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中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

新陳代謝を高める

2010年09月10日 12時00分14秒 | マーケティング・販促


お客様をあきさせない工夫や努力は、一発があたらなくても継続していく必要があります。重要なのは常に話題を提供していくこと。

こんにちは!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経新聞に次のような記事がありました。

「日本マクドナルド 8月売上高最高に 513億円、新商品が好調」
・これまでの最高の3月に比べ店舗数は277店減少したが、新製品や値下げによる来店客数の増加などで1店あたりの平均売上高が増えた。
・7月に発売した「チキンバーガーソルト&レモン」などチキン関連の新商品が順調に伸びたほか、朝食メニューの「マックグリドルソーセージ」を100円で販売したことで客数は8.9%増えた。客単価は0.2%増と横ばいだった。
・原田泳幸社長は「新製品の投入で新規顧客を取り込み、朝食メニューの値下げなどで次の来店に繋げるという複合的なマーケティング戦略が奏功した」
(引用:2010/09/08 日本経済新聞より)

とのことです。
マックグリドルソーセージの100円販売やビッグマックの値下げキャンペーンも行っていますし、今もいろいろなコンビメニューがお得な価格で提供されていますが、期間限定や朝の時間限定などでコントロールされています。
ハッピーセットなどのおもちゃで、うまく子供を巻き込み、家族連れを誘引するとともに子供のうちからマクドナルドの顧客に育成していくことも継続性が重要です。

一見、安さも打ち出していますがコントロールされており、新製品の怒濤の投入で客単価を下げることなく売上を伸ばしています。

今後は10月にチキンバーガーの新商品が一定期間ずつ登場するようですし、年末にはクリスマス向け商品も投入するとのこと。

常に間をおかず商品のてこ入れがされているのは、非常に見習うべきところでしょう。

また、商品だけでなく、店舗の改廃も相当なものです。
原田社長は「年商2億円を超える大型店を積極的に出店しており、店舗間で12倍ある売上格差を5年以内に5倍程度まで縮小する」とのことで、かなりスピーディな店舗改廃を進めるようです。

商品も店舗も、新陳代謝が重要です。

さあ、あなたのビジネスでも、新陳代謝は活発でしょうか?

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