Schnick, Schnack, Schnuck!

40年
改めて...

やはり、不可解・・・?@カザフスタン

2007-08-27 03:22:30 | 試合(Spiel)
 カザフスタン(Қазақстан Республикасы)のアルマトイ(Алматы)で行われているオリンピック女子アジア予選。
 
 前回アテネ大会(아테네 올림픽)銀メダル(은메달)の韓国(한국)と日本の試合は、多くの方は日本が韓国に勝利ということで喜んでおられると思いますが、何か不可解な試合内容だった模様です。
 実際に観戦したわけではありませんので100%真実とはいえないかもしれませんが、韓国サイドによると以下のようです。
 序盤は韓国がリードすると日本が追いつくという試合展開で、日本のディフェンスもよく機能したこともあって、韓国はなかなか突き放すことができなかったようです。
 前半12分に呉成玉(오성옥)選手のレッドカードがありましたが、20分あたりに金オンア(김온아)選手と怪我から復帰した禹仙姬(우순희)選手らの連続得点によって13-9としたあたりは、韓国から駆けつけた400人あまりのファンの大歓声でホールが充満したようです。
 しかし、そのあたりから審判の不可解な判定が続いて14-13と韓国の1点リードで前半を終了。
 後半に入るとさらに不可解な判定が続き、14分に許順榮(허순영)選手が累積による失格をしたときには何ともいえない表情でコートを去りました。
 ディフェンスの要を失った韓国は攻守ともに微妙に狂いが生じ、日本も激しく追い上げて20-20の同点。
 残り4秒29-29で日本は決勝ゴールを決めて、韓国はよもやの敗戦を喫したというものです。
 試合中、肝心な場面になると必ずといっていいくらい韓国は2分間退場を命じられましたが、それは日本の1回に対して7回与えられました。
 試合後、スタッフたちは「ハンドボールが嫌い」、「これだからハンドボールが世界的スポーツになれない」などのコメントを残していました。
 地元カザフスタン戦ではある程度の予想はしていたようですが、日本戦でもあからさまな判定は予想外だったようです。

 4チームによる1回戦制だけに、1つの敗戦はもはや絶望といえなくもありません。
 候補筆頭と思われた韓国が初戦でまさかの敗戦は、2位さえも危ない状況になってしまっただけでなく、モチベーション次第では4位の可能性も否定できません。
 同じくカザフスタンで行われた女子ジュニアでも不可解な判定があったようですし、もはや”中東の笛”は男子だけのものではないのかもしれません。
 個人的には男女ともどこが優勝しても構いませんが、オリンピックという大舞台だけに真のチャンピオンこそが出場すべきものと思っています(が、こうなってくると、韓国を応援したくなってきます)。
 カザフスタンは地理的には中東ではありませんが、宗教は”イスラム教”。
 結局、カザフスタンが出場権獲得というシナリオの下に大会が進行しているのかもしれません。