イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

東工大へ

2005-11-30 22:33:44 | 日記
行こうかと思っていたけれど
起きられなかったのでやめ。

午後から駒場へ。森山さんのセミナー。
VSFTのsliver と translational invariant solution の関係など。
squeezed state の積の計算で、前に私がやった計算が役に立ちそう。
Cremmer-Gervais identity とか。
有益な議論ができました。

夕方日吉へ戻ってきました。


ところで、広島の容疑者がとんでもないところで拘束されましたね。
どうしてそんなに逃げたのだろうと思っていました。
捜査が迫っていることに気づいていたんだろうか、と。
警察は、容疑者宅周辺のマスコミが多くて動けなかったと言っているけど。

今日テレビを見ていて納得。
テレビの取材がこれだけあったら誰でも逃げるわな。
部屋に上がりこんでガスコンロをカメラで撮ったりしたらさ。
もしも容疑者を取り逃がしたら、マスコミに責任はないとは言えないな。

ちなみに、某ちゃんねるにしばしば事件の詳細や、
容疑者の個人情報が書き込まれることを
マスコミは常々批判していますが、これはマスコミ自体の問題でもあります。
現場周辺でマスコミが、周辺住人や少年Aの同級生に聞き込みをする過程で
マスコミから漏れた情報なんだよね。

書き忘れたけれど

2005-11-30 22:23:22 | 日記
先週水曜日は
理系出身の人の生き方のような会合に出るために銀座に。
とあるバイオベンチャー企業の社長氏の講演を聞いてきました。

その後まず教文館へ行き、あちこち冷やかす。
ナルニア国の本が平積みになっていました。

次にわしたショップへ。

八重洲ブックセンターに行ってみると、洋書売り場は半減しておりました。
PolchinskiとWeinberg のペーパーバック版を発見。

日立の

2005-11-29 23:31:21 | 日記
外村さんの講演がありました。
彼は電子顕微鏡の専門家なのよね。
AB効果の概略と、その顕微鏡写真。

後半は科学行政のあり方のような話。
ビッグサイエンスにおいて研究を実際にする立場と、
研究を管理、推進する立場の違いについて質問してみる。

念のため

2005-11-29 03:53:38 | 日記
書いておきます。

今、Yahooオークションとそこに出品している業者が
図書券を一割引で販売していますが、
注意したほうがいいような予感がしないでもないです。
出品者の住所とか、業者の代表者でYahooで検索してみるとか。

危うく引っかかりそうになったよ。
安すぎる図書券・・・priceless.

昨日の夜から

2005-11-28 23:01:33 | 
エリヤフ・ゴールドラット著「ザ・ゴール」にはまる。amazonの該当ページ
よく話題になっていたし、いろいろなところで見かけるので
気にはなっていたのだ。
気づいたら、知り合いのMBAの本棚にもあったし。
日本語訳を図書館で見つけたので読み始めてみると頗る面白い。

著者は物理学者で、閉鎖寸前の工場の効率を主人公と愉快な仲間たちが
改善していく、という小説だ。
やっていることは全くもってリーズナブルな作業だ。
つまり、習慣による視野狭窄を打破し、問題を洗い出し、
対処する、ということだ。
私や、私と同じようなバックグラウンドを持っている人には
当然に思えるけれど、
それでもこの本が面白く感じられるのは著者の筆力だろうか。
工場の生産プロセスの改善に関しては、オペレーションズリサーチで用いられる
いわゆるPERTというものだから、この本以前にも知られていたことだろう。
となると、この本で新しく導入された概念は、
ローカルにPERTにより最適化されたユニットについては、
外的な企業戦略や評価尺度が拘束条件になりうる、という点だろうか。

ちなみにこの本は、著者の会社が販売している
ソフトウェアの方法論の宣伝のためにかかれたそうな。

午前中

2005-11-28 21:03:13 | 日記
東工大の研究会に顔を出し、
午後はこれまた東工大の衛藤くんを矢上に呼んでセミナー。
いろいろ質問できて有益でした。

そんなわけで今日の弦理論セミナーはお休みにしてもらいました。

東京の

2005-11-27 21:51:36 | うさぎ
家はなんだか寒いな。

すぬさんを足元に侍らして暖めてもらう。
この前のラビットショーでもらった乳酸菌タブレットは
あまりお気に召さないようだな。

糞がやわらかそうなのが気になる。
私がいる間はしっかりとした正露丸だったけれど。

図書館へ行き、床屋へ行って日吉に戻る。

今日も今日とて

2005-11-26 20:49:18 | 日記
研究会。
とはいえ、寝過ごしたのもあって午後のLuさんの講義から。
moment map などなど。
Poisson多様体の例をLie群から作ってめでたしめでたし。

夕方、東京へ向かう。

朝から

2005-11-25 23:46:45 | 日記
研究会に出席。

量子力学におけるS行列の話と、
時間変動するポテンシャル中の二準位系の量子力学。
普通、ポテンシャルは時間的に一定だと思うのだけれど、
数学だから何も言うまい。

それと代数的場の理論。
場の理論というより、作用素環の同型についてだったな。

午後は自分の机で計算したりものを書いたり。

夕方、Bourguignon氏の講演。
G2 多様体とか、 Spin(7)とか。

夕方の立食パーティーでは開運「波瀬正吉」など。

何度も

2005-11-24 22:41:08 | 食べ物
坂道を上り下りしたので、今日の麺類同好会は
平坦な道を通って元住吉の麺屋小次郎へ。
醤油とんこつラーメン 600円+クーポンで味玉子。

今日は少し味が濃かった。そう感じるのは体調のせいかな。
卵はよい具合に半熟でした。
何度か書いているのであまり書き足すこともないかな。
いつも思うけれど、ここの中太麺はちょうどよいぐらいの太さだね。
ゆで加減もよい。

今日から

2005-11-24 22:35:55 | 日記
慶應で若手中心の研究会が始まりました。
9時からとのことで、早起き。

9時前に日吉の保健センターに来いと言われていたので、
坂道を登って日吉へ。
そして研究会。

力学系のアトラクターの話と、
共形場理論のあるセクターの次元に関する話。

一旦家に戻って昼食をとり、
今度は駒場へ。
八木君のセミナーに出る。
ちょうど開始時間に火災警報がなりまして。うまいですな。

渋谷の金券ショップを冷やかして、再び日吉へ。

Lu さんの講義に出席。

今日はあちこち忙しかった。

もう一つ

2005-11-23 03:33:12 | 
書き忘れていた本。
吉村仁著「素数ゼミの謎」。amazonの該当ページ
以前も書いた17年ゼミについて大変詳しく解説されています。
おそらく小学生向けに書かれたと思われ、30分もかからずに読めます。
これまで17年ゼミや13年ゼミが現れた理由は、
同様に周期的に地表に現れる天敵を振り切るためだといわれていたのですが、
この本では氷河期との関係、他の多年ゼミとの関係が語られている。
遺伝的アルゴリズムにうってつけの問題です。
お勧め。

いつもどおり

2005-11-22 23:26:46 | 
学校へ行き、机に向かう。

そういえば、書き忘れていたこと。
藤原和博著「リクルートという奇跡」を読む。amazonの該当ページ
恥ずかしながら、リクルートにはあまりいい印象は持っていませんでした。
あのリクルート事件のせいです。
とはいえ、一兆円の借金をあっという間に返済しつつあることや、
リクルート出身の人をよく見かけるので気にはなっていました。
これを読んでみて、リクルートの株を買ってみたくなりました。
でも、未上場なのね。
著者の書いているところによると、リクルート事件は大部分の社員とは
全く無関係なところで起こったようだ。
その辺は私にはわからんのです。

この本を読んだので、次に
松永真理著「iモード以前」を読む。amazonの該当ページ
ずっと前に同じ著者による「iモード事件」を読んだことがあります。amazonの該当ページ
二番煎じかと思っていたので読まずにいました。
こちらはリクルートでの仕事について書かれている。

正直に言うと、リクルートという会社のビジネスモデルや、
収益性がすばらしいというのは分かる。
でも、この二人の非凡さがよく分からない。
就職情報誌というチャンネルからアプローチして、
顧客企業の採用戦術にまで関与していくということは、
今では常識だろうし。
いや、それが20年近く前のことだったからすごいのだろうな。きっと。
多分、藤原氏について言えば進取の気性に富んでいるということが
非凡なところだったのだろう。

藤原氏の本にある、上司が部下や就職活動中の学生に、
自分たちが手がけている事業のすばらしさを積極的に見せていくという、
「感動のビタミンを継続的に与えていくこと」には、はっとさせられた。
大学院なんかでもそれは重要だな。
でも、今の業界には閉塞感が漂っているように思えて仕方ない。
あなたはロマンや夢を語れますか?

午後から

2005-11-21 23:03:57 | 日記
弦理論セミナー。
来週日立の外村氏の講義があるので今日はその予習。
綿村さんと、Bordemann氏が来ていて、釈迦に説法状態でした。
英語で話し始めたところ、固辞されたので日本語で。
途中、初歩的な計算でつまづいて冷や汗をかきました。
一通り話して、その後場の理論に入ったところで今日は終了。

その後、Bordemann氏のセミナー。
*積の変形の話など。

セミナー後、綿村さんと佐古さんとBordemann氏でひようらの、前田先生お勧めの豆腐屋へ。
このページのしたから二つ目。)
Bordemannさんは気さくで話題も豊富。
ドイツ出身ということもあり、第二次世界大戦と原子爆弾と科学者の話や、
彼はポストをとる前は物理が専門で、数学系のポストを取ったので
数学に切り替えた、などという話。

またもや

2005-11-20 22:46:36 | 日記
首を寝違えました。
なんでしょうね。

そういえば、本郷にいる間は何年もしつこい肩こりに悩まされてきました。
正確には、左の肩甲骨につながる僧房筋を中心とした辺りです。
慶應に移ってからつき物が落ちたように楽になりました。
原因は、ストレスだったのか、それとも通学の際の重い荷物だったのか。

昨日問い合わせをした目論見書。
一件につき100ページ以上あります。
それゆえ全部は送ってもらえないだろうと思いつつ、
とりあえず4種類の投資信託について請求してみたのでした。
なんと、昨日問い合わせをしたばかりなのに今日返事があり、
しかも全て送ってもらえるそうな。
さすが顧客満足度No.1のソニー銀行ですな。
次は特約つき外貨預金を円貨からはじめられるようにしてください。

ところで、郵便局が投資信託をはじめましたが、
販売手数料(5%)も運用手数料(1%から)も高すぎです。
誰が買うんかいな。
郵便局に資産を寝かしている老人ですか。そうですか。

また、毎月分配型投資信託が人気のようですな。
これは運用原資を毎月取り崩すので利回りは悪いです。
いや、手数料も考慮すると原価割れですな。
それでも毎月分配が欲しいということは、
おそらく意識の上でリスクをとりきれない人たちが多いという証のように思える。

それから、新聞などでは「人気投資信託」特集が盛んですが、
基準価格が高騰した投資信託に後から入っても、魅力ないのにな。
投資信託の評価額や分配、リスクの仕組みに詳しくない、
「みんなやってる」という言葉に弱い日本人に食い込む戦略が見え隠れする。