イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

隣駅へ

2005-07-31 18:07:33 | 日記
出かける。
さすがに不便だったので腕時計の電池を交換し、
あわよくば狙っているラーメン屋の位置を確認しようという魂胆。
1554円なり。
昔は1000円だった気がするけれど、値上がりですか?
待つこと10分。
店を出てふと見ると保証書と一緒にもらった紙になにやらコメントが。
「リューズが固いです。」
ん?原因は何ですか?固いと何か問題が?どうすれば直るのですか?
やっぱりこう暑いとしょうゆは冷蔵庫に入れたほうがいいですか?

私もよくやりがちなのだが、
何かを観察して思ったこと、感想をただ放り出すだけの人がいる。
「言いたいこと」を言うのではなくて、
「伝えたいこと、行動を起こして欲しいこと」を言わなくては。
他山の石としよう。

ところでリューズが固いと何か問題があるんでしょうかねぇ。
内部の機構がさびている証拠とかそういう類のことですか?

床屋へ

2005-07-30 23:00:48 | 
NHK出版「地球大進化1」を読む。
炭素同位元素で生物痕跡の年代を調べるのは有名だが、
これは生物が生きている間に利用している炭素原子の中の
同位元素の割合が大気中のものと等しいはずだという推測に基づいている。
この本では
生物は生きている間に選択的に炭素12を使っている、ことになっている。
む?

日垣隆著「世間のウソ」を読む。
この本、最近売れているようです。
冒頭の、「ウソには5種類ある」に対し、
その分類には重複も遺漏もあるではないかと突っ込みつつ読む。
うーん。簡単な集合論や条件付確率の勉強をお勧めします。
何かと法律を出して思考停止されていますが、
法律のこころを読まないと魅力的な意見は言えないのではなかろうか。
もちろん同意できるところもある。
例えば、凶悪犯罪の犯人は”責任能力”に関係なく処罰されるべきだと
私も思う。
でも全体として、喧嘩別れして正解ですよ。(私信です。)

ところで、電車通学をしなくなったので読書量が落ちました。
ここに書いている分だけでも減ったけれど、
ここに書かない本や、それ以前に途中で読むのをやめた本のほうが
大幅に減ったかな。
以前は私がいつでも本を読んでいると思っていた人がいて、
それを何かと持ち出すので息苦しかったなぁ。

夕方

2005-07-29 14:59:49 | 日記
本郷にまつわる人たちと飲み会なので上京します。
某銀行のセミナー、せっかくあたったけど、今回は見送りですな。
次回以降、欠席の前科者は抽選に含めてもらえるだろうか。

慶応高校、負けてしまいましたね。
来年以降、大学の野球部が強くなるでしょう。

それから、皇帝ペンギンの筋がわかる人、ネタバレしない程度に教えてください。
もしも「行程ペンギンの方が正しいタイトルだよ」という場合は報告はいりません。

日経新聞を読んでいたら、どうやら元の参照するバスケットの
構成通貨とその重みはこうひょうされていないらしいことが判明。
しかもバスケットを参照しているのに対ドルで0.3%の変動幅って
どういう意味ですか?

それにしても今日も暑い。

そういえば

2005-07-29 14:56:51 | 日記
数日前からblogのタイトルを変えました。
以前の「おろかな日々」は3月ごろの自嘲的な気分のときに
つけたタイトルでした。
それでも椎名誠の同名の随筆集から採ったので
それほどでも暗くもなかったのですが。

日吉の家でエアコンをつけずに机に向かっていると、
夕方ヒグラシが啼きはじめます。
ヒグラシを聞くと、小さいころによく滞在した
伊豆の山奥のことを思い出します。
何もない屋敷や山だったけれど不思議なことに
飽きずに遊びまわっていました。
代々の保証人たちの写真が飾ってある部屋や
壁から生えている鹿の頭や
庭の蔵のあるあたりが恐ろしかったですが。
そんなことを思い出しながら
机に向かって論文を読んだり計算をしたり本を読んだりしていると、
小さな池の端に立って、その水面の向こうにある不思議な世界を
覗き込んでいるような気がしてきます。
芥川龍之介の蜘蛛の糸にでてくる蓮の花の咲いている池のような。
というわけでタイトルを水鏡としてみました。
漢字だといけすかない感じがするのでカタカナに。

