イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

本日は

2005-10-14 21:58:21 | 食べ物
ひようらにあるあびすけへ。

味玉子つけめん大盛り+チャーシュー飯。
750+220円。
最初は驚いたはっちの魚介鰹節たっぷりのつけ麺も、
だんだん病み付きになりつつあるような。

前回との違いは、麺のコシかな。
ゆで加減と冷水でのしめ加減の違いでしょう。
玉子は相変わらず絶品なのであります。

試みに頼んだチャーシュー飯は、はっちのものより
チャーシューの量が多く、味わい豊かでした。
多分、チャーシューそぼろを作ってからの時間の違いでしょうな。

本といえば

2005-10-14 16:13:31 | OED
欲しい本は他にもある。
といっても、辞書なんですけどね。
昔通っていた英語の塾にありまして、本棚を占領していました。
恐れ多くて近づけなかったですけどね。
先生と議論しているうち、微妙なところに差し掛かると、
先生は立ち上がりその神々しい辞書に伺いをたてるのだった。

その辞書とはいわずと知れたOxford English Dictionary
いかにソフトよりハード派の私とはいえ、
さすがにOEDの革装版はごめんです。
ちなみにこちらは80万円くらいとお求め安くなっています。
書籍版は20万円くらいでさらにお安く。

思い出したので調べてみると、CD-ROM版が出ているのね。
for Windows version 3.1 って・・・。
CDのversion が3.1という意味であって、Windows 3.1じゃないのね、
などとひとりごちながらふむふむと見ていると驚愕の価格が。
blogらしく大きな字で書いてみると


なんとたったの4万円!
ん?たったの?80が4になったせいでおかしくなってますか?
まあそれはよしとして、ちょっとそこのお嬢さん、これはお買い得ですよ。(誰?)
研究社の英和大辞典やめてこちらを買います。
いや、そっちも欲しいな。
というわけで女房を質に入れてでも買います。
いや、待て。そもそも女房がいないぞ。
じゃあまず女房を手に入れないとならないのか。
しかしそれには必要経費が4万円では済まないな。
なんだなんだ?

そんなふうに一人気分が昂ぶる金曜の午後。

週末に

2005-10-14 01:09:04 | 
稀覯本のことを書いたとき、ふと思い出したこと。
ナポレオンのエジプト誌という本があります。
ナポレオンがエジプトに遠征したときに連れて行った学者たちが
調査結果をまとめた本です。
時折エジプト誌を中心に据えた美術展もあります。
ちなみにこのとき、ロゼッタ・ストーンが持ち帰られました。
ちなみにこのときはまだスフィンクスは砂に埋もれていて、
首から上しか見えませんでした。
暇なフランス兵がその首に向かって大砲を撃ったために
スフィンクスの鼻が欠けてしまったことは有名ですよね?
つまり、紀元前にフィロンが触れこそすれ、
この時代までエジプトの古代遺跡は
エジプトの民には見向きもされていなかったのだ。
今では大事な大事な稼ぎ頭ですけどね。
つまり、エジプト誌はナポレオンによるエジプトの再発見の記録なのだ。
しかもエジプト調査団の団長はかのフーリエ。
フーリエ変換のあの人です。
フーリエの書斎に放置してあったロゼッタ・ストーンの写しを、
17歳にしてフーリエのところに入り浸っていたシャンポリオンが見つけて・・・と
話は続いていきます。
その筋の人には常識でしょうかね。
ちなみに、ロゼッタ・ストーン本体は、
エジプト遠征終盤に攻め込んできたイギリス軍に横取りされてしまい、
今は大英博物館にあるというわけです。
この時代の知識人には万能型が多かった。
うらやましい時代だったな。

さて、エジプト誌は国会図書館にもあります。
広げると畳ほどの大きさのある本(エレファント・フォリオ)で、
銅版画による図版が美麗なことで有名です。
欲しくて欲しくて(略)欲しくてたまらなかったのですが、
当時の私には若干お高めで手が出ませんでした。

今はいくらの値がついているのか調べてみたところ、
2000年に出品されたものはこんな感じでした。
これは2000年記念価格ですか?
せめてあと二桁まけてください。
それとも魂をなくした金持ちの某先輩におねだりしようかな。

ちなみに、近畿大学図書館では一部が電子化されていて、
HPでもサンプルを見ることができます。
真ん中の辺りに上で触れた砂に埋もれたスフィンクスの図画がありますね。