岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

布マルチの敷きなおし。

2006-06-20 10:42:29 | Weblog
結局、敷きなおすしかない、ということで、昨日ご覧のような復旧結果となりました。

M産業の方も手伝ってくれて、二時間足らずで慎重に敷きました。もうメンドーなので裸足で田に入り(これが結構気持ちヨカッタ)、何とか復旧の格好がつきました。ロールを引き、その上から水をかけ、綿を落ち着かせる。幸い大敵の風もあまりなく、好天だったので無事完了。
後、問題は水を入れ、綿を浮かせて、しかし既に苗が着土している周囲の部分とのかねあいで、しばらくは、水管理に気を遣わねばならない。この新たに敷いたマルチ(綿)から、また芽が出始める一週間くらいを何とかしのがねば。

「失敗は成功の母」とはよく言われるが、やはり素人の場合は、「成功は失敗の元」となったかも知れない。昨年、最初にしては、ホントうまく行き過ぎた。それほど苦労も無かったし、こんなに楽な農業でえぇんじゃろか、と思ったくらいの「楽農家」。多分、それを見とったお天道様が、このまま農業をナメさせたらアカン、という配慮の大雨だったようにも思われる。
農業は、天候異変も想定内と知るべし。



布マルチ修復作業。

2006-06-20 10:26:25 | Weblog
仕方ないので、その日の夕方、田に入り、出来るだけそうっと綿を引き戻し、と言ってもそんなにうまくもいかず、出来るだけ修復に努め、水抜きをした。
これが翌日の写真。三分の一くらいは助かるかナー。
でも、綿の無い部分が出来てしまったから、無農薬の米づくりのため、これから生えるであろう雑草をどうするか。やっぱり新たに敷きなおすしかないナー。

布マルチは、綿の間に種籾があり、入水後しばらくして、一週間から10日で芽と根が出始めたら落水、着土をさせる。今回のように落水・着土の前にこうなるとお手上げ。(想像を越えていたとは言え、対策を怠ったツケ)
苗が着土の後は、綿をパリパリに乾燥させることで、完全に雑草を抑える、という無農薬栽培農法。
取りあえず、M産業(布マルチ出荷企業)に連絡し、指導を仰ぐことに。

好事魔多し。

2006-06-20 10:10:15 | Weblog
先日、15日のこと。
愛しの我が布マルチが、ご覧のような悲惨なことに。
大雨も大雨、西予市宇和町山田では、一度に異常な出水があり、台風並みの雨と風。その結果が、この北側に吹き寄せられた哀れな布マルチ状況。
折悪しく、岡目八目は伊予市に居て、母からの電話、「アンタ、田んぼが流されよるヨ!」「えっ、エェーッ!?」
夕方、宇和に戻り撮影したのがこの一枚。悔やんでも後の祭り。やっと芽が出て、そろそろ水抜きをして、苗を着土させないと、と思ってた矢先のこの有様。アチャー。

昨年の「布マルチ」初体験が予想以上にうまくいき、まぁ言ってみればチト、タカをくくってたのでありました。まさかこうなるとは。約半分以上が片方に寄ってしまってます。さぁどうする。