あ、もちろん見ているのは地獄ではないですよ。

土用の丑ならぬ

2005-07-28 22:36:00 | 食べ物
木曜のラーメン。
本日はらーめん桃源

web上ではすこぶる評価が高いので期待が高まる。
綱島駅を通過して鶴見川を渡って。

18時50分頃到着。待ち時間は0でした。
塩ラーメン+煮卵を注文。640+100円。
メンマがたくさん、チャーシュー(ウマー)2枚、海苔。
それから根昆布が。
スープには貝が使われているそうだが、
私の舌の分解能では解析不能でした。

最初は薄味かと思いきや、だんだんわかるようになりました。
まるで魚介系のお吸い物のような感じでしたが、
チャーシューや麺と一緒だといいですな。
でも、根昆布は存在意義がわからないなぁ。
味も付いていないのでそのまんま根昆布だったし。

カウンターにはにんにくを入れても吉とあったけれど、
全然合わないぞ。
煮卵はちょっと甘くて美味でした。


トッピングは水餃子など豊富でしたが、いろいろ入れようとすると
全部で1000円前後になりそう。
近くにあったらまた行くけれど、ちょっと遠いなぁ。

夕方に

2005-07-28 22:15:57 | 日記
セミナーがありました。
数理科学科の菊池さん。
3人のPDのうち私を含めて2人は惨敗でした。

細かいことですが最近思うこと。
1. "feature" は「フィーチャー」。
2. "present" は動詞の場合は「プリゼント」。(ゼにアクセント)
3. 「女王」は「じょおう」。
4. 時間を表す「十分」は「じっぷん」。
5. 「十兆円」は「じっちょうえん」。
テレビやラジオで変な読み方をされると
背中がむずむずしてきます。
皆さんはどうですか?

それにしても今日は暑かった。

段々

2005-07-27 23:52:52 | 
隣の部屋のお兄ちゃんのプロファイリングができてきました。

最近2週間ほどで、友達を連れ込むことも、
壁際においてあるベッドの上で私の部屋との境の壁を蹴ることも
夜通し電話をすることも少なくなった一方、
ろれつの回らない英語を話すようになりましたね。
アフリカ人の友達ができたのだろうか。
それとも(略)。

隣の部屋の住人がナイフとフォークでキムチを食べながら心配していますよ。

今日は東工大でセミナーを聞いてきました。

相田洋、宮本祥子著「マネー革命 1」を読む。
何年か前にNHKでやったテレビ番組から派生した本。
業界の人たちには評判がよくない番組ですが、
本のほうはまだ良心的です。

ところで

2005-07-27 00:32:43 | 日記
通貨バスケット制に移行した元ですが、
各通貨の構成比率ってどこかに載ってないものかのう。
公表はしているんだよね?

雨が降っていたので

2005-07-26 19:11:02 | 日記
今日は家にいました。
テレビを見ていると、静岡の映像が。
大浜海岸とか、用宗海岸とか、
学校をサボってよく行ったなぁ。(遠い目)

昨日買った牛乳プリン。
どこがプリンなんだろうか。牛乳味の杏仁豆腐ではないか。

これまた昨日買ったキムチ。
袋から少し取り出して食べようとしたら、
ぞろぞろと全部出てきました。
よく見ると、白菜一株なのね。
道理で、100gほしいと言ったら売り場のオバちゃんが困惑していたわけだ。
結局袋詰めされてあった200gを買ったのだが、
オバちゃんよ、どう見ても一人暮らしの冴えない男が来たのなら
注意しておくれよ。

夏学期最後の

2005-07-26 04:48:29 | 写真
セミナー。

すっかり失念していて、午後は銀行へ行き、買い物。
4時にセミナーの部屋を急遽変更するというメールを受け取って
今日セミナーがあったことを思い出しました。

講演者は旧都立大学の今井さん。
結び目のエネルギー関数の幾何学的な解釈について。
Langevin方程式のLangevinのひ孫との共同研究だそうです。
というわけで、パリのパンテオンの地下にある墓所で撮った写真。

その後、夏学期お疲れ様飲み会。
問われるまま話をしていたらのどがひどく痛くなってしまった。

旧ホームページの

2005-07-26 03:53:34 | 日記
アクセスログを見ていたら、こんなものを発見。
最近の予備校はこういうことまでやるのか。
研究者紹介のあたりの一言コメントがアレな感じで笑えます。
それにしてもこんなところまで魔の手が伸びていたとは。

やっとのことで

2005-07-25 07:26:23 | 
ジョン・ハル著「フィナンシャル・エンジニアリング第5版」を読む。
1100ページくらいありました。
本業の合間にちょこちょこと読むこと2ヶ月弱。
大学の図書館で借りたのだけれど、教職員扱いで3ヶ月間、
9月まで借りられるのだ。

この本、計算が微妙に違っていたり、コメントが変なことがある。
原著の問題か、翻訳の問題か。両方かな。
例えば、単位が違うものの大小や優劣を議論していることがあったり(たぶん原文)、
文章の説明は意味を成さず、計算を見て初めて意味がわかるとか(たぶん翻訳)。
おかしいと思ったときには自分なりにきちんと定式化しなおすと
最終的には同じ結論を得る。

それからこの本では基本的に、
具体例で一般論を展開しようとしているのだけれど、
それは私のような背景の人間にはすこぶるわかりにくい。
文字式で書かないと数式の意味が取りにくいではないか。
他にも数式の取り扱い方が洗練されていない印象を受ける。
例えば、同じ文字で違う量を表していたり。
なんなのだろね。

何かの体系は、揺籃期を経て成熟期に達する。
金融工学の場合、揺籃期は1970年代。
つまりさまざまな金融商品の値付けの枠組みはこのころに出来上がったようだ。
もちろん解析的に厳密に値付けができるものは限られていて、
ほとんど全ての場合において数値的な方法が必要になる。
そして現在は成熟期に達していて、
より誤差の小さい値付けを考えたり、
より個別の顧客の要望に沿った複雑な機構の商品(つまり流動性の低い)を
考えたりする、という段階に達している。
そのために必要なパラメータを市場から読み取る方法を磨いたり、
シミュレーションの方法を改善したりしている。
一方、確率論的手法は金融という領域から外へ出ようとしているように見える。
例えば、企業の事業のリスク管理の枠組みなど。
これは当然のことで、今後社会や企業の行動に確率過程を踏まえた考察が
現れるのではないだろうか。

ところで、私は、揺籃期にある理論を考えるのが好きだ。
曖昧模糊としたものを数式で定式化していくのは楽しい。
それに、(一般的には共有されないだろうけれど)
「基本原理があればあとは計算するだけ、改善するだけ」と思うからだ。
(もちろん、計算可能性は非常に重要です。はい。)
一方でこれは混沌に目鼻を開けてしまう試みでもある。
揺籃期を過ぎたとき、理論に携わっている人は
研究テーマを求めて応用やさまざまな場合への適用を考えざるを得ないのだけれど、
あまりぞっとしない。
状況は違うけれど、これは私が最近の素粒子物理の研究について思うことと
相通じるところがある。

自分で投資理論を作っていたころは楽しかったけれど、
金融工学を勉強したことでその趣味に目鼻を開けてしまった気がする。
金融工学や弦理論に限らず、
いろいろな理論が揺籃期にあった1970年代はさぞ楽しかっただろうと
思うこともある。
今揺籃期にある分野というのは何があるのだろうか。

(この記事、何か書き漏らしたことがある気もするけれど、
ま、いいか。)
ところでこの本の著者の名前、先頭に「キム」をつけると(略)。

図書館へ

2005-07-24 20:59:51 | 
行き、本を借りたり返したり。
今回の収穫は、スティーヴン・ストロガッツ著「SYNC」。
とりあえず借りたけれど、いつ読めるだろう。

土手を散歩していると、ピンク色の花を発見。
これはぴょん様が好むクローバーかもしれない。
そのうち種を収穫して庭に蒔きます。

さて、ここで問題です。
長さ1m、直径7cm、黒(紫?)色の野菜がやってきました。
ちょうど野球のバットのようでした。
これは何でしょう?



なすでした。

落札した

2005-07-23 23:56:33 | 日記
本が届く。
ざっと数えると、全部で4500ページくらいか。
すぬにかじられないように気をつけねば。

モサドの本、
ユネスコ世界遺産センター監修「ユネスコ世界遺産1」を読む。

ところで、揺れましたな。
本棚を押さえてました。