水曜マーケティング

「水曜日」に居酒屋に行く人が増えているらしいですね。

本日の日経新聞に次のような記事がありました。


「ノー残業デーで始まり早く、一杯飲むなら水曜日」
・居酒屋の利用者は減少が続くが、水曜日に限れば利用が伸びている店が目立つ。週の中日の水曜をノー残業デーにする企業は多い。
（引用：2010/07/06　日本経済新聞より）

ただし、週の中日なので、翌日も仕事がありますから早めに初めて早めに切り上げたいということで、客数の勢いはあるが客単価は金曜日の方が高いようです。

客単価も重要なのですが、経験的に「客数」というのは一番重要ではないかと思っています。
何はさておき、客数が入らなければ商売になりませんし、客数が落ちれば不思議と客単価も下がってくるようです。
逆に客数が伸びれば、客が客を呼ぶようになり、インストアプロモーションなどやりたい販促がやり放題となり客単価のアップも容易になります。

また平日の集客の弱い、ある一日の集客を強化することによって、他の営業日の客数を底上げすることにも繋がります。平日の1日のお客を増やすことで、他の曜日や週末の集客を伸ばすことに不思議と繋がるものです。

さてこの水曜マーケティング、居酒屋以外にあなたのビジネスに応用できないでしょうか？
ノー残業デーで生み出された、個人の時間がどのように使われるのか？
あなたのビジネスで何か検討してみてはいかがでしょうか。