里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

ニガクサ(苦草)

2014年08月14日 | 7月の花

 散歩山道、涸沢のブッシュから顔を出して居た。

シソ科の花には違いなく見えたが・・・どうも花色や草丈がよく見るものとは違うような??

花色のピンクは結構濃く、花の形も唇型とは奇妙に違う。

 早速検索するとバッチリ、ヒット・・・・ニガクサと判明。

こんな身近なところの野草だって知らないとは・・・・つくづく知らない事が多過ぎる事に気づかされる。

撮影2014.7.20

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シソ科ニガクサ属:多年草

日本全土の野や山の水辺など、湿ったところに生え、地下に細長い走出枝を出す。

高さ30~70cm。葉は対生し、長さ1~2cmの葉柄があり、長さ5~10cmの卵状長楕円形~広披針形で、先端は鋭くとがり、不ぞろいの鋸歯がある。

葉の脈は表面でへこみ、よく目立ち、枝先に長さ3~10cmの花穂をだし、長さ1~1.2cmの淡紅色の花をつける。

上唇は小さくて深く2裂、下唇は3裂し、中央裂片が非常に大きく、舌のように垂れ下がる。

雄しべと雌しべは上唇の裂け目から外につきだし、花期は7~9月、在来種で日本全土、朝鮮、中国に分布