感につられて試合後に汗をかきかきラーメン&餃子。まだまだ爽快感が続くのでふらふらとパチスロするが、負けてしまっても何故かスカッ!と爽やか。
侮りがたし、住吉の湯。

2004年11月頃の雄姿

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする