岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

梅美人の宴、パートⅡ。

2006-03-26 13:11:21 | まちづくり
昨夜のひとコマ。

夕日のポスターを手に漫談、いやミニ公演中なのは、言わずと知れた双海のミスター夕日ことW進一氏。右は県下初の気象予報士でもある八幡浜出身のSさん(今回の仕掛け人)。
昨夜もW氏は「舌好調」。楽しい話を次から次へ。そして最後はやはり、フトコロからハーモニカを取り出して、「赤とんぼ」や「ふるさと」を披露していただいた。ご本人いわく、かつて音楽2だった人が、今や600曲をマスターし、聴衆を楽しませている。人間力の凄さが周囲に元気と勇気を与えてくれる。
身近な所に、何人かのそういう人の存在があることの幸せを思う。

酵母も人も音楽に癒され、その美味し酒と美味しい話で夜が過ぎていった。

文化施設、梅美人酒造。

2006-03-26 12:20:25 | まちづくり


昨夜は、八幡浜市の梅美人酒造にお邪魔した。

写真はシンボルの煉瓦煙突で、昭和3年、御大典記念として建てられた。高さ23m、白タイルで鮮やかに「ウメビジンホン店」の文字。港からよく見える側の面に入れられてるので、高い建物の無かった頃は、さぞや目出つPOP広告塔だったに違いない。

ここの酒蔵には、時折まちづくり関係の催しなどで世話をかけている。全く勝手な話なのだが、コレといった文化拠点の無い旧八幡浜市内では、唯一と言ってもいい民間の文化施設として、有難い存在である。
昨夜も、とあるまちづくり有志で、情報交流の懇親会場に使わせていただいた。造り酒屋さんだけに、酒には事欠かない。飲むにつれ、酔うにつれ、まちづくり談義に花が咲く。時は春、梅から桜の季節に移り、蔵で醸す人と人の出会いが、絶妙なハーモニーである。
そう言えば、この蔵元では、八幡浜市出身のバリトン歌手宮本益光氏の歌声で醸した「詩宵酒(うたよいざけ)」を発売中(¥2000)、話題となっている。実際、この蔵の中では、今もクラシック音楽が流されていて、昨夜も不思議な癒しの空間に心が満たされた。