部下と上司の板挟みにもなりがちな、中間管理職。
企業が力強く推進していくのには、中間層のがんばりが重要です。
こんにちは!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「部下も上司を評価 コーセー、係長級に拡大」
・同社は2009年春、2社の部課長級を対象に360度評価を導入。直属の部下が上司について「相談しやすい雰囲気か」「夢を語っているか」などの80数項目で5段階評価する仕組みだ。結果は部課長級の賃金に反映しないが、人事異動の参考にする。
・360度評価に併せ、マネジメント研修も始めた。5~6人でチームをつくり、部下から高評価を受けた管理職の成功事例を学ぶほか、評価が低い項目の改善点をチーム内で発表する。
・同社は昨年「コーセーマネジメントスタイル10則」を策定した。
・上司としてあるべき姿を「聴け、ほめろ」や「勇気を持って決断せよ」などの短い言葉で表した内容。現在は課長級以上のパソコン画面に10則を折に触れて映し出すようにし、部下のやる気向上を常に意識させるよう工夫している。
(引用:2010/09/06 日経MJより)
とのことです。
360度評価って久しぶりに耳にしたような感じですが、中間層の能力アップへの取り組みはすばらしいですね。
景気低迷時にはなにかと教育費用などは削られがちですが、そんな時こそ社員の育成やモチベーションアップに取り組んだ企業こそ、伸びていく力がつくのではないでしょうか。
360度評価が良いかどうかは意見の分かれるところだと思いますが、他の管理職の成功事例を学ぶ研修や、上司としてあるべき姿を明確に言葉にして、常に意識させるような取り組みは是非とも学ぶべき所でしょう。
業績アップの秘訣は中間管理職の育成が重要と考えています。
さあ、あなたのビジネスでは、中間管理職の育成に力を入れていらっしゃいますか?
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