Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

1部昇格も、難しい定着@Deutschland

2013-06-08 03:37:59 | チーム(Mannschaft)
毎シーズン上位と下位の差が激しく、わずかのチームのみに優勝が限られている1部男子。
上はこのところキールKielの独壇場で、他に上位で争っているのはライン・ネッカー・レーヴェンRhein-Necker LöwenやハンブルグHamburg程度。
毎シーズン2部のチームは1部に昇格しているわけですが、その後1部に定着しているのはかなり難しい状態で、再び2部に陥落というケースも目立っています。
ただ一時2部に低迷しながら7/8シーズンに再び昇格したベルリンBerlinはこのところ上位の常連になったり、9/10シーズンに初昇格を果たしたハノーファー・ブルグドルフHannover-Burgdorfは常に右肩上がりの成績で、今シーズンも現在6位と過去最高のランクにいます。
そして5/6シーズンに初めての昇格以来、常に中位グループのメルズンゲンMelsungen。
ただこれらは一部で、過去28シーズンを1部で過ごしたエッセンEssen。
このところは残念ながら低迷が続き、4/5シーズン以来の1部昇格を果たしたものの、今シーズンは結局最下位で再び陥落の憂き目。
エッセンは過去の栄光とは程遠い状況で、ホームを5000人収容のグルーガハレから数シーズン前からこじんまりしたハレ・ハローに移すなど、緊縮財政が続いているようです。
35シーズン振り2度目の1部昇格を果たしたノイハゥゼンNeuhausenは17位で再び陥落。
ここ4シーズンあたり、1部昇格を果たした各チームは軒並み1シーズンだけで再度翌シーズンは陥落しています。
10/11シーズンのフリーゼンハイムFriesenheim、6/7シーズンと11/12シーズンのヒルデスハイムHildesheim、10/11シーズンのハムHamm、11/12シーズンのヒュッテンベルグHüttenberg、そして11/12シーズンのベルギッシャーBergischerは来シーズン再び1部昇格ですが、かなりの厳しさが予想されます。
そういったことから来シーズンのアイゼナッハEisenachには何とか定着してほしいですが、過去8シーズンを1部で過ごしたものの、このところは2部が定着していました。
久し振りの1部でかなりのレベル差を実感すると思いますが、それは選手個々の力だけでなく財政面も常についてくることで、どこまで耐えられるか、正直なところ難しいと言うのが実情です